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メイドカフェに居るような気分 11
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エプロンは派手なメイド風で、ちょっと呆れて引いてしまった。まあ、歳を取っても独身だから仕方ないと思うが、この話題のレポートは書くべきか迷う。
突っ込んだ話を聞くと、こそっと聞こえたのはメイド喫茶の女子に「お帰りなさいませ、ご主人様・・と言われると、また行きたくなるんだよな」
そうか!佐伯の癒しの場なのかと思うと、拒否することは出来ない。コレクションと思われるメイド風エプロンを着けたら佐伯は喜んで、そのまま リビングのソファーに座り込んでしまったので 「料理しないんですか!」
「やはり癒されるな~」
メイドカフェに居るような気分なのか、珈琲までも私に頼むので「お高いですよ!」怒ったフリをしたら、高くても OKと言いたいのか、私のエプロンを眺めてくる。
ならばと「お帰りなさいませ、ご主人様」可愛く膝まづいて言うと、スケベそうに喜ぶのは、並みのオヤジ以下にみえて印象が悪く軽蔑した。
「メイドに触らないでね」
そう忠告すると「触ったことは、一度もないよ!」ムキになって言うのが印象的で、根っからのお人好しでもあるようだ。
「逆に触られるのは好きだけど・・」
「そうですか!レポートに書きますよ」
「冗談です、ごめん」佐伯は依頼者G18会員には好意を持っているようだった。
考えてみれば触られるのが好きだと言うので、調査するには願ったり叶ったりで、内心楽になって「じゃ触って貰いたいんですか」
睨みながら話を進めたら、レポートが気になるらしく黙ってしまう「触ってあげますよ。何処ですか!」
「ん、手の届かない背中が痒くて」白々しく、ありもしない嘘を付いていてくる。
やはりレポートで、書かれては困るらしくて「G18さんが好きなんでしょ、彼女も佐伯さんのこと好きらしいですよ。いろいろ質問してますからね!」
「そう?」と感情を抑えて背中を向けた。つづく
突っ込んだ話を聞くと、こそっと聞こえたのはメイド喫茶の女子に「お帰りなさいませ、ご主人様・・と言われると、また行きたくなるんだよな」
そうか!佐伯の癒しの場なのかと思うと、拒否することは出来ない。コレクションと思われるメイド風エプロンを着けたら佐伯は喜んで、そのまま リビングのソファーに座り込んでしまったので 「料理しないんですか!」
「やはり癒されるな~」
メイドカフェに居るような気分なのか、珈琲までも私に頼むので「お高いですよ!」怒ったフリをしたら、高くても OKと言いたいのか、私のエプロンを眺めてくる。
ならばと「お帰りなさいませ、ご主人様」可愛く膝まづいて言うと、スケベそうに喜ぶのは、並みのオヤジ以下にみえて印象が悪く軽蔑した。
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「そうですか!レポートに書きますよ」
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