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気の晴れぬ閨(R18)
しおりを挟む【 ローエンの視点 】
「ご主人様、ヨランド・オーモンと申します。歳は21歳でございます。
お召しいただき感謝いたします」
「服を脱いで横になってくれ」
「はい」
女は全てを脱ぎ去るとベッドに横たわった。
「部分麻酔か媚薬を使うか?」
「使いません」
潤滑油を秘部に垂らして解し始めた。
その間に己の陰茎を刺激して勃たせる。
「ん…」
「痛いか」
「いえ、慣れない違和感が少し」
指が三本入るようになると、先端を膣口に押し当てた。
奥まで貫いた。
痛みが無さそうなので少しずつ律動を早めて注いだ。
秘部を軽く拭いてシーツを被せた。
メイドを呼んで後は任せた。
「ふう……」
私室の風呂に浸かり目を閉じた。
目に浮かぶのはシェイナの顔だ。
翌夜は、
「ご主人様、ゼナイド・ルキエと申します。歳は17歳でございます。
お召しいただき感謝いたします」
「服を抜いて横になってくれ」
女は全てを脱ぎ去るとベッドに横たわった。
痩せていて乳房も貧しかった。
「部分麻酔か媚薬を使うか?」
「部分麻酔をお願いします」
「塗り込むから足を抱え込んでくれ」
女が足を抱え込むと、秘部が少し上に角度を変える。入り口だけ少し潤滑油で解すと、軟膏に麻酔薬を混ぜたものを指に纏わせて、膣に挿入した。
隅々まで塗り込む。
少し経つと今度は二本の指に薬を纏わせて挿入した。
「痛いか」
「痛みません」
潤滑油を秘部に垂らして馴染ませた。
その間に己の陰茎を刺激して勃たせる。
「脚を下ろしていいぞ。だが大きく開いたままでいてくれ」
「はい」
膣口に先端を押し付けるとゆっくり押し入った。
指でもかなり狭かったので様子を見ながら腰を進めた。
「痛むか」
「圧迫感だけです」
奥まで挿入し終わり、女を見た。
シェイナと一歳程度しか変わらない。
そんなことを思っていたら欲が込み上げてきた。
押し潰すように奥まで大きく腰を叩きつけて吐精した。
サッと抜き去り、秘部を軽く拭いてシーツを被せた。
後はメイドに任せた。
私室の風呂に浸かった。
シェイナの匂いとはまるで違う。
妾は徹底的な閨教育を施す。
服従をしっかり教え込む。
二人とも、処女だから気を遣った。
三度目からは交われば気は遣わないし、寧ろ妾側が奉仕を始める。
孕ませに領地に来なくてはならない。
次の夜のヨランドは快感を拾える体になっていたので上に跨らせて腰を振らせた。
次の夜のゼナイドはまだ狭かった。
少し痛みを感じるようだ。
愛芽を刺激すると益々締まった。
「力を抜けるか?」
「分かりません」
陰茎を抜き去り、脚を抱えさせ、指を入れて広げた。そこに媚薬を2滴垂らした。
効果は強くない。強いものを使っても、何度も相手をする気はないからだ。そうなると火照った体を鎮めるのが大変だからだ。
半分挿入して待った。
段々と女が身を捩り始めたので奥まで挿入すると悦びの声を上げた。
「ああっ!」
馴染むと四つん這いにさせて腰を掴んで奥を貫く。
そのまま上半身を起こして肩に腕を回して突き上げた。
女は絶頂に達しながらギュウギュウに陰茎を締め付ける。
「気持ち…いい……」
絶頂に身を震わせていたが、うつ伏せにしたまま締め付ける膣を無視してそのままかき混ぜ突くと声を上げて暴れ出した。
「ダメ!無理です!ああっ!あっ!死んじゃう!!」
頭を押さえ付けて腰を振り続け吐精した。
抜き去り、秘部を拭いた。
放心しているがちゃんと呼吸している。
メイドを呼んで後を任せた。
三度目の夜、ヨランドは跪いて咥えて勃たせた。横向きにさせて挿入して注いだ。
ゼナイドには自分で潤滑油を塗り込ませた。
「もっと塗り込め。準備ができていないとお前が辛いだけだぞ」
右手は秘部に、左手は陰茎を扱かせた。
しばらくすると射精感が込み上げて膨れ上がった。
陰茎を挿入して奥を押し上げて直ぐ吐精した。
女は物足りなさそうだった。
それぞれ三回、閨を終えたところでセヴリアンの遣いが領地にやってきた。
「シェイナ様が、買い物の代金分を領地に寄付なさいました。一部は小切手の処理が終わる前に止めてシェイナ様が代わりに支払っております。
セヴリアン様の見解によりますと清算して手伝いも止めて距離を取るおつもりではないかと」
何故だ!?
