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第2章
第10話 マジか~破壊神ってばヤバい位弱いんじゃね?
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真琴と桜が荒れ果てた景色とは全くそぐわないまったりティータイムでくつろいでいるといつの間にか様々なことから復活して来た奏多が呆れ気味に主従コンビニ声を掛ける。
「真琴ー桜ー、一度アム神様のところに戻ろう。さっきのヤツさ、あれって本当に破壊神だったのかな?どう見ても大型の魔獣だろ、あれは。」
『お、奏多いつの間に。えっー?魔獣?さっきの破壊神じゃないのか?そっかーそれもそうだよな。破壊神なんて言われるくらいのヤツがギャーオって言いながら消える訳ないもんな。』
「まぁな、俺の現世の秘蔵バイブルには破壊神と呼ばれる存在があんな哀れな様子で消えるって常識はない。」
『バイブルって異世界もののラノベだろう?アハハ~何が秘蔵バイブルだよ、奏多、笑わせんなよ。」
「……いいだろうがっ、唯一の趣味なんだよ!ラノベは日本男子の嗜みだ!」
『ブフッいや、違うだろう。まぁ、人の趣味に文句はないけど、怪獣の正体ははっきりさせとく?』
「お?真琴も少しは常識が出てきたか。遅すぎとも言うがな。」
『褒めるなよ~で、どうする奏多、魔法で破壊神だったのか調べられないかな。』
「褒めておりませんがね!でもそうだな、魔法で調べるか。」
奏多は真琴が言った、魔法で調べる事が出来るかの問いに前世のラノベ知識を引っ張り出して探索魔法で敵の居場所を探し出す方法を思い出す。
「真琴、アム神様は確か、破壊神のいる場所までナビしてくれたんだよな?」
『ん?そうなの? 桜~おやつ食べたい、甘いやつね。』
「奏多様、確かにアム神様は破壊神の場所までとおっしゃっていましたが。」
「ああ、桜ありがとう。真琴、飽きっぽいぞ。初めから桜と話してる方が話が早いな。とりあえず近辺探索してみるか。探索魔法」
「凄いな、1キロ以上離れた場所まではっきり生き物の存在が確認出来る。魔力が無限って無敵じゃないか。どれ、もう少し先まで調べるとしますか。広域探索魔法、あっ、ヤバい反応あったよ。真琴ーそれらしい反応が3キロ位先に一つ発見したぞ。」
『ええっ!マジか、やっぱりそんな簡単に破壊神なんて怖い響きが消える訳ないか。おやつも食べたからサクッと反応がある場所まで転移する?』
「そうだな、今度は俺が探索魔法で居場所も完璧だし、取りあえず隠蔽魔法して転移するか。」
『了解~』「承知しました。」
それぞれ性格が丸見えの返答を聞きつつ、奏多は隠蔽魔法を3人に展開しながら本来の敵めがけて今度こそ転移した。
◇◇◇◇◇
『奏多、アレかな?』
「アレだな。」
「アレでしょうね。」
3人にアレ呼ばわりされている"破壊神"と思われる存在は目の前に現れた3人組に臆することもなく無言で高熱の魔法を放ってくる。それを3人は慌てる事もなく、桜が発動した絶対防御であっさり受け流し、それを見た"破壊神"は不敵にも笑い始める。
「真琴、今度は正解みたいだな!さっきの炎は《究極爆炎陣》と言って炎系上級魔法だから間違いない。」
奏多は現世オタク言語を連発しながら、まるで水を得た魚のように生き生きと真琴と桜へ向かって語り始めていた。余りに熱が入りすぎてすっかり"破壊神"本体を無視している奏多はやはり真琴の幼馴染で親友だと誰もが納得出来ることだろう。結果無視された状態になる"破壊神"は不敵な笑いと共に何度の上位攻撃魔法を3人目がけ放っていたが、《究極爆炎陣》の前にはなす統べなく、体力、魔力を消費していた。
ドゴーーンドゴーーンドゴーーン
ビシュンビシュンビシュンビシュン
キーイーンズダダダダ キーンズダダダダ
ガガガゴゴガゴドッゴン!!
ズドォーーーーーーン!!!
ゴガーーーン!!
・・・・・・
『奏多、そのうん蓄は何時まで続ける予定かな?やっぱり異世界に召喚されたストレス?後でラノベ新刊でも取り寄せるかな。あっ、その前にさっきから少し五月蠅い。桜~掃除するからお茶の用意お願いね~おっとその前に掃除の瞬間を携帯カメラで撮影してー。』
そして真琴は今回も徐に何も無い空間から万能掃除機を取り出し"破壊神"に向けてスイッチオン!
