76 / 84
サガス家の没落
【 サガス伯爵領の管理人ドミニクの視点 】
目を開けると、両親やアンソニーと兄の妻、甥っ子達が縛られていた。
私自身も縛られていた。
アンソニーの執務室机の椅子に座る男は見た事がある。ノワール公爵だ。
何でそんな男が!?
父「どういうことですか!
ドミニクが目覚めたら話してくださるというお話でしょう!」
公「サガスがヴェリテを攻めたからだ」
父「は?」
兄「ヴェリテ公爵家を敵に回すはずがありません!」
ソファに座る白い髭の男が口を開いた。
「なら 何故 私の可愛いシェイナが昏睡したんだ?」
父「デュケット子爵?」
公「シェイナはノワール家とデュケット家にとって家族と同等…それ以上の存在なんだ。
だが、そのシェイナとバロウ辺境伯が サガスの男達に毒矢を放たれて昏睡した。
シェイナを庇おうとした辺境伯は胸に、シェイナは腕を擦ったが毒は回った。
サガスが裏稼業を運営していたのは知っている。
領内のことだし、虐殺といったことはしていなかったから黙認したんだ。
だが、サガスは領界を超えて盗みを繰り返しただけでなく、捕えられたサガスの賊の口封じに、暗殺者達を寄越した。
ドミニクが領地でどれだけ搾取し 横領し 女を売って私腹を肥やしてきたか、売春小屋の場所も、買い取った男達の共同住居も、訓練場所も知っている」
兄「兄上!どういうことですか!」
父「ドミニク!お前は!」
私「父上は長男だからと無能のアンソニーに伯爵位を与え、兄上は何もせずに贅沢な暮らしを維持してきたじゃないですか。
一度でも隅々まで領地の視察をしましたか?
していれば、領地の外れで何かが起きていると気付けたはずです!
あんた達のせいじゃないか!!」
公「そんなことはどうでもいい。
お前の育てさせた暗殺者は捕らえて何の毒を使ったか吐かせた。解毒剤は投与したがまだ昏睡している。
先ずはこの子達にも同じ毒を与えよう。
押収した毒物だから、これはサガス家の内部事故だな。
キース」
兄「止めてください!公爵!!」
兄嫁「子供達に罪はありません!!」
公爵が指示すると、キースと呼ばれた男がナイフを取り出し、刃に毒をつけて甥っ子達の腕を切り付けた。
子「貴族である以上、“連座”という言葉からは逃れられない」
甥っ子達は数分で昏睡してしまった。
公「さて、子供達は眠りについた。
その間に大人達の制裁を始めよう」
シェイナ……ヴェリテ公爵家の令嬢だ。
何故だ。
暗殺対象は捕えられた男達のはずなのに、公女や辺境伯に手を出すなんて、そんな馬鹿な指示をした覚えは無い!
公女の場合は大問題だ。国王陛下の姪に毒矢を使って襲えば ただでは済まない。
捕まった男達の後始末をするだけだったのに……
【 アンソニーの視点 】
「セヴリアン。あいつを同じ目に遭わせてやれ」
「お任せを」
セヴリアンと呼ばれた男が縛られたドミニクの口を塞ぎ、横倒しにした。
そして何かを注入した。
セ「直ぐに痛みも感じなくなる。体は動かせないが意識はあるから良く見ておけ。
一生に一度の見世物だぞ」
男はドミニクが動けなくなると縄を切り 服を切って全裸にした。
公「前伯爵夫妻、伯爵、夫人。
目を逸らしたり、目を瞑れば殺す」
私「え?」
父「な、何を、」
弟「んー!!んー!!」
妻・母「「キャアアアアア!!」」
男がドミニクの腕を剣で切り落とした。
キースという男が切り口を焼いた。
公「止血しないと保たないからな」
結局手足を切り落とし、キースがさらに細かく解体していく。
セヴリアンがドミニクの胸から股間近くまでナイフで切るとズルっと腑が溢れ出た。
妻「ギャア!」
母「グッ!」
声を聞いて横を見ると、二人の胸に短剣が突き刺さっていた。
私「母上!オードリー!!」
公「余所見をするとお前の胸にも短剣が突き刺さるぞ」
私「こんなこと!許される筈がない!」
子「許されるのだよ。ずっと昔から許されてきた。
今回は国王陛下の姪と辺境伯への暗殺未遂だから間違いなく許される」
ドミニクは臓器や肉を取り出されては焼いて止血された。まだ意識があるが、もう人間の色をしていなかった。
その後、息絶えてからも解体は続き、内臓 肉 骨 と分類された。
これが人間のやることか!?
