【完結】嫌いな婚約者を抱いたら好きになってしまったらしい

ユユ

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パピヨンノワール

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週末、友人の誘いにのってバルテレミーの屋敷に泊まりに行った。そして夜、馬車で王都の外れの館に向かった。

先に黒い蝶のアイマスクを渡された。

「屋敷に到着したらこのマスクを付けて中に入り、白いマスクをした男に金貨を支払うんだ。

中は薄暗いから交流のある相手や特徴のある声でもない限り相手が誰だか分からない。

無理強いは駄目だ。薬物も駄目だ。
女の同意無しに個室へは入れない。
必ず廊下に運営側の男が立っていて、女に確認をするからだ。

そして部屋を出る時は呼び鈴を鳴らす。
メイドが女に確認をして、問題無ければ部屋から出してもらえる」

「分かった。だけど何を確認するんだ?」

「暴力を振るってないか、ナカに注いでいないか」

「破った奴はどうなったんだ?」

「身分に関わらず処罰される。
怪我の程度で、出禁や罰金、体罰が待っている。
ナカに注ぐと出禁は確定で、タマを潰される」

「え?」

「殴って医者の治療が必要な怪我を負わせれば、殴った手を木の棒で潰す。同意無しに口や肛門を使うとアレを棒で思いっきり叩く。ナカに注げばタマを挟まれて潰される」

「問題にならないのか?」

「入館の時に誓約書を書かされるから何をされても文句は言えない。公にして困るのは男の方だ。

女に手荒なことをすれば、このクラブは成り立たないだろう?普通の夜会なら相手の顔が分かるから責任を取れと言えるが、ここはそれなりの金を払った貴族しか入れないし、女は金をもらうわけじゃない」

「最初に払う金貨は?」

「屋敷の維持費、メイドや用心棒の給金、飲み食い代とかだよ。

いいか。絶対にナカに出すな。
ギリギリまでなんて考えていると漏れてることもある。まあ、それでも出来るときは出来るらしい。

相手の女が堕胎するかもしれないが、産んで男にそっくりだった場合、揉めるぞ」

「結婚してくれって?」

「女が既婚者だったらどうだ?婚約者持ちだったら?夫や相手の男がどんな権力を持ってるか分からないだろう。
それに娶れという場合もある。
多分フェリックスの場合は子の認知になるだろうな。

それを公女が許すか?
陛下の怒りを買うぞ。
代替わりをしたら、次は新国王に虐め倒されるぞ」

「分かった」



誓約書に署名して会場に入ると、少し薄暗い夜会が始まっていた。

女達が値踏みをするように俺を見る。

バルテレミーは直ぐに女に声をかけに行った。

落ち着こうと酒の入ったグラスを手に取った。

「初めて?」

「はい」

いかにも歳上の女だった。

「部屋に行かない?」

「……」

「リードしてあげるわよ」


女に腕を組まれて廊下に出た。
客間のある方へ向かうと用心棒らしき体格のいい男が女に質問をした。

答えを聞いて通されると、部屋の中に入り女はドレスを脱がせる手伝いをさせた。

ドレスを脱がすのも下着を脱がすのも初めてだった。

俺の服を脱がすが勃っていなかった。

「緊張しているのね」

そう言うと、ベッドに押し倒された。
女は香油を手に取りアレに塗り付け手で勃たせると跨って挿入し、自ら腰を振り出した。

初めての体験で直ぐに込み上げてきた。
女を止めて退かせるとベッドに吐精した。

「初体験だったのね。次は気持ち良くしてね」

女は呼び鈴を鳴らしてメイドを入れた。

「問題はありませんか」

「無いわ」

「着付けのお手伝いをいたします」

どうやら女は何度と会場に戻れるが、男は駄目らしい。

控え室に通されてバルテレミーを待った。
1時間も待たされた。
それは俺が早過ぎるということなのだろう。前戯も要らなかったしな。

そしてバルテレミーと屋敷に戻った。

月に2回、そんなことをしていた。
回を重ねる毎に女を抱くことに慣れていった。


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