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第一章(約11万字)
第48話:連係
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ギャアアアアアアアアアア‼
左前脚を切断されたことで痛みを感じたのか、ドラゴンはジタバタと暴れながら叫んだ。
完全にドラゴンを怒らせてしまったらしく、その後は翼を使って空を飛びながら俺を目掛けて次々と攻撃を仕掛けてくる。
「おおっと!」
口から勢いよく炎を出してきたので、俺は背後にシーナとアリアがいないことを確認して余裕で回避する。
冷静さを失った攻撃は直情的なわかりやすい動きなので避けやすい。
更には、ソラ、ダイヤ、コッコの三体が縦横無尽に動き回ることでドラゴンの動きを誘導してくれているおかげで、最小限の体力消費で済んでいる。
これなら、長期戦になっても大丈夫だろう。
とはいえ、俺の見立てではそれほど長くはかからないはず。
さて、そろそろか?
――と思っていたところ。
「カズヤさん、離れてください!」
魔法の準備を始めていたシーナが合図を送ってきた。
俺はシーナの声に反応して、ドラゴンから距離をとる。
すると、シーナの方から勢いよく無詠唱の火球が放たれた。
ドオオオオオオオオンンンンンッッ‼
火球はエンシェント・ドラゴンの顔に直撃し、大爆発。
プスプスと焦げた臭いがしたと同時に、一時的に視力を奪われたドラゴンが怯んだ。
攻撃自体は致命的なダメージにはならなかったが、これで十分だ。
「あとは、俺の仕事だな」
俺はドラゴンが怯んだ隙を活かすべく、一気に距離を縮めた。
そして、首に剣を一閃。
ザン!
首も当然ながら可動部なので、防御力が低い場所。
狙い通りに斬り落とすことに成功したのだった。
ドラゴンの首が地面に落下すると同時に、脱力した胴体が勢いよく崩れ落ちる。
「よっと……」
俺はドラゴンの下敷きにならないよう避けながら、シーナとアリアのもとへ戻ったのだった。
「ふう、なんとかなったな」
一時はどうなるかと思ったが、頑張ればなんとかなるものなんだな。
経験値以外の部分でまた一つ、冒険者としてレベルアップできた気がする。
「カズヤさん、お疲れ様です! 凄かったです!」
「シーナの魔法のおかげだよ」
「そ、そんなことないです! 私の攻撃なんて全然……」
「いやいや、本当に助かってたんだけど……」
一見すると俺の攻撃だけで倒したように見えたかもしれない。
だが、一人であのドラゴンを相手にしなければならなかったとすると、あのスピードとパワーはかなり厄介だった。
それ故に、シーナの貢献は本当に大きかった。
まあ、この話は後でゆっくりするとして――
さすがに疲れた。
「さて、アーネスに戻ろう」
俺はドラゴンを《収納魔法》でしっかりと回収し、またソラに乗せてもらう形でこの場を後にしたのだった。
左前脚を切断されたことで痛みを感じたのか、ドラゴンはジタバタと暴れながら叫んだ。
完全にドラゴンを怒らせてしまったらしく、その後は翼を使って空を飛びながら俺を目掛けて次々と攻撃を仕掛けてくる。
「おおっと!」
口から勢いよく炎を出してきたので、俺は背後にシーナとアリアがいないことを確認して余裕で回避する。
冷静さを失った攻撃は直情的なわかりやすい動きなので避けやすい。
更には、ソラ、ダイヤ、コッコの三体が縦横無尽に動き回ることでドラゴンの動きを誘導してくれているおかげで、最小限の体力消費で済んでいる。
これなら、長期戦になっても大丈夫だろう。
とはいえ、俺の見立てではそれほど長くはかからないはず。
さて、そろそろか?
――と思っていたところ。
「カズヤさん、離れてください!」
魔法の準備を始めていたシーナが合図を送ってきた。
俺はシーナの声に反応して、ドラゴンから距離をとる。
すると、シーナの方から勢いよく無詠唱の火球が放たれた。
ドオオオオオオオオンンンンンッッ‼
火球はエンシェント・ドラゴンの顔に直撃し、大爆発。
プスプスと焦げた臭いがしたと同時に、一時的に視力を奪われたドラゴンが怯んだ。
攻撃自体は致命的なダメージにはならなかったが、これで十分だ。
「あとは、俺の仕事だな」
俺はドラゴンが怯んだ隙を活かすべく、一気に距離を縮めた。
そして、首に剣を一閃。
ザン!
首も当然ながら可動部なので、防御力が低い場所。
狙い通りに斬り落とすことに成功したのだった。
ドラゴンの首が地面に落下すると同時に、脱力した胴体が勢いよく崩れ落ちる。
「よっと……」
俺はドラゴンの下敷きにならないよう避けながら、シーナとアリアのもとへ戻ったのだった。
「ふう、なんとかなったな」
一時はどうなるかと思ったが、頑張ればなんとかなるものなんだな。
経験値以外の部分でまた一つ、冒険者としてレベルアップできた気がする。
「カズヤさん、お疲れ様です! 凄かったです!」
「シーナの魔法のおかげだよ」
「そ、そんなことないです! 私の攻撃なんて全然……」
「いやいや、本当に助かってたんだけど……」
一見すると俺の攻撃だけで倒したように見えたかもしれない。
だが、一人であのドラゴンを相手にしなければならなかったとすると、あのスピードとパワーはかなり厄介だった。
それ故に、シーナの貢献は本当に大きかった。
まあ、この話は後でゆっくりするとして――
さすがに疲れた。
「さて、アーネスに戻ろう」
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