【ムムっ?ッグゥ——貴様あぁーやめろぉー——。。。】
ゴォーゴォーゴォー ボゴオッゴォーーボコ シュー
『どう、桜綺麗に撮れたかな?』
「真琴様、ばっちりですよ、撮りながら私も真琴様の勇姿に釘付けでした。ささ、お茶をどうぞ。」
「………真琴くんよー、またなんですか?張り切っていた俺のこの衝動は何処へ行けばいいんだよ!そもそも今回はどうやったんだよ!」
『やっぱりな、言うと思った。そんな奏多君にいいもの見せるよ。桜~携帯プリーズ。あっそうだ!ニヒヒ奏多ちょい待ち』
真琴はニヤニヤ笑いながら取り寄せスキルを発動して3人の目の前に大型スクリーンを設置して現世のミラーリングの要領で桜に撮って貰った携帯動画を再生し始める。
「……確かに退治の方法は聞いたよ?でもスクリーンは不要じゃね?ってまた掃除機かよ!どんだけ万能なんだよ。でもこれでアム神様の憂いは取り除かれた事になるな。」
大型スクリーンには"破壊神"を掃除機で吸い込む真琴の姿が何故かエンドレスで流れ、気が付けば桜がその映像に某有名映画音楽スター〇○ーズのテーマを入れ、さながら三流映画を無駄な高スペックで主の為に作成しました!みたいなモノを完成させていた。
「桜……凄いなお前。神様にこうやって退治しましたなんて見せたら面白いかもな。」
「奏多様、お褒め頂き恐縮『じゃ、見せよう』です。」
「真琴冗談だから!見せんでいい!」
『遠慮しなさんな。フフ、仕方ないな、偉大な俺様が奏多君の要望にお応え致しましょう!《ヘイッ!アム神》カモーーン』」
真琴がお取り寄せスキルを発動したと同時に手のひらからお馴染みの虹色発光があふれ出て、そこに一人の老人、いや、真琴の願い通りの姿になっていたアム神が現れる。
前ふりなしで行き成り呼び出されたアム神は、神とは言えさすがに吃驚していた。宇宙神には及ばないまでも創世記の神である、自分の意思を無視して誰かにいきなり呼び出される事などありはしない。
それがたとえ宇宙創造神だったとしても、やはり離れた場所からいきなり全ての要因を無視した召喚もどきには驚かされる、そしてそれをやってのけたが宇宙創造神のペットである真琴なのだ。
「ああー、すみません。アム神様!急に呼び出されて吃驚なさったでしょう。先ほど真琴が破壊神を排除致しましたので、そのご報告に出向こうとしましたが、止める間もなく真琴が呼び出してしまったようです。」
「……すみませんが聞き間違えでしょうか?破壊神を排除したと、まさかですよね。奏多殿でも冗談を言うのですな。」
「あーえーと、冗談ではな 」
「アム神来たね~、アム神のお願い叶えたよ~、怪獣と破壊神は俺様がキレイに掃除したからね。奏多がアム神に報告するって聞かないから、行くのは面倒だから呼び出したんだよ。ほら、観光しないといけないから俺たち忙しいからさ。」
そのなんともざっくりした話にビックリし過ぎてアム神はしばし言葉を発する事を忘れてしまっていた。
それでもそこは星の支配者である、奏多と真琴の話を精査し、今まで星を破壊していた邪神の気配がすっかり消え去っていることに気がついた。更に、破壊神が生み出した魔獣型の眷属の気配まで消え去っていた。
宇宙神様より遣わされた三人に、正確には奏多に事情を説明してからまだ小一時間しか経過していなかった事実が、いかに宇宙神様の代理とは言え、途方もない力を持っていることをまざまざと感じさせられた。
それに、話が本当なら宇宙神のペットである『宇宙神獣バニボー』一人いや、一匹での討伐である。いくらなんでもそれは考えられないことだったが、まぎれもない事実だと奏多と桜に映像付きで教えられた。
種族が宇宙神獣で称号が宇宙神のペットである。そんな一存在で星を破壊しつくす破壊神を倒してしまえる、それも頼んでからわずかの時間でである。アム神は、一見すると傍若無人なペットだが、実は凄まじく強くて勇敢、星の破壊を一秒でも早く食い止めるために奮闘したであろう真琴に感謝と畏敬の念を改めて抱き、宇宙神様のペット凄すぎ!!と野次馬気味に驚愕するアム神なのだ。