ドサッ
横を見ると父上の口から泡が出ていた。
子「何かの発作だな」
別の男が近寄り、脈をとる。
「事切れております」
私「何でこんな酷いことを」
セ「お前の弟は、ヴェリテ産の牛を盗んでサガス領に運び、解体して一部を自分で食べて 残りは売っていた。
三度目に、偶然観光をしていたシェイナと辺境伯が目撃した。
そこでお前の手下は辺境伯の紋章付きの馬車を襲っている。中にシェイナが居たのにだ。
結局、ドミニクの手下は死ぬか捕らえられた。
今度は捕虜になった手下の口封じに ドミニクが殺しを命じた。
そこには様子を見に来たシェイナと辺境伯がいた。
貴族と思わなかったのか、思ったけど襲ったのかは知らないが毒矢を放った。
ドミニクは牛の気持ちを知るべきだと俺は思ったから解体した。
文句あるか?」
私「……」
セヴリアンという男の目が恐ろしくて、もう何も言えなかった。
王都に連行されたのは生き残った私一人だった。
私は知らなかった。
寧ろ被害者だ。
温情をいただいたら、また妻を娶って子を産ませなければ。
そんなことを考えていた。
王城に到着すると男の怒鳴り声が近付いてきた。
「なりません!まだ国王陛下が、」
「退け!!」
「お願いします!王太子殿下!」
引き止めようとする者達を振り払い、私の側に立ったのは温和と言われる王太子殿下だった。
一瞬助かったと思ったが、直ぐに打ち破られた。
ドカッ
「グアッ!」
ドカッ ドカッ ドカッ!!
「王太子妃殿下!」
殿下が羽交締めにされるまで蹴り続けられた。
「クリス」
その一声で王太子殿下は大人しくなった。
声の主は国王陛下だった。
陛「サガス伯爵。命が惜しくないようだな」
私「私は何も知りませんでした!
どうしてこうなったのか、何が起きたのか知らなかったのです!」
陛「ヴェリテ領の牧場からの狼煙を見たヴェリテ邸の兵士が状況確認をした。
公爵夫妻と子息が不在で、家令が私宛に伝書鳩を飛ばした。
“サガスからの賊がヴェリテの領地で公女を襲った”と書いてあった。
部隊を用意して、ヴェリテとサガスに向かわせた後、二報目が届いた。
“毒矢にて公女とバロウ辺境伯が昏睡”とな。
だから追加でノワール家にも連絡した。
生き残ったのは其方だけのようだな。
知らなかった?
弟がやったことだとしても サガス伯爵と名乗っている以上、責任者は其方だ。そうは思わないか?」
私「もう異常な制裁は受けました!」
ク「シェイナは私の最愛の女だ。
彼女が昏睡しているのに、王太子という地位が彼女の元へ駆けつけることを阻む。
この気持ちが分かるか?伯爵」
憎しみを込めた表情のクリス王太子殿下は、怒りを込めて言った。
まさか…王太子殿下は公女を従妹として可愛がっていたのではなく、愛する女として愛でていたというのか!?
陛「罪は明らかだが、まだ姪と辺境伯が目覚めていない。二人の回復を見てから処罰を言い渡す。
それまで重罪犯の牢に収監する」
その後は、毎夜 クリス王太子殿下が訪ねて来て、いかに公女を可愛がってきたかを語りに来た。
普通の状況なら惚気話だが、昏睡している今は恐怖でしかない。
それは絞首刑が執行されるまで続いた。
目を開けると、両親やアンソニーと兄の妻、甥っ子達が縛られていた。
私自身も縛られていた。
アンソニーの執務室机の椅子に座る男は見た事がある。ノワール公爵だ。
何でそんな男が!?
