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そのじゅうよん
想像して下さい
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ラスはにこにこしながらベッドで寝転がって本を読むリシェに対して「さあ、始まりました先輩」と両手をわきわきしながら話しかけてきた。
何だ?と不思議そうな目でリシェは首を傾げる。
「定期的にやってくる『俺が先輩といちゃいちゃしまくりたくなる周期』です!」
また変な事を…と眉を寄せるリシェ。
「この周期がやってくると、とにかく先輩を可愛がりたくて可愛がりたくてたまらなくなります!!さあ先輩、覚悟して下さいね!」
えぇ…と面倒そうにラスを見上げていたリシェだが、ラスは自分が寝転がっているベッドに上がり込んで急に抱きついてきた。
ぎしっ、と二人分の重みを訴えるようにベッドが軋む。
「うわああ!何だやめろ、ひっつくな!!」
「先輩、先輩っ!はぁああ、凄く満たされる」
すりすりと柔らかい頰に頬擦りし、ラスは嬉しそうな顔でリシェを可愛がり始めた。うううと唸り、どうにか抵抗を試みる。
するとラスの手はリシェの背中を軽く指で押し、ちょうど良いスポットに当たる。
「あっ」
ぴくりと体をひくつかせ、リシェは気持ち良さそうな声を上げた。その声はやけに妖艶さを感じさせる。
ラスはどきんと胸をときめかせてしまった。
「先輩、…気持ちいい?」
更に親指で押し込む。するとリシェはふぁあっと脱力してきた。いいスポットのようだ。
…悪戯心が湧いてきた。
軋むベッドの音と、リシェの甘い声が耳に入ってきた。
『先輩、ここ弱いんですね』
『んう…っ、あううっ』
穏やかなラスの声とは逆に、余裕の無いリシェの喘ぎが対照的だった。一定のリズムで軋むベッドと、甘いリシェの喘ぎがやけに危うさを感じさせてくる。
若干興奮気味のラスの呼吸も聞こえてきた。
『あ…先輩、ここめちゃくちゃ固くなってますよ』
『んんんっ!!あ、そこ…押し、て』
『こうですか?それとも、こう?』
『ぁああっ…き、気持ちいい…もっと、やって』
『ふふ。…先輩ったら』
…何この会話。
いつものように盗み聞きをしていたスティレンは、眉間に皺を寄せながら二人の不審な会話に疑問を感じる。
『あ…!!ああっ、い…いいっ』
『はあっ…先輩、凄く…声がエッチ』
『うるさ…んんっ、そこっ、もっと!もっとしてくれ』
『贅沢ですねぇ、でもいい声で鳴いてくれるならいいですよ』
ベッドが激しく鳴り出し、リシェが甘い悲鳴を上げると同時にスティレンは顔を真っ赤にしながら椅子から立ち上がった。
あいつら何をやらかしているのか、と。
まさか自分を差し置いていやらしい事を沢山しているのかと邪推する。
『ああぁあ…!!き、気持ちいい…!!』
スティレンは勢い良く自室から飛び出していた。
「…ちょっと!!!」
やはりノックもせずにスティレンはリシェとラスの部屋に怒鳴り込んできた。
「え?」
ベッドの上でくったりとうつ伏せになるリシェと、彼の上でマッサージを施していたラスはきょとんとしていきなりやって来たスティレンに注目する。
顔を真っ赤にしながら「あんたら一体何してたのさ!」と言った。
「何って…見て分からない?」
ラスは両手をグー状態で親指を立てながらきょとんとした顔でスティレンを見る。
「は!?何…」
そのままリシェの背中に指を押し当てると、ふぁ!と軽めの叫び声が室内に響き渡る。
「ああっ!!凄い…き、気持ちいい…!」
軋むベッド。
リシェはラスのマッサージを受け、蕩けそうな声を上げていた。
それを見るなりスティレンはかああっと全身を熱くさせてしまう。同時に顔もゆでダコ状態と化す。
自分で自分が恥ずかしい。
リシェの喘ぎと、誤解を招くラスの声で変な想像をしてしまった自分がとにかく情けなかった。
「何なのさあんたら!!ほんっと、紛らわしい事をしないでよね!!むっかつく!!ああ、本当にムカつく!!」
スティレンの言葉で、ようやくラスは納得した。
「もう…また盗聴してたの?恥ずかしいからやめた方がいいよー」
「は…恥ずかしいって!!何が恥ずかしいのさ、あんたらの誤解を生む会話がもっと恥ずかしいよ!!」
盗聴をしているというのが当たり前に定着しているスティレンには、その行為が恥ずかしいという概念が抜けているようだ。
一方、リシェは心地良さそうな表情を浮かべる。
「あっ、うあ…っあ、はあぁああ…」
そして喘ぎ声。
「ちっ…くしょー!!バーカ!!変態!!」