すっかり、真琴びいきになってしまったアム神は、あの掃除機で簡単に終わらせたなんちゃってエンドレス映画や真琴が面倒だとか観光に行くとかのセリフも全て素晴らしい具合に方向変換してしまっていた。
そんなアム神を見ながら、また一人真琴の毒牙にかかった老人が生まれたと、この星の運命も実は長くないのではないかと少し心配に思い始める奏多であった。
「真琴ー桜ー、一度アム神様のところに戻ろう。さっきのヤツさ、あれって本当に破壊神だったのかな?どう見ても大型の魔獣だろ、あれは。」
『お、奏多いつの間に。えっー?魔獣?さっきの破壊神じゃないのか?そっかーそれもそうだよな。破壊神なんて言われるくらいのヤツがギャーオって言いながら消える訳ないもんな。』
「まぁな、俺の現世の秘蔵バイブルには破壊神と呼ばれる存在があんな哀れな様子で消えるって常識はない。」
『バイブルって異世界もののラノベだろう?アハハ~何が秘蔵バイブルだよ、奏多、笑わせんなよ。」
「……いいだろうがっ、唯一の趣味なんだよ!ラノベは日本男子の嗜みだ!」
『ブフッいや、違うだろう。まぁ、人の趣味に文句はないけど、怪獣の正体ははっきりさせとく?』
「お?真琴も少しは常識が出てきたか。遅すぎとも言うがな。」
『褒めるなよ~で、どうする奏多、魔法で破壊神だったのか調べられないかな。』
「褒めておりませんがね!でもそうだな、魔法で調べるか。」
奏多は真琴が言った、魔法で調べる事が出来るかの問いに前世のラノベ知識を引っ張り出して探索魔法で敵の居場所を探し出す方法を思い出す。
「真琴、アム神様は確か、破壊神のいる場所までナビしてくれたんだよな?」
『ん?そうなの? 桜~おやつ食べたい、甘いやつね。』
「奏多様、確かにアム神様は破壊神の場所までとおっしゃっていましたが。」
「ああ、桜ありがとう。真琴、飽きっぽいぞ。初めから桜と話してる方が話が早いな。とりあえず近辺探索してみるか。探索魔法」
「凄いな、1キロ以上離れた場所まではっきり生き物の存在が確認出来る。魔力が無限って無敵じゃないか。どれ、もう少し先まで調べるとしますか。広域探索魔法、あっ、ヤバい反応あったよ。真琴ーそれらしい反応が3キロ位先に一つ発見したぞ。」
『ええっ!マジか、やっぱりそんな簡単に破壊神なんて怖い響きが消える訳ないか。おやつも食べたからサクッと反応がある場所まで転移する?』
「そうだな、今度は俺が探索魔法で居場所も完璧だし、取りあえず隠蔽魔法して転移するか。」
『了解~』「承知しました。」
それぞれ性格が丸見えの返答を聞きつつ、奏多は隠蔽魔法を3人に展開しながら本来の敵めがけて今度こそ転移した。
◇◇◇◇◇
『奏多、アレかな?』
「アレだな。」
「アレでしょうね。」
3人にアレ呼ばわりされている"破壊神"と思われる存在は目の前に現れた3人組に臆することもなく無言で高熱の魔法を放ってくる。それを3人は慌てる事もなく、桜が発動した絶対防御であっさり受け流し、それを見た"破壊神"は不敵にも笑い始める。
「真琴、今度は正解みたいだな!さっきの炎は《究極爆炎陣》と言って炎系上級魔法だから間違いない。」
奏多は現世オタク言語を連発しながら、まるで水を得た魚のように生き生きと真琴と桜へ向かって語り始めていた。余りに熱が入りすぎてすっかり"破壊神"本体を無視している奏多はやはり真琴の幼馴染で親友だと誰もが納得出来ることだろう。結果無視された状態になる"破壊神"は不敵な笑いと共に何度の上位攻撃魔法を3人目がけ放っていたが、《究極爆炎陣》の前にはなす統べなく、体力、魔力を消費していた。
ドゴーーンドゴーーンドゴーーン
ビシュンビシュンビシュンビシュン
キーイーンズダダダダ キーンズダダダダ
ガガガゴゴガゴドッゴン!!
ズドォーーーーーーン!!!
ゴガーーーン!!
・・・・・・
『奏多、そのうん蓄は何時まで続ける予定かな?やっぱり異世界に召喚されたストレス?後でラノベ新刊でも取り寄せるかな。あっ、その前にさっきから少し五月蠅い。桜~掃除するからお茶の用意お願いね~おっとその前に掃除の瞬間を携帯カメラで撮影してー。』
そして真琴は今回も徐に何も無い空間から万能掃除機を取り出し"破壊神"に向けてスイッチオン!
