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そのきゅうじゅういち
ド変態的敏感体質
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激しく拒否され、下からジャンプして頭突きまで食らったラスはぶつけた額を押さえて「そんなに恥ずかしがらなくても」と困惑した。
気があるからキスをしたのではないのか。
好意ある人間にしか、あんな事はまずしないだろう。
「先輩、実は俺の事が好きになってるんじゃないかなって思ったりするんだけど」
「そんな訳あるか!」
「どうでもいい相手ならしないでしょー?」
追い込んでくるラスの発言に、リシェは顔を真っ赤にして恥ずかしそうに首を振る。それがまた可愛らしさを増幅させてきた。
男子校で、同性しか居ないので彼のようなタイプは特に生徒達の目を引きつける。ラスはそれを十分理解していた。
…リシェが姿を見せたら、絶対に一番に声をかけてやろうと。
「先輩」
ラスはリシェをその場に座らせ、指同士を絡めながら体を密着させる。リシェはひくひくと怯えた様子で何だよと身動ぎしていた。
あまりにも怯えるので少し戸惑ってしまいそうになるが、押せる時は押した方がいいと雑誌に書いていた事を不意に思い出し、彼の顔に自分の顔を近づけていく。
「何だよぉ…近付くなったら…やだ…」
「さっきは自分から近付いてきたのに?自分は良くてどうして俺は駄目なの、先輩」
「さ、さっきは…た、助けて、くれたから」
「普通は助けてくれたお礼にキスなんかしないですよ?」
近付く度にリシェは縮こまっていく。
ラスはそんな彼の様子に更に胸がきゅんとして、ついいじめたくなってしまう。目を閉じ、ふるふると震えながら反論するリシェの頰に触れ、軽くふふっと笑った。
いよいよ危険を感じたのか。
リシェはラスを見上げ、助けを乞うような瞳で「や、やだ」と小さく反抗の意思を示した。
「そんなに近付くなっ」
「無理ですよ。俺、先輩をずっと見ていたいんだもん」
「俺なんか見たって何の得もしない!」
「俺は得しまくりますよ」
うう、とリシェは呻く。
密着したまま、ラスはリシェの顎に触れる。風呂上りの為に、余計手触りの良い肌はラスの指先をするりと滑った。
このまま思いっきり押し倒して好き放題したいという欲望がふつふつと湧いてくる。だがそんな事をしたら今までの積み上げてきたものが総崩れだ。
リシェのように警戒心が高いタイプは少しずつ慣らしつつ、たまには刺激的に攻めていかないと。
「先輩、俺からキスしちゃだめ?」
「ひ…む、無理…だめ…」
とにかくリシェはされる事に関してはガードが固かった。それでもラスは更に押す。
「少しだけ。軽く触れる位は?」
瞼が震えているのが分かる。
多少の触れ合いで起きる擦れた音ですら、緊張を高めるスパイスになった。
「一瞬だけ。ねっ?先輩」
リシェはきつく目を閉じると、首を弱々しく振りながら「もう、何で」と抗いながら切なげに呟く。
「あんな事されたら、先輩が好きだから余計に期待しちゃう。それならしなくても、良かったのに」
「う…うう…」
きゅううっと目を閉じたリシェは、ラスに顔を向けた。
意を決したのか、早く済ませたいのか。
先程までの拒否っぷりからの変わりっぷりに、ラスはついくすりと笑った。
「毎回先輩からだったからさ、たまには俺からキスしてもいいかなって思って」
「恥ずかしい、から、はやくしてくれ」
苦笑するラスは、リシェの頰を包むと優しく唇にキスをした。ぴくりと瞼を反応させるリシェはやや眉を寄せると、軽く唇を動かす。
柔らかい感触を真近で受けたラスはそのまま強く唇を押し付け、リシェを抱き締めた。
「んん」
小さく声を漏らすリシェ。
合間合間に唇を離しては、再び深く口付ける。
「う…はあっ、ら、ラス」
「…先輩、凄く嬉しい」
「あっ…ラス、もうやめっ」
リシェはラスの腕の中で蠢き、自分の両手を使い相手の胸元を押し出そうとしていた。一方のラスはまだキスをしたくて更に密着しようとする。
舌を絡めようと唇を開いたその時だった。
びくりとリシェは身を震わせる。
「ラスっ、駄目っ…これ以上されたら…!」
「…え!?」
…忘れていた。
リシェは酷く感じやすいという事に。
華奢な体がびくんびくんと震え、彼の唇から甘さの入った悲鳴が漏れてしまう。
「あ…っ!!や、やぁあああ…!!」
ラスの腕の中で、リシェは激しく痙攣してしまう。
「せ、先輩っ!?」
体内からの熱を吐き出した後、リシェは恥ずかしさで俯き、やがてしくしくと泣き出した。
強過ぎる刺激に耐えきれなかった模様。結果、リシェは下腹を隠すようにして身を縮こませる。
「だ、だからっ…無理だって言ったのに!」
「ええっ…」
先輩、まさかキスだけでいっちゃった?