「そして王太子殿下よりシェイナ様の護衛の依頼がありましたが、ノワールとデュケットの籍に入っている者以外でという指定があり、セヴリアン様がシェイナ様の元へ確かめに登城なさったところ、王太子殿下の怒りを買って肩を浅く刺されました。
結果、護衛はセヴリアン様が就くことができました」
「何故護衛が必要なのだ」
「シェイナ様の兄君ストラ様が実習に入られて、テステュータル子爵領へ配属になりました。
其方へ向かいます。
王太子殿下も視察に向かわれます」
「バロウ伯爵の領地の隣だな?」
「はい」
「ご苦労。二泊して王都に戻れ。その間は休んで、女を抱きたければ抱いて来い」
金を握らせて退がらせた。
「お気遣いに感謝いたします」
苛立ちと共にゼナイドの部屋に行くと、メイドに近寄らないように告げて、棚の潤滑油を手にして、女をテーブルにうつ伏せにさせて割れ目に垂らした。荒く解しながら塗り込むと早々に挿入して行き止まりを押し上げた。
「ああっ!」
女の背中を押さえ付けて、乱暴に抽送を繰り返す。テーブルがガタガタと音を立て、女の中から愛液が溢れ滴り落ちる。
陰茎をヌメヌメとコーティングさせて、太陽の光で艶めかせる。
グジュグジュと腰を回して中を掻き混ぜて押し付けてピタッと止まった。
苛立ちに任せて気晴らしに突っ込んでみたが全く気が晴れない。
虚しくて陰茎を引き抜こうとしたが、孕ませる役目があることを思い出して、腰を振った。
結局、なかなか高まらず潤滑油を後蕾に垂らした。穴を広げるように尻の肉を左右に広げる。
「いやっ」
「いや?」
「っ!! いえっ」
妾の掟の一つは拒否しないこと。
女は慌てて訂正した。
ここを使うとして、痛いだろうか。
人にもよるし、角度など探らなくてはならないという。
面倒だな。
陰茎を膣から引き抜き、後蕾に当てるとゆっくり腰を進めた。
「うっ……くっ……」
また引き抜き、少し穴が広がった後蕾に潤滑油を垂らし注いだ。
今度はテーブルの上に仰向けにさせて、陰茎にも垂らしてまた後蕾に挿し入れると、締め付けが強いが先程よりも滑りよくすすむ。
ゆっくり馴染ませて、最初よりも緩むと抽送を始めた。
「ひっ!ぐっ!はっ!あっ!」
痛いのか気持ちいいのかよく分からぬ顔で受け入れる女を見下ろした。
何の情も湧かない。
そのまま膣とは違う刺激を利用して高め、限界まで扱いた。
脚を抱えさせ、サッと後蕾から引き抜くと、先端を膣口に押し当てて子種を放出した。
注ぎ終わるとベッドに運んで割れ目を拭い、後はメイドに任せた。
気晴らしになるどころか虚しくなるとは。
その夜はゼナイドが熱を出したと報告があった。
医師は気疲れや慣れない閨疲れなどによる過労だと診断した。
考えてみれば17歳の生娘で貴族令嬢だった。酷だったか。
いい食事を与えてゆっくり休ませろと指示を出し、翌朝王都へ向けて出発した。
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