【ムムっ?ッグゥ——貴様あぁーやめろぉー——。。。】
ゴォーゴォーゴォー ボゴオッゴォーーボコ シュー
『どう、桜綺麗に撮れたかな?』
「真琴様、ばっちりですよ、撮りながら私も真琴様の勇姿に釘付けでした。ささ、お茶をどうぞ。」
「………真琴くんよー、またなんですか?張り切っていた俺のこの衝動は何処へ行けばいいんだよ!そもそも今回はどうやったんだよ!」
『やっぱりな、言うと思った。そんな奏多君にいいもの見せるよ。桜~携帯プリーズ。あっそうだ!ニヒヒ奏多ちょい待ち』
真琴はニヤニヤ笑いながら取り寄せスキルを発動して3人の目の前に大型スクリーンを設置して現世のミラーリングの要領で桜に撮って貰った携帯動画を再生し始める。
「……確かに退治の方法は聞いたよ?でもスクリーンは不要じゃね?ってまた掃除機かよ!どんだけ万能なんだよ。でもこれでアム神様の憂いは取り除かれた事になるな。」
大型スクリーンには"破壊神"を掃除機で吸い込む真琴の姿が何故かエンドレスで流れ、気が付けば桜がその映像に某有名映画音楽スター〇○ーズのテーマを入れ、さながら三流映画を無駄な高スペックで主の為に作成しました!みたいなモノを完成させていた。
「桜……凄いなお前。神様にこうやって退治しましたなんて見せたら面白いかもな。」
「奏多様、お褒め頂き恐縮『じゃ、見せよう』です。」
「真琴冗談だから!見せんでいい!」
『遠慮しなさんな。フフ、仕方ないな、偉大な俺様が奏多君の要望にお応え致しましょう!《ヘイッ!アム神》カモーーン』」
真琴がお取り寄せスキルを発動したと同時に手のひらからお馴染みの虹色発光があふれ出て、そこに一人の老人、いや、真琴の願い通りの姿になっていたアム神が現れる。
前ふりなしで行き成り呼び出されたアム神は、神とは言えさすがに吃驚していた。宇宙神には及ばないまでも創世記の神である、自分の意思を無視して誰かにいきなり呼び出される事などありはしない。
それがたとえ宇宙創造神だったとしても、やはり離れた場所からいきなり全ての要因を無視した召喚もどきには驚かされる、そしてそれをやってのけたが宇宙創造神のペットである真琴なのだ。
「ああー、すみません。アム神様!急に呼び出されて吃驚なさったでしょう。先ほど真琴が破壊神を排除致しましたので、そのご報告に出向こうとしましたが、止める間もなく真琴が呼び出してしまったようです。」
「……すみませんが聞き間違えでしょうか?破壊神を排除したと、まさかですよね。奏多殿でも冗談を言うのですな。」
「あーえーと、冗談ではな 」
「アム神来たね~、アム神のお願い叶えたよ~、怪獣と破壊神は俺様がキレイに掃除したからね。奏多がアム神に報告するって聞かないから、行くのは面倒だから呼び出したんだよ。ほら、観光しないといけないから俺たち忙しいからさ。」
そのなんともざっくりした話にビックリし過ぎてアム神はしばし言葉を発する事を忘れてしまっていた。
それでもそこは星の支配者である、奏多と真琴の話を精査し、今まで星を破壊していた邪神の気配がすっかり消え去っていることに気がついた。更に、破壊神が生み出した魔獣型の眷属の気配まで消え去っていた。
宇宙神様より遣わされた三人に、正確には奏多に事情を説明してからまだ小一時間しか経過していなかった事実が、いかに宇宙神様の代理とは言え、途方もない力を持っていることをまざまざと感じさせられた。
それに、話が本当なら宇宙神のペットである『宇宙神獣バニボー』一人いや、一匹での討伐である。いくらなんでもそれは考えられないことだったが、まぎれもない事実だと奏多と桜に映像付きで教えられた。
種族が宇宙神獣で称号が宇宙神のペットである。そんな一存在で星を破壊しつくす破壊神を倒してしまえる、それも頼んでからわずかの時間でである。アム神は、一見すると傍若無人なペットだが、実は凄まじく強くて勇敢、星の破壊を一秒でも早く食い止めるために奮闘したであろう真琴に感謝と畏敬の念を改めて抱き、宇宙神様のペット凄すぎ!!と野次馬気味に驚愕するアム神なのだ。
すっかり、真琴びいきになってしまったアム神は、あの掃除機で簡単に終わらせたなんちゃってエンドレス映画や真琴が面倒だとか観光に行くとかのセリフも全て素晴らしい具合に方向変換してしまっていた。
そんなアム神を見ながら、また一人真琴の毒牙にかかった老人が生まれたと、この星の運命も実は長くないのではないかと少し心配に思い始める奏多であった。
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