父「どういうことですか!
ドミニクが目覚めたら話してくださるというお話でしょう!」
公「サガスがヴェリテを攻めたからだ」
父「は?」
兄「ヴェリテ公爵家を敵に回すはずがありません!」
ソファに座る白い髭の男が口を開いた。
「なら 何故 私の可愛いシェイナが昏睡したんだ?」
父「デュケット子爵?」
公「シェイナはノワール家とデュケット家にとって家族と同等…それ以上の存在なんだ。
だが、そのシェイナとバロウ辺境伯が サガスの男達に毒矢を放たれて昏睡した。
シェイナを庇おうとした辺境伯は胸に、シェイナは腕を擦ったが毒は回った。
サガスが裏稼業を運営していたのは知っている。
領内のことだし、虐殺といったことはしていなかったから黙認したんだ。
だが、サガスは領界を超えて盗みを繰り返しただけでなく、捕えられたサガスの賊の口封じに、暗殺者達を寄越した。
ドミニクが領地でどれだけ搾取し 横領し 女を売って私腹を肥やしてきたか、売春小屋の場所も、買い取った男達の共同住居も、訓練場所も知っている」
兄「兄上!どういうことですか!」
父「ドミニク!お前は!」
私「父上は長男だからと無能のアンソニーに伯爵位を与え、兄上は何もせずに贅沢な暮らしを維持してきたじゃないですか。
一度でも隅々まで領地の視察をしましたか?
していれば、領地の外れで何かが起きていると気付けたはずです!
あんた達のせいじゃないか!!」
公「そんなことはどうでもいい。
お前の育てさせた暗殺者は捕らえて何の毒を使ったか吐かせた。解毒剤は投与したがまだ昏睡している。
先ずはこの子達にも同じ毒を与えよう。
押収した毒物だから、これはサガス家の内部事故だな。
キース」
兄「止めてください!公爵!!」
兄嫁「子供達に罪はありません!!」
公爵が指示すると、キースと呼ばれた男がナイフを取り出し、刃に毒をつけて甥っ子達の腕を切り付けた。
子「貴族である以上、“連座”という言葉からは逃れられない」
甥っ子達は数分で昏睡してしまった。
公「さて、子供達は眠りについた。
その間に大人達の制裁を始めよう」
シェイナ……ヴェリテ公爵家の令嬢だ。
何故だ。
暗殺対象は捕えられた男達のはずなのに、公女や辺境伯に手を出すなんて、そんな馬鹿な指示をした覚えは無い!
公女の場合は大問題だ。国王陛下の姪に毒矢を使って襲えば ただでは済まない。
捕まった男達の後始末をするだけだったのに……
【 アンソニーの視点 】
「セヴリアン。あいつを同じ目に遭わせてやれ」
「お任せを」
セヴリアンと呼ばれた男が縛られたドミニクの口を塞ぎ、横倒しにした。
そして何かを注入した。
セ「直ぐに痛みも感じなくなる。体は動かせないが意識はあるから良く見ておけ。
一生に一度の見世物だぞ」
男はドミニクが動けなくなると縄を切り 服を切って全裸にした。
公「前伯爵夫妻、伯爵、夫人。
目を逸らしたり、目を瞑れば殺す」
私「え?」
父「な、何を、」
弟「んー!!んー!!」
妻・母「「キャアアアアア!!」」
男がドミニクの腕を剣で切り落とした。
キースという男が切り口を焼いた。
公「止血しないと保たないからな」
結局手足を切り落とし、キースがさらに細かく解体していく。
セヴリアンがドミニクの胸から股間近くまでナイフで切るとズルっと腑が溢れ出た。
妻「ギャア!」
母「グッ!」
声を聞いて横を見ると、二人の胸に短剣が突き刺さっていた。
私「母上!オードリー!!」
公「余所見をするとお前の胸にも短剣が突き刺さるぞ」
私「こんなこと!許される筈がない!」
子「許されるのだよ。ずっと昔から許されてきた。
今回は国王陛下の姪と辺境伯への暗殺未遂だから間違いなく許される」
ドミニクは臓器や肉を取り出されては焼いて止血された。まだ意識があるが、もう人間の色をしていなかった。
その後、息絶えてからも解体は続き、内臓 肉 骨 と分類された。
これが人間のやることか!?
