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僕と父
陰口を言われることはなくなったけど、また問題がやってきた。
「副団長、相談をしたいことがあります」
「どうした」
「個人的な事なので、業務が終わったらで、」
「気になるから今話せ」
そこでポケットから手紙を取り出し、副団長に渡した。
「読むぞ」
「お願いします」
「……」
これは父からの手紙で、成績のことやオファーのこと、副団長補佐になっていることを何故言わなかったのかという話と、貴族(家族)の役目の話と、王都に向かうという内容だった。
「次の休みは4日後か。伯爵はどの辺りだ」
「多分明日か明後日には王都に着いて宿をとるか、親戚の屋敷に滞在するかだと思います」
「なら、到着したらすぐに接触してくるだろう。4日後の午後に隣の応接間に通せ。登城予定名簿に入れておく」
「しかし、」
「任せておけ」
「ありがとうございます」
2日後に父から到着の手紙が届いた。滞在先の宿に返事を送った。
そして今日、小言を言い続ける父を応接間に通した。ドアを開けるとそこには団長までいらした。
団「サモール伯爵。お久しぶりです」
父「アンフォリッチ公爵。ご無沙汰しております」
団「サモール伯爵。彼が上官のコンラッド副団長です」
父「これは侯爵。息子がお世話になっております」
副「どうぞおかけください」
喉を潤しながら本題に入った。
副「サモール伯爵。彼は絶縁に等しい手紙を送り自立したはずですが何用でしょう」
父「クリスはひとりで大きくなった態度ですが、騎士学校に行かせてやったのは私です」
私「頼んでいませんが」
父「実際に金を払ったのは私だ」
私「そうですね。そうしましたから」
父「訳の分からんことを言うな。
最近、他人からお前の話を聞いて恥をかいた。
成績が良いならそう報告すべきだろう。
オファーもたくさん受けて、王宮騎士団の副団長の補佐に抜擢されたなら、その容貌でも縁談が纏まるんだぞ!」
副「伯爵。
何故そんなに我が子を差別して、貶めて、無関心で、風見鶏のようなことができるのでしょう。
同じ親として不思議で仕方がありません」
父「息子に何を吹き込まれたのかは知りませんが、いろいろあったのです。家族のことに割り込まないでいただきたい」
副「他人は他人でも真っ赤ではありませんよ」
父「一体何を、」
副「クリスは私の娘と口約束ですが婚約していますから」
父「は!?」
は!? 僕はいつ婚約したというのですか、副団長。
「副団長、相談をしたいことがあります」
「どうした」
「個人的な事なので、業務が終わったらで、」
「気になるから今話せ」
そこでポケットから手紙を取り出し、副団長に渡した。
「読むぞ」
「お願いします」
「……」
これは父からの手紙で、成績のことやオファーのこと、副団長補佐になっていることを何故言わなかったのかという話と、貴族(家族)の役目の話と、王都に向かうという内容だった。
「次の休みは4日後か。伯爵はどの辺りだ」
「多分明日か明後日には王都に着いて宿をとるか、親戚の屋敷に滞在するかだと思います」
「なら、到着したらすぐに接触してくるだろう。4日後の午後に隣の応接間に通せ。登城予定名簿に入れておく」
「しかし、」
「任せておけ」
「ありがとうございます」
2日後に父から到着の手紙が届いた。滞在先の宿に返事を送った。
そして今日、小言を言い続ける父を応接間に通した。ドアを開けるとそこには団長までいらした。
団「サモール伯爵。お久しぶりです」
父「アンフォリッチ公爵。ご無沙汰しております」
団「サモール伯爵。彼が上官のコンラッド副団長です」
父「これは侯爵。息子がお世話になっております」
副「どうぞおかけください」
喉を潤しながら本題に入った。
副「サモール伯爵。彼は絶縁に等しい手紙を送り自立したはずですが何用でしょう」
父「クリスはひとりで大きくなった態度ですが、騎士学校に行かせてやったのは私です」
私「頼んでいませんが」
父「実際に金を払ったのは私だ」
私「そうですね。そうしましたから」