いたたまれないのか、スティレンはそう吐き捨てるように叫びながら部屋から飛び出してしまう。
ギシギシとベッドを軋ませ続けていたラスは、どうせならもっと際どいセリフを吐けば良かったかなー、とリシェにマッサージを施していた。
何だ?と不思議そうな目でリシェは首を傾げる。
「定期的にやってくる『俺が先輩といちゃいちゃしまくりたくなる周期』です!」
また変な事を…と眉を寄せるリシェ。
「この周期がやってくると、とにかく先輩を可愛がりたくて可愛がりたくてたまらなくなります!!さあ先輩、覚悟して下さいね!」
えぇ…と面倒そうにラスを見上げていたリシェだが、ラスは自分が寝転がっているベッドに上がり込んで急に抱きついてきた。
ぎしっ、と二人分の重みを訴えるようにベッドが軋む。
「うわああ!何だやめろ、ひっつくな!!」
「先輩、先輩っ!はぁああ、凄く満たされる」
すりすりと柔らかい頰に頬擦りし、ラスは嬉しそうな顔でリシェを可愛がり始めた。うううと唸り、どうにか抵抗を試みる。
するとラスの手はリシェの背中を軽く指で押し、ちょうど良いスポットに当たる。
「あっ」
ぴくりと体をひくつかせ、リシェは気持ち良さそうな声を上げた。その声はやけに妖艶さを感じさせる。
ラスはどきんと胸をときめかせてしまった。
「先輩、…気持ちいい?」
更に親指で押し込む。するとリシェはふぁあっと脱力してきた。いいスポットのようだ。
…悪戯心が湧いてきた。
軋むベッドの音と、リシェの甘い声が耳に入ってきた。
『先輩、ここ弱いんですね』
『んう…っ、あううっ』
穏やかなラスの声とは逆に、余裕の無いリシェの喘ぎが対照的だった。一定のリズムで軋むベッドと、甘いリシェの喘ぎがやけに危うさを感じさせてくる。
若干興奮気味のラスの呼吸も聞こえてきた。
『あ…先輩、ここめちゃくちゃ固くなってますよ』
『んんんっ!!あ、そこ…押し、て』
『こうですか?それとも、こう?』
『ぁああっ…き、気持ちいい…もっと、やって』
『ふふ。…先輩ったら』
…何この会話。
いつものように盗み聞きをしていたスティレンは、眉間に皺を寄せながら二人の不審な会話に疑問を感じる。
『あ…!!ああっ、い…いいっ』
『はあっ…先輩、凄く…声がエッチ』
『うるさ…んんっ、そこっ、もっと!もっとしてくれ』
『贅沢ですねぇ、でもいい声で鳴いてくれるならいいですよ』
ベッドが激しく鳴り出し、リシェが甘い悲鳴を上げると同時にスティレンは顔を真っ赤にしながら椅子から立ち上がった。
あいつら何をやらかしているのか、と。
まさか自分を差し置いていやらしい事を沢山しているのかと邪推する。
『ああぁあ…!!き、気持ちいい…!!』
スティレンは勢い良く自室から飛び出していた。
「…ちょっと!!!」
やはりノックもせずにスティレンはリシェとラスの部屋に怒鳴り込んできた。
「え?」
ベッドの上でくったりとうつ伏せになるリシェと、彼の上でマッサージを施していたラスはきょとんとしていきなりやって来たスティレンに注目する。
顔を真っ赤にしながら「あんたら一体何してたのさ!」と言った。
「何って…見て分からない?」
ラスは両手をグー状態で親指を立てながらきょとんとした顔でスティレンを見る。
「は!?何…」
そのままリシェの背中に指を押し当てると、ふぁ!と軽めの叫び声が室内に響き渡る。
「ああっ!!凄い…き、気持ちいい…!」
軋むベッド。
リシェはラスのマッサージを受け、蕩けそうな声を上げていた。
それを見るなりスティレンはかああっと全身を熱くさせてしまう。同時に顔もゆでダコ状態と化す。
自分で自分が恥ずかしい。
リシェの喘ぎと、誤解を招くラスの声で変な想像をしてしまった自分がとにかく情けなかった。
「何なのさあんたら!!ほんっと、紛らわしい事をしないでよね!!むっかつく!!ああ、本当にムカつく!!」
スティレンの言葉で、ようやくラスは納得した。
「もう…また盗聴してたの?恥ずかしいからやめた方がいいよー」
「は…恥ずかしいって!!何が恥ずかしいのさ、あんたらの誤解を生む会話がもっと恥ずかしいよ!!」
盗聴をしているというのが当たり前に定着しているスティレンには、その行為が恥ずかしいという概念が抜けているようだ。
一方、リシェは心地良さそうな表情を浮かべる。
「あっ、うあ…っあ、はあぁああ…」
そして喘ぎ声。
「ちっ…くしょー!!バーカ!!変態!!」
いたたまれないのか、スティレンはそう吐き捨てるように叫びながら部屋から飛び出してしまう。
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