9 / 13
性的安心感を与えたようで 9
しおりを挟む
「おおっ」と顔を上げると、トップギァで摩っていた。一気に「あぁぁぁ」大きくなりかけてチャンスと思い、ベットに上がり仁王立ちした。ここを逃したらと・・その思いが男をその気にさせたようだ。
薄暗い中で、男は恥じらいを無くし刺激をもっと下さいと言うような体勢になって、男は「うぅぅぅ」苦しいのか、快感なのか分からないほどの呻きが続くと、成せばなる形でシャッターチャンスを見逃すことなく撮れたのである。
やっと依頼者に性的安心感を与えたようでホッとした。ただ、そこに私の下着も映ってしまったのは失敗である。
・・
その後、写真を見た依頼者から直接私宛に連絡があった「ありがとうございました。私が出来ない事をしていただいたようで感謝です」と、下着の映っていたのを、好意に捉えてくれた。
私がどんだけ苦労したかと言いたいが「性」に対する考え方、肉体の正常を依頼者に伝えてあげた。それは、相談所所長である佐伯も笑顔で頷いていたので良かったと思った。
その後、カップル誕生、婚約までとなり礼金が支払われて、私に思いがけない大金が振り込まれていた。そんな佐伯は欲の無い男である。
・・
それから2週間後に吃驚させられたのは、佐伯本人を調査してほしいと依頼が入ったという。彼は照れながら会員G18と名前を伏せた。
佐伯は私に好印象を持たせる為か、いつもより身だしなみを整えていたのは可笑しい。そして佐伯と一緒に着いた先は、佐伯結婚相談所という小さな表札の自宅だった。
サラリーマンらしく普通の住宅で、中に入ると資料が高く積まれていて湿っぽいソファーが置かれていた。その薄暗い玄関は昔風の造りで、いかにも個人相談所なのだ。
そこで会員G18 からの依頼を正式に伝えてきたが、いつの間に佐伯が入会していたのは笑ってしまう。
佐伯の身上書は、住宅、年収 趣味から、健康、親兄弟関係と・・当たり前のレポートは揃っているのでOKだけど、相談を受けたのは封書2通で相談所宛と私宛で「秘書 三浦様」と書いてあった。
佐伯は、私宛の封書は糊付けされて開けた様子もなく読むと「三浦様 同性であることで宜しくお願いします」と、佐伯の性生活に関する事の調査で、思わず声を出してしまったのだ。
「え!」つづく
薄暗い中で、男は恥じらいを無くし刺激をもっと下さいと言うような体勢になって、男は「うぅぅぅ」苦しいのか、快感なのか分からないほどの呻きが続くと、成せばなる形でシャッターチャンスを見逃すことなく撮れたのである。
やっと依頼者に性的安心感を与えたようでホッとした。ただ、そこに私の下着も映ってしまったのは失敗である。
・・
その後、写真を見た依頼者から直接私宛に連絡があった「ありがとうございました。私が出来ない事をしていただいたようで感謝です」と、下着の映っていたのを、好意に捉えてくれた。
私がどんだけ苦労したかと言いたいが「性」に対する考え方、肉体の正常を依頼者に伝えてあげた。それは、相談所所長である佐伯も笑顔で頷いていたので良かったと思った。
その後、カップル誕生、婚約までとなり礼金が支払われて、私に思いがけない大金が振り込まれていた。そんな佐伯は欲の無い男である。
・・
それから2週間後に吃驚させられたのは、佐伯本人を調査してほしいと依頼が入ったという。彼は照れながら会員G18と名前を伏せた。
佐伯は私に好印象を持たせる為か、いつもより身だしなみを整えていたのは可笑しい。そして佐伯と一緒に着いた先は、佐伯結婚相談所という小さな表札の自宅だった。
サラリーマンらしく普通の住宅で、中に入ると資料が高く積まれていて湿っぽいソファーが置かれていた。その薄暗い玄関は昔風の造りで、いかにも個人相談所なのだ。
そこで会員G18 からの依頼を正式に伝えてきたが、いつの間に佐伯が入会していたのは笑ってしまう。
佐伯の身上書は、住宅、年収 趣味から、健康、親兄弟関係と・・当たり前のレポートは揃っているのでOKだけど、相談を受けたのは封書2通で相談所宛と私宛で「秘書 三浦様」と書いてあった。
佐伯は、私宛の封書は糊付けされて開けた様子もなく読むと「三浦様 同性であることで宜しくお願いします」と、佐伯の性生活に関する事の調査で、思わず声を出してしまったのだ。
「え!」つづく
0
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる