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第三章 人類の賭け
Day38 覚悟の二日前
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《NASA/PDCO オペレーションルーム》
巨大スクリーンに映るのは、
ほとんど動いているように見えない
三本の線だった。
青い線――地球軌道。
灰色の線――オメガの軌道。
細い白い線――アストレアA。
その交点近くに、
新しいラベルがついている。
〈B-plane impact parameter:
0.2 km(±0.3 km)〉
フライトディレクターが
静かに説明した。
「昨日のフルリハーサルを経て、
最後の微調整――
TCM-2(軌道修正マヌーバ)も完了。」
「これで、
アストレアAは“手放しモード”です。」
「もう、
我々が“押したり引いたり”
できる段階は過ぎました。」
スタッフのひとりが
モニターの別ウィンドウを開く。
そこには大きく、
こう表示されていた。
〈Day36 IMPACT WINDOW:
14:23 UTC(±90秒)〉
「B面上の“インパクトパラメータ”は
ほぼ理想値。」
「これはつまり、
“狙っている横方向のズレ”は
数百メートル以内ってことだ。」
若いスタッフが
思わずつぶやく。
「宇宙スケールで見たら、
ほぼ“ど真ん中”ですね。」
アンナ・ロウエルは、
腕を組んだまま
モニターを見つめていた。
「……あとは、
“オメガがどれくらい
“素直な岩”かどうか、ね。」
広報担当が
小さく笑う。
「“素直な岩”って、
公式発表には使えませんよ。」
「“内部構造の不均一性と回転状態による
運動量伝達の不確実性”あたりで
手を打ってください。」
アンナも
少しだけ口元を緩めた。
「じゃあ、
カメラ位置とテレメトリの
最終確認を。」
彼女は
スクリーンの隅に出ている
カウントダウンに目を向けた。
〈オメガ予測落下日まで:38日
Xデー(Day36)まで:あと2日〉
(あと二日で、
世界中がこの数字に
目を釘付けにされる。)
(でも一番怖いのは、
“これで全部終わり”だと
思われること。)
《JAXA/ISAS 相模原キャンパス/ブリーフィング室》
会議テーブルの真ん中に、
一枚の紙が置かれている。
〈Day36 中継時
JAXA説明パート構成案〉
1. オメガの現在の軌道
2. アストレアAの役割と“押し方”
3. プラネタリーディフェンス(惑星防衛)の考え方
4. もし十分にズレなかった場合
→ ツクヨミ計画の位置づけ
白鳥レイナが
ペンを持ちながら言う。
「“プラネタリーディフェンス”は、
必ず日本語と英語で両方言って。」
「“惑星防衛”って言葉も一緒に出す。」
「“アニメの必殺技みたい”だって
クスッと笑われてもいいから、
耳に残るように。」
広報担当が頷く。
「Day36特番の中で、
最低三回は
“プラネタリーディフェンス”が
聞こえるようにします。」
若手研究者が
別の資料をめくる。
「美星スペースガードセンターからの
追観測データも、
Day35まで連続で入っています。」
「“日本もちゃんと空を見ている”ってことは
数字付きで示せそうです。」
スクリーンに映し出された
グラフの一つに、
小さくラベルが付く。
〈美星スペースガードセンター
追観測による軌道解の“締まり”〉
レイナは、
その文字を見て少しだけ目を細めた。
「……あそこが
真面目に夜空を見続けてくれてなかったら、」
「私たちは今、
こんな“派手な仕事”すら
できてなかったかもしれないのよね。」
若手が笑う。
「“派手”って……
地味にモニターとにらめっこしてるだけですけど。」
レイナも笑い返した。
「Day36は、
世界中の目が
NASAやESAだけじゃなく
JAXAにも向く。」
「そのとき
“この国にもちゃんと
空を見てる人たちがいる”って、
少しでも伝わればいい。」
ホワイトボードの端には、
スタッフの誰かが
書き込んでいた。
〈Xデーまで、あと2日〉
《東京都内・とあるマンション》
リビングのテーブルに、
コンビニの弁当と
スーパーの惣菜が並んでいる。
テレビでは、
バラエティ番組とニュースが
交互にオメガ特集を流している。
「Day36の“Xデー”まで、
残り二日となりました――」
ニュースキャスターの声が
リビングに響く。
「……ねえ。」
小学生の息子が、
唐揚げをつつきながら言った。
「Xデーの日さ、
学校、行った方がいいの?」
母親は
箸を止めて、
夫の顔をちらりと見る。
会社員の父親は、
缶ビールを持ったまま
テレビと子どもの間で視線を泳がせた。
「うーん……
行く“ことになってる”からな。」
「“休んでもいいですよ”とは
言われてないし。」
息子が続ける。
「でも、
友だちの家は
“その日は家族でテレビ見るから
休ませる”って言ってた。」
「俺も、
ママとパパと一緒に
テレビ見てたい。」
母親は、
少しだけ息を飲んだ。
(そう言うと思ってた。)
(“行きなさい”って言うのが
正しいのか、
“休んでいいよ”って言うのが
正しいのか。)
父親が、
缶をテーブルに置いた。
「……よし、
じゃあこうしよう。」
「学校には
“午前中だけ行く”って連絡する。」
「午前中は授業受けて、
帰ってきて、
夜はみんなで中継見る。」
「それなら、
先生にも友だちにも
顔を出せるし、」
「俺たちとも
一緒にいられる。」
息子の顔が
ぱっと明るくなる。
「いいの?」
「うん。」
母親も笑った。
「先生には
ちゃんと理由言おうね。」
「“怖くて休む”じゃなくて、
“家族で一緒にいたい”って。」
そのとき、
部屋のスマホが一斉に震えた。
ビッ、ビッ、ビッ――
画面には
赤い帯とともに
文字が表示される。
〈【訓練】全国瞬時警報システム(Jアラート)
オメガXデーを想定した試験配信です〉
息子が
思わずスマホを落としそうになる。
「な、なにこれ。」
父親が
慌てて説明する。
「大丈夫、訓練だ。」
「“本番でちゃんと鳴るか”の
テスト。」
母親は、
震えた手でスマホを握りしめた。
(“訓練”って分かってても、
心臓に悪いわ。)
テレビも、
速報テロップを出していた。
〈ただいまオメガXデーを想定した
Jアラート訓練を実施しました〉
キャスターが
落ち着いた声で説明する。
「本番では、
アストレアAの結果や
オメガの軌道変化に応じて、
必要に応じ全国や一部地域に
避難を呼びかける可能性があります。」
「“鳴らないで済む”ことが
いちばんですが――」
テーブルの上、
弁当の湯気が
少しだけ冷め始めていた。
父親が
もう一度缶を持ち上げる。
「……とりあえず、
今日は食べよう。」
「Xデーがどうとか、
オメガがどうとか、」
「全部考えるのは、
ご飯のあとにしよう。」
息子は、
こくりと頷いて
冷めかけた唐揚げを口に運んだ。
しょっぱい味が
いつもより少しだけ、
遠く感じた。
《新聞社・社会部》
夕刊締め切り前。
フロアのあちこちで、
“Xデー特集”の見出しが
ホワイトボードに書かれている。
〈Xデーまであと2日
家族は、どこで空を見るか〉
〈Jアラート訓練に
“怖すぎる”の声も〉
桐生誠は、
自分のデスクで
取材メモを整理していた。
・結婚式を予定通り行うカップル
・Xデーセールを嫌々手伝う店員
・学校に行かせるか迷う親
・“あえて普通に残業する”と決めた会社員
若手記者が
スマホを見ながら言う。
「“Xデーまであと2日”って
トレンドに上がってますね。」
「“#Xデーの過ごし方”
“#最後じゃない金曜日”とか。」
桐生は、
思わず吹き出しそうになって
こらえた。
「“最後じゃない金曜日”か。」
「うまいこと言うな。」
「“最後”って決まってないのに
そう呼ばざるを得ない
この空気ごと、
記事に入れておきたいな。」
編集長が声をかける。
「桐生、
Day38の分は
“人々の準備と、
“訓練の恐怖”で頼む。」
「Xデーまでのカウントダウン、
残り二回だ。」
「その次は、
いよいよ“前日”だぞ。」
桐生は
画面にタイトルを打ち込んだ。
『Xデーまであと2日――
“訓練”に震える手と、
家族の選ぶ場所』
モニター隅に
数字が表示されている。
〈オメガ予測落下日まで:38日
Xデー(Day36)まで:あと2日〉
(この数字を、
どんな形で
読者の心に残すか。)
(“怖がらせるため”じゃなく、
“考えてもらうため”に。)
キーボードに指を置き、
彼は書き始めた。
Day38。
“世界の矢”が飛び込む日まで、あと2日。
そして、
“本当の落下予測日”まで、あと38日。
世界中の人々は
“特別な日”に向けて準備を進めながら、
今日の夕飯を食べ、
明日の予定を確認し、
震えるスマホを握りしめていた。
本作はフィクションであり、実在の団体・施設名は物語上の演出として登場します。実在の団体等が本作を推奨・保証するものではありません。
This is a work of fiction. Names of real organizations and facilities are used for realism only and do not imply endorsement.
巨大スクリーンに映るのは、
ほとんど動いているように見えない
三本の線だった。
青い線――地球軌道。
灰色の線――オメガの軌道。
細い白い線――アストレアA。
その交点近くに、
新しいラベルがついている。
〈B-plane impact parameter:
0.2 km(±0.3 km)〉
フライトディレクターが
静かに説明した。
「昨日のフルリハーサルを経て、
最後の微調整――
TCM-2(軌道修正マヌーバ)も完了。」
「これで、
アストレアAは“手放しモード”です。」
「もう、
我々が“押したり引いたり”
できる段階は過ぎました。」
スタッフのひとりが
モニターの別ウィンドウを開く。
そこには大きく、
こう表示されていた。
〈Day36 IMPACT WINDOW:
14:23 UTC(±90秒)〉
「B面上の“インパクトパラメータ”は
ほぼ理想値。」
「これはつまり、
“狙っている横方向のズレ”は
数百メートル以内ってことだ。」
若いスタッフが
思わずつぶやく。
「宇宙スケールで見たら、
ほぼ“ど真ん中”ですね。」
アンナ・ロウエルは、
腕を組んだまま
モニターを見つめていた。
「……あとは、
“オメガがどれくらい
“素直な岩”かどうか、ね。」
広報担当が
小さく笑う。
「“素直な岩”って、
公式発表には使えませんよ。」
「“内部構造の不均一性と回転状態による
運動量伝達の不確実性”あたりで
手を打ってください。」
アンナも
少しだけ口元を緩めた。
「じゃあ、
カメラ位置とテレメトリの
最終確認を。」
彼女は
スクリーンの隅に出ている
カウントダウンに目を向けた。
〈オメガ予測落下日まで:38日
Xデー(Day36)まで:あと2日〉
(あと二日で、
世界中がこの数字に
目を釘付けにされる。)
(でも一番怖いのは、
“これで全部終わり”だと
思われること。)
《JAXA/ISAS 相模原キャンパス/ブリーフィング室》
会議テーブルの真ん中に、
一枚の紙が置かれている。
〈Day36 中継時
JAXA説明パート構成案〉
1. オメガの現在の軌道
2. アストレアAの役割と“押し方”
3. プラネタリーディフェンス(惑星防衛)の考え方
4. もし十分にズレなかった場合
→ ツクヨミ計画の位置づけ
白鳥レイナが
ペンを持ちながら言う。
「“プラネタリーディフェンス”は、
必ず日本語と英語で両方言って。」
「“惑星防衛”って言葉も一緒に出す。」
「“アニメの必殺技みたい”だって
クスッと笑われてもいいから、
耳に残るように。」
広報担当が頷く。
「Day36特番の中で、
最低三回は
“プラネタリーディフェンス”が
聞こえるようにします。」
若手研究者が
別の資料をめくる。
「美星スペースガードセンターからの
追観測データも、
Day35まで連続で入っています。」
「“日本もちゃんと空を見ている”ってことは
数字付きで示せそうです。」
スクリーンに映し出された
グラフの一つに、
小さくラベルが付く。
〈美星スペースガードセンター
追観測による軌道解の“締まり”〉
レイナは、
その文字を見て少しだけ目を細めた。
「……あそこが
真面目に夜空を見続けてくれてなかったら、」
「私たちは今、
こんな“派手な仕事”すら
できてなかったかもしれないのよね。」
若手が笑う。
「“派手”って……
地味にモニターとにらめっこしてるだけですけど。」
レイナも笑い返した。
「Day36は、
世界中の目が
NASAやESAだけじゃなく
JAXAにも向く。」
「そのとき
“この国にもちゃんと
空を見てる人たちがいる”って、
少しでも伝わればいい。」
ホワイトボードの端には、
スタッフの誰かが
書き込んでいた。
〈Xデーまで、あと2日〉
《東京都内・とあるマンション》
リビングのテーブルに、
コンビニの弁当と
スーパーの惣菜が並んでいる。
テレビでは、
バラエティ番組とニュースが
交互にオメガ特集を流している。
「Day36の“Xデー”まで、
残り二日となりました――」
ニュースキャスターの声が
リビングに響く。
「……ねえ。」
小学生の息子が、
唐揚げをつつきながら言った。
「Xデーの日さ、
学校、行った方がいいの?」
母親は
箸を止めて、
夫の顔をちらりと見る。
会社員の父親は、
缶ビールを持ったまま
テレビと子どもの間で視線を泳がせた。
「うーん……
行く“ことになってる”からな。」
「“休んでもいいですよ”とは
言われてないし。」
息子が続ける。
「でも、
友だちの家は
“その日は家族でテレビ見るから
休ませる”って言ってた。」
「俺も、
ママとパパと一緒に
テレビ見てたい。」
母親は、
少しだけ息を飲んだ。
(そう言うと思ってた。)
(“行きなさい”って言うのが
正しいのか、
“休んでいいよ”って言うのが
正しいのか。)
父親が、
缶をテーブルに置いた。
「……よし、
じゃあこうしよう。」
「学校には
“午前中だけ行く”って連絡する。」
「午前中は授業受けて、
帰ってきて、
夜はみんなで中継見る。」
「それなら、
先生にも友だちにも
顔を出せるし、」
「俺たちとも
一緒にいられる。」
息子の顔が
ぱっと明るくなる。
「いいの?」
「うん。」
母親も笑った。
「先生には
ちゃんと理由言おうね。」
「“怖くて休む”じゃなくて、
“家族で一緒にいたい”って。」
そのとき、
部屋のスマホが一斉に震えた。
ビッ、ビッ、ビッ――
画面には
赤い帯とともに
文字が表示される。
〈【訓練】全国瞬時警報システム(Jアラート)
オメガXデーを想定した試験配信です〉
息子が
思わずスマホを落としそうになる。
「な、なにこれ。」
父親が
慌てて説明する。
「大丈夫、訓練だ。」
「“本番でちゃんと鳴るか”の
テスト。」
母親は、
震えた手でスマホを握りしめた。
(“訓練”って分かってても、
心臓に悪いわ。)
テレビも、
速報テロップを出していた。
〈ただいまオメガXデーを想定した
Jアラート訓練を実施しました〉
キャスターが
落ち着いた声で説明する。
「本番では、
アストレアAの結果や
オメガの軌道変化に応じて、
必要に応じ全国や一部地域に
避難を呼びかける可能性があります。」
「“鳴らないで済む”ことが
いちばんですが――」
テーブルの上、
弁当の湯気が
少しだけ冷め始めていた。
父親が
もう一度缶を持ち上げる。
「……とりあえず、
今日は食べよう。」
「Xデーがどうとか、
オメガがどうとか、」
「全部考えるのは、
ご飯のあとにしよう。」
息子は、
こくりと頷いて
冷めかけた唐揚げを口に運んだ。
しょっぱい味が
いつもより少しだけ、
遠く感じた。
《新聞社・社会部》
夕刊締め切り前。
フロアのあちこちで、
“Xデー特集”の見出しが
ホワイトボードに書かれている。
〈Xデーまであと2日
家族は、どこで空を見るか〉
〈Jアラート訓練に
“怖すぎる”の声も〉
桐生誠は、
自分のデスクで
取材メモを整理していた。
・結婚式を予定通り行うカップル
・Xデーセールを嫌々手伝う店員
・学校に行かせるか迷う親
・“あえて普通に残業する”と決めた会社員
若手記者が
スマホを見ながら言う。
「“Xデーまであと2日”って
トレンドに上がってますね。」
「“#Xデーの過ごし方”
“#最後じゃない金曜日”とか。」
桐生は、
思わず吹き出しそうになって
こらえた。
「“最後じゃない金曜日”か。」
「うまいこと言うな。」
「“最後”って決まってないのに
そう呼ばざるを得ない
この空気ごと、
記事に入れておきたいな。」
編集長が声をかける。
「桐生、
Day38の分は
“人々の準備と、
“訓練の恐怖”で頼む。」
「Xデーまでのカウントダウン、
残り二回だ。」
「その次は、
いよいよ“前日”だぞ。」
桐生は
画面にタイトルを打ち込んだ。
『Xデーまであと2日――
“訓練”に震える手と、
家族の選ぶ場所』
モニター隅に
数字が表示されている。
〈オメガ予測落下日まで:38日
Xデー(Day36)まで:あと2日〉
(この数字を、
どんな形で
読者の心に残すか。)
(“怖がらせるため”じゃなく、
“考えてもらうため”に。)
キーボードに指を置き、
彼は書き始めた。
Day38。
“世界の矢”が飛び込む日まで、あと2日。
そして、
“本当の落下予測日”まで、あと38日。
世界中の人々は
“特別な日”に向けて準備を進めながら、
今日の夕飯を食べ、
明日の予定を確認し、
震えるスマホを握りしめていた。
本作はフィクションであり、実在の団体・施設名は物語上の演出として登場します。実在の団体等が本作を推奨・保証するものではありません。
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