ラスはリシェの痴態に、つい体が熱くなった。
「全部お前のせいだっ…」
折角大浴場に入ってきたのに、またシャワーを浴びなければならないし洗濯をしなければならないではないかとリシェは泣きながら訴える。
…何というか。
ラスはつい股間をひたすら隠そうともじもじさせるリシェを見ながら悶々としてしまった。
「いい。…先輩、凄くエッチだ。キスだけでいく人なんてある意味才能だと思いますよ!!」
思ったままを口にすると、リシェは泣きながらラスに怒鳴る。
「誰のせいでこうなったと思っているんだ、ド変態!!何のフォローにもなってないじゃないか!!」
褒めているようだが、逆に恥ずかしくなる。
リシェは体を隠し、ラスをひたすら罵倒していた。
気があるからキスをしたのではないのか。
好意ある人間にしか、あんな事はまずしないだろう。
「先輩、実は俺の事が好きになってるんじゃないかなって思ったりするんだけど」
「そんな訳あるか!」
「どうでもいい相手ならしないでしょー?」
追い込んでくるラスの発言に、リシェは顔を真っ赤にして恥ずかしそうに首を振る。それがまた可愛らしさを増幅させてきた。
男子校で、同性しか居ないので彼のようなタイプは特に生徒達の目を引きつける。ラスはそれを十分理解していた。
…リシェが姿を見せたら、絶対に一番に声をかけてやろうと。
「先輩」
ラスはリシェをその場に座らせ、指同士を絡めながら体を密着させる。リシェはひくひくと怯えた様子で何だよと身動ぎしていた。
あまりにも怯えるので少し戸惑ってしまいそうになるが、押せる時は押した方がいいと雑誌に書いていた事を不意に思い出し、彼の顔に自分の顔を近づけていく。
「何だよぉ…近付くなったら…やだ…」
「さっきは自分から近付いてきたのに?自分は良くてどうして俺は駄目なの、先輩」
「さ、さっきは…た、助けて、くれたから」
「普通は助けてくれたお礼にキスなんかしないですよ?」
近付く度にリシェは縮こまっていく。
ラスはそんな彼の様子に更に胸がきゅんとして、ついいじめたくなってしまう。目を閉じ、ふるふると震えながら反論するリシェの頰に触れ、軽くふふっと笑った。
いよいよ危険を感じたのか。
リシェはラスを見上げ、助けを乞うような瞳で「や、やだ」と小さく反抗の意思を示した。
「そんなに近付くなっ」
「無理ですよ。俺、先輩をずっと見ていたいんだもん」
「俺なんか見たって何の得もしない!」
「俺は得しまくりますよ」
うう、とリシェは呻く。
密着したまま、ラスはリシェの顎に触れる。風呂上りの為に、余計手触りの良い肌はラスの指先をするりと滑った。
このまま思いっきり押し倒して好き放題したいという欲望がふつふつと湧いてくる。だがそんな事をしたら今までの積み上げてきたものが総崩れだ。
リシェのように警戒心が高いタイプは少しずつ慣らしつつ、たまには刺激的に攻めていかないと。
「先輩、俺からキスしちゃだめ?」
「ひ…む、無理…だめ…」
とにかくリシェはされる事に関してはガードが固かった。それでもラスは更に押す。
「少しだけ。軽く触れる位は?」
瞼が震えているのが分かる。
多少の触れ合いで起きる擦れた音ですら、緊張を高めるスパイスになった。
「一瞬だけ。ねっ?先輩」
リシェはきつく目を閉じると、首を弱々しく振りながら「もう、何で」と抗いながら切なげに呟く。
「あんな事されたら、先輩が好きだから余計に期待しちゃう。それならしなくても、良かったのに」
「う…うう…」
きゅううっと目を閉じたリシェは、ラスに顔を向けた。
意を決したのか、早く済ませたいのか。
先程までの拒否っぷりからの変わりっぷりに、ラスはついくすりと笑った。
「毎回先輩からだったからさ、たまには俺からキスしてもいいかなって思って」
「恥ずかしい、から、はやくしてくれ」
苦笑するラスは、リシェの頰を包むと優しく唇にキスをした。ぴくりと瞼を反応させるリシェはやや眉を寄せると、軽く唇を動かす。
柔らかい感触を真近で受けたラスはそのまま強く唇を押し付け、リシェを抱き締めた。
「んん」
小さく声を漏らすリシェ。
合間合間に唇を離しては、再び深く口付ける。
「う…はあっ、ら、ラス」
「…先輩、凄く嬉しい」
「あっ…ラス、もうやめっ」
リシェはラスの腕の中で蠢き、自分の両手を使い相手の胸元を押し出そうとしていた。一方のラスはまだキスをしたくて更に密着しようとする。
舌を絡めようと唇を開いたその時だった。
びくりとリシェは身を震わせる。
「ラスっ、駄目っ…これ以上されたら…!」
「…え!?」
…忘れていた。
リシェは酷く感じやすいという事に。
華奢な体がびくんびくんと震え、彼の唇から甘さの入った悲鳴が漏れてしまう。
「あ…っ!!や、やぁあああ…!!」
ラスの腕の中で、リシェは激しく痙攣してしまう。
「せ、先輩っ!?」
体内からの熱を吐き出した後、リシェは恥ずかしさで俯き、やがてしくしくと泣き出した。
強過ぎる刺激に耐えきれなかった模様。結果、リシェは下腹を隠すようにして身を縮こませる。
「だ、だからっ…無理だって言ったのに!」
「ええっ…」
先輩、まさかキスだけでいっちゃった?
ラスはリシェの痴態に、つい体が熱くなった。
「全部お前のせいだっ…」
折角大浴場に入ってきたのに、またシャワーを浴びなければならないし洗濯をしなければならないではないかとリシェは泣きながら訴える。
…何というか。
ラスはつい股間をひたすら隠そうともじもじさせるリシェを見ながら悶々としてしまった。
「いい。…先輩、凄くエッチだ。キスだけでいく人なんてある意味才能だと思いますよ!!」
思ったままを口にすると、リシェは泣きながらラスに怒鳴る。
「誰のせいでこうなったと思っているんだ、ド変態!!何のフォローにもなってないじゃないか!!」
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