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ここは既に物語通りの世界ではない
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思わず笑ってしまった。
「ラヴィア?」
「軍を率いて向かっているならともかく、独りで避難通路を使ったなら徒歩じゃないのですか?
王宮の庭で鞍をつけた馬が放し飼いになっていなければ厩舎に忍び込むか兵士を襲って馬を奪うしかありません。
殿下は剣も駄目でしたが馬も駄目でした。歩く程度なら大丈夫でしたが、走らせると駄目なのです。ゆっくり歩く馬に乗って逃げていたら目立って直ぐに見つかります。
可能性としては金目のものを持って徒歩で逃げたといった感じでしょう。
殿下は温室育ちですよ?傭兵の店まで辿り着けるでしょうか」
「傭兵か…」
「いつも守られている人ですから、当然雇おうと思うはずです。
ですが着の身着のままといっても上等な服です。毎日メイド達から高級美容品を使って磨かれた箱入りお坊ちゃまですよ?一目見ただけでカモだと分かります。騙されるなり襲われるなりせずに傭兵を頼める可能性は低いです。
万が一、親切な方に巡り会えて傭兵を出す店に辿り着けたとしても、殿下のことですから、下男がするようなことを命じて傭兵達を苛立たせるでしょう。“いっそ送り届けたフリをして、殺して金を奪って崖下に捨てよう”ということになりかねません。
もし傭兵たちがまともにバルドまで送ってくれたとしても、攻め込むみたいなことは断るはずです。
イアン・バルドと戦いたくないはずですから、門の前で殿下を馬車から降ろして帰って行きますよ。
まあ、西の国境であるここまで幸運が続くとは思えませんが…?イアン、どうして抱きしめるのですか」
「やっぱり殿下の方がいいなんて言われるかもしれないってビクビクしていたんだ。
殿下の方が若いし、王子だし」
「殿下を選んだら苦労の連続ですよ」
「俺と別れて出ていくなんてもう言わないか?」
「その約束はできません」
「やっぱり君は身体で縛り付けなくてはいけないことが分かった」
「ちょ、ちょっと!」
抱き上げられて部屋を出て、夫婦の寝室に連れ込まれた。
「妻はお休みすると言ったじゃないですか!…あっ」
「今から愛でるのは妻のラヴィアではなくて恋人のラヴィアだ」
「んっ!!」
「君は本当に可愛い。弱点を舐めるだけで力が抜けて濡れ始めてしまうのだから」
「やっ!」
「割と早く入れそうだけど、まだまだ狭いし約束だから たっぷり前戯をさせてもらうよ」
イアンは散々私を溶かした。私が負けて懇願するまで。
「もう無理…挿れて」
「いや、まだだな。ここで挿れたら約束が違うと言われてしまう」
「イアン」
「俺が信じられるように言ってみて?」
「っ!」
「ほら、やっぱり」
そしてまた…。
で、結局
「お願い…イアンが欲しいの。奥まで挿れてたっぷり可愛がってください」
「いいよ」
ここまで言ってやっと…。
自分だってカチカチのくせに!!
「ああっ!!」
奥まで収められただけで達してしまう。
脳も痺れてバカになりそう。
初夜からお休みしていたのに、3日ぶりの昼間に散々抱かれ、それから私を抱かない日はない。月のモノのとき以外。
朝でも昼でも夜でもお構いなし。
もういっそのこと、部屋を同じにしては?と言われたけど拒否。自由に過ごしたり引き篭もる部屋は手放したくない。
「ラヴィア?」
「軍を率いて向かっているならともかく、独りで避難通路を使ったなら徒歩じゃないのですか?
王宮の庭で鞍をつけた馬が放し飼いになっていなければ厩舎に忍び込むか兵士を襲って馬を奪うしかありません。
殿下は剣も駄目でしたが馬も駄目でした。歩く程度なら大丈夫でしたが、走らせると駄目なのです。ゆっくり歩く馬に乗って逃げていたら目立って直ぐに見つかります。
可能性としては金目のものを持って徒歩で逃げたといった感じでしょう。
殿下は温室育ちですよ?傭兵の店まで辿り着けるでしょうか」
「傭兵か…」
「いつも守られている人ですから、当然雇おうと思うはずです。
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万が一、親切な方に巡り会えて傭兵を出す店に辿り着けたとしても、殿下のことですから、下男がするようなことを命じて傭兵達を苛立たせるでしょう。“いっそ送り届けたフリをして、殺して金を奪って崖下に捨てよう”ということになりかねません。
もし傭兵たちがまともにバルドまで送ってくれたとしても、攻め込むみたいなことは断るはずです。
イアン・バルドと戦いたくないはずですから、門の前で殿下を馬車から降ろして帰って行きますよ。
まあ、西の国境であるここまで幸運が続くとは思えませんが…?イアン、どうして抱きしめるのですか」
「やっぱり殿下の方がいいなんて言われるかもしれないってビクビクしていたんだ。
殿下の方が若いし、王子だし」
「殿下を選んだら苦労の連続ですよ」
「俺と別れて出ていくなんてもう言わないか?」
「その約束はできません」
「やっぱり君は身体で縛り付けなくてはいけないことが分かった」
「ちょ、ちょっと!」
抱き上げられて部屋を出て、夫婦の寝室に連れ込まれた。
「妻はお休みすると言ったじゃないですか!…あっ」
「今から愛でるのは妻のラヴィアではなくて恋人のラヴィアだ」
「んっ!!」
「君は本当に可愛い。弱点を舐めるだけで力が抜けて濡れ始めてしまうのだから」
「やっ!」
「割と早く入れそうだけど、まだまだ狭いし約束だから たっぷり前戯をさせてもらうよ」
イアンは散々私を溶かした。私が負けて懇願するまで。
「もう無理…挿れて」
「いや、まだだな。ここで挿れたら約束が違うと言われてしまう」
「イアン」
「俺が信じられるように言ってみて?」
「っ!」
「ほら、やっぱり」
そしてまた…。
で、結局
「お願い…イアンが欲しいの。奥まで挿れてたっぷり可愛がってください」
「いいよ」
ここまで言ってやっと…。
自分だってカチカチのくせに!!
「ああっ!!」
奥まで収められただけで達してしまう。
脳も痺れてバカになりそう。
初夜からお休みしていたのに、3日ぶりの昼間に散々抱かれ、それから私を抱かない日はない。月のモノのとき以外。
朝でも昼でも夜でもお構いなし。
もういっそのこと、部屋を同じにしては?と言われたけど拒否。自由に過ごしたり引き篭もる部屋は手放したくない。
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