ドサッ
横を見ると父上の口から泡が出ていた。
子「何かの発作だな」
別の男が近寄り、脈をとる。
「事切れております」
私「何でこんな酷いことを」
セ「お前の弟は、ヴェリテ産の牛を盗んでサガス領に運び、解体して一部を自分で食べて 残りは売っていた。
三度目に、偶然観光をしていたシェイナと辺境伯が目撃した。
そこでお前の手下は辺境伯の紋章付きの馬車を襲っている。中にシェイナが居たのにだ。
結局、ドミニクの手下は死ぬか捕らえられた。
今度は捕虜になった手下の口封じに ドミニクが殺しを命じた。
そこには様子を見に来たシェイナと辺境伯がいた。
貴族と思わなかったのか、思ったけど襲ったのかは知らないが毒矢を放った。
ドミニクは牛の気持ちを知るべきだと俺は思ったから解体した。
文句あるか?」
私「……」
セヴリアンという男の目が恐ろしくて、もう何も言えなかった。
王都に連行されたのは生き残った私一人だった。
私は知らなかった。
寧ろ被害者だ。
温情をいただいたら、また妻を娶って子を産ませなければ。
そんなことを考えていた。
王城に到着すると男の怒鳴り声が近付いてきた。
「なりません!まだ国王陛下が、」
「退け!!」
「お願いします!王太子殿下!」
引き止めようとする者達を振り払い、私の側に立ったのは温和と言われる王太子殿下だった。
一瞬助かったと思ったが、直ぐに打ち破られた。
ドカッ
「グアッ!」
ドカッ ドカッ ドカッ!!
「王太子妃殿下!」
殿下が羽交締めにされるまで蹴り続けられた。
「クリス」
その一声で王太子殿下は大人しくなった。
声の主は国王陛下だった。
陛「サガス伯爵。命が惜しくないようだな」
私「私は何も知りませんでした!
どうしてこうなったのか、何が起きたのか知らなかったのです!」
陛「ヴェリテ領の牧場からの狼煙を見たヴェリテ邸の兵士が状況確認をした。
公爵夫妻と子息が不在で、家令が私宛に伝書鳩を飛ばした。
“サガスからの賊がヴェリテの領地で公女を襲った”と書いてあった。
部隊を用意して、ヴェリテとサガスに向かわせた後、二報目が届いた。
“毒矢にて公女とバロウ辺境伯が昏睡”とな。
だから追加でノワール家にも連絡した。
生き残ったのは其方だけのようだな。
知らなかった?
弟がやったことだとしても サガス伯爵と名乗っている以上、責任者は其方だ。そうは思わないか?」
私「もう異常な制裁は受けました!」
ク「シェイナは私の最愛の女だ。
彼女が昏睡しているのに、王太子という地位が彼女の元へ駆けつけることを阻む。
この気持ちが分かるか?伯爵」
憎しみを込めた表情のクリス王太子殿下は、怒りを込めて言った。
まさか…王太子殿下は公女を従妹として可愛がっていたのではなく、愛する女として愛でていたというのか!?
陛「罪は明らかだが、まだ姪と辺境伯が目覚めていない。二人の回復を見てから処罰を言い渡す。
それまで重罪犯の牢に収監する」
その後は、毎夜 クリス王太子殿下が訪ねて来て、いかに公女を可愛がってきたかを語りに来た。
普通の状況なら惚気話だが、昏睡している今は恐怖でしかない。
それは絞首刑が執行されるまで続いた。
あなたにおすすめの小説
異世界に逃げたシングルマザー経理は、定時退勤だけは譲れない
木風
恋愛
DV夫から一歳の娘を抱えて逃げた鈴木優子は、光に飲まれて異世界の王宮へ転移してしまう。
生きるために差し出した武器は簿記と経理経験――崩壊寸前の王宮会計を『複式簿記』で立て直すことに。
ただし譲れない条件はひとつ、「午後五時の定時退勤」。娘の迎えが最優先だからだ。
その姿勢に、なぜか若き国王ヴィクトルが毎日経理室へ通い始めて――仕事と子育ての先に、家族の形が芽吹いていく。
私の手からこぼれ落ちるもの
アズやっこ
恋愛
5歳の時、お父様が亡くなった。
優しくて私やお母様を愛してくれたお父様。私達は仲の良い家族だった。
でもそれは偽りだった。
お父様の書斎にあった手記を見た時、お父様の優しさも愛も、それはただの罪滅ぼしだった。
お父様が亡くなり侯爵家は叔父様に奪われた。侯爵家を追い出されたお母様は心を病んだ。
心を病んだお母様を助けたのは私ではなかった。
私の手からこぼれていくもの、そして最後は私もこぼれていく。
こぼれた私を救ってくれる人はいるのかしら…
❈ 作者独自の世界観です。
❈ 作者独自の設定です。
❈ ざまぁはありません。
世継ぎは他の妃が産めばいい——子を産めない私ですが、帝の寵愛を独占して皇后になりました
由香
恋愛
後宮に入る女の価値は、ただ一つ。
——皇子を産めるかどうか。
けれど私は、産めない。
ならば——
「世継ぎは他の妃に任せます。私は、陛下に愛される女になります」
そう言い放ったその日から、すべてが狂い始めた。
毒を盛られても、捨てられず。
皇子が生まれても、選ばれたのは私だった。
「お前は、ここにいろ」
これは、子を産めない女が
ただ一つの武器“寵愛”だけで頂点に立つ物語。
そして——
その寵愛は、やがて狂気に変わる。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
とっていただく責任などありません
まめきち
恋愛
騎士団で働くヘイゼルは魔物の討伐の際に、
団長のセルフイスを庇い、魔法陣を踏んでしまう。
この魔法陣は男性が踏むと女性に転換するもので、女性のヘイゼルにはほとんど影響のない物だった。だか国からは保証金が出たので、騎士を辞め、念願の田舎暮らしをしようとしたが!?
ヘイゼルの事をずっと男性だと思っていたセルフイスは自分のせいでヘイゼルが職を失っただと思って来まい。
責任を取らなければとセルフイスから、
追いかけられる羽目に。
偉物騎士様の裏の顔~告白を断ったらムカつく程に執着されたので、徹底的に拒絶した結果~
甘寧
恋愛
「結婚を前提にお付き合いを─」
「全力でお断りします」
主人公であるティナは、園遊会と言う公の場で色気と魅了が服を着ていると言われるユリウスに告白される。
だが、それは罰ゲームで言わされていると言うことを知っているティナは即答で断りを入れた。
…それがよくなかった。プライドを傷けられたユリウスはティナに執着するようになる。そうティナは解釈していたが、ユリウスの本心は違う様で…
一方、ユリウスに関心を持たれたティナの事を面白くないと思う令嬢がいるのも必然。
令嬢達からの嫌がらせと、ユリウスの病的までの執着から逃げる日々だったが……
英雄の可愛い幼馴染は、彼の真っ黒な本性を知らない
百門一新
恋愛
男の子の恰好で走り回る元気な平民の少女、ティーゼには、見目麗しい完璧な幼馴染がいる。彼は幼少の頃、ティーゼが女の子だと知らず、怪我をしてしまった事で責任を感じている優しすぎる少し年上の幼馴染だ――と、ティーゼ自身はずっと思っていた。
幼馴染が半魔族の王を倒して、英雄として戻って来た。彼が旅に出て戻って来た目的も知らぬまま、ティーゼは心配症な幼馴染離れをしようと考えていたのだが、……ついでとばかりに引き受けた仕事の先で、彼女は、恋に悩む優しい魔王と、ちっとも優しくないその宰相に巻き込まれました。
※「小説家になろう」「ベリーズカフェ」「ノベマ!」「カクヨム」にも掲載しています。
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。