4 / 7
愛情を捧げることには 4
しおりを挟む
美子にも振られてしまい、一人で待ち合わせの場所に行くと、すんなり出会えたのは互いに雰囲気で分かった。彼は私より若く学生だったと初めて知る。
既にお礼を言って乾杯をしていたが、彼は飲めない体質のようで盛り上がらない。それでも音楽の話題になると「カラオケに行きましょうか?」そう言い出す。
そもそも学生である彼は、お酒はそんなに好きじゃないらしくて、近くにあるカラオケ店が希望のようで、仕方なく場所を移動することになる。
私はもう少し酔わないと歌えないと言ったら、彼は勝手に歌い始めたのだが、歌が上手で聞き入ってしまうことに。
美子に言われたことが一つあって、若い子は人生経験が浅いので刺激的なことをすると勘違いするよ。もしかしてストーカーにでもなったら大変だよと、酒の席で口癖のように言ってたのを思い出して、お気に入りの曲を1つ歌って別れたんだ。
真知子が冷静で居られたのは、きっと付き合い始めているタケオの存在がそうさせているように思えた。
学生の彼と会社員のタケオとの歳の差は20才くらいは離れているし、既婚者という安心感があるタケオとの出会いは、美子からも羨ましく思われていた。
そう言われても、優柔不断な真知子は両方と付き合っていたら、ある日タケオに「ねぇ~私達って、ホントに神様が与えてくれたカップルかな」
「どうかな?神様にも色んな神様がいるからな」
「どんな?」
「悪魔の神!奈落の底に突き落とす神さ」
「そんな神さまだったら当たってるかも 」
「え、俺の事か?」
「ちがう、私の事・・ねぇ~タケオは私の事、どういう気持ちで付き合ってるの?」
「・・」タケオは既婚者として、真知子にすべての愛情を捧げることには無理があった。
・・
一方で、本当に相席した年下の高木君とは図書館に行ったり公園に行ったりランチしたりして、精神的な付き合い方をしていた。真知子のことを「岡田さん」と呼ぶので、姉貴のような存在でイライラしてしまう事も多くなる。つづく
既にお礼を言って乾杯をしていたが、彼は飲めない体質のようで盛り上がらない。それでも音楽の話題になると「カラオケに行きましょうか?」そう言い出す。
そもそも学生である彼は、お酒はそんなに好きじゃないらしくて、近くにあるカラオケ店が希望のようで、仕方なく場所を移動することになる。
私はもう少し酔わないと歌えないと言ったら、彼は勝手に歌い始めたのだが、歌が上手で聞き入ってしまうことに。
美子に言われたことが一つあって、若い子は人生経験が浅いので刺激的なことをすると勘違いするよ。もしかしてストーカーにでもなったら大変だよと、酒の席で口癖のように言ってたのを思い出して、お気に入りの曲を1つ歌って別れたんだ。
真知子が冷静で居られたのは、きっと付き合い始めているタケオの存在がそうさせているように思えた。
学生の彼と会社員のタケオとの歳の差は20才くらいは離れているし、既婚者という安心感があるタケオとの出会いは、美子からも羨ましく思われていた。
そう言われても、優柔不断な真知子は両方と付き合っていたら、ある日タケオに「ねぇ~私達って、ホントに神様が与えてくれたカップルかな」
「どうかな?神様にも色んな神様がいるからな」
「どんな?」
「悪魔の神!奈落の底に突き落とす神さ」
「そんな神さまだったら当たってるかも 」
「え、俺の事か?」
「ちがう、私の事・・ねぇ~タケオは私の事、どういう気持ちで付き合ってるの?」
「・・」タケオは既婚者として、真知子にすべての愛情を捧げることには無理があった。
・・
一方で、本当に相席した年下の高木君とは図書館に行ったり公園に行ったりランチしたりして、精神的な付き合い方をしていた。真知子のことを「岡田さん」と呼ぶので、姉貴のような存在でイライラしてしまう事も多くなる。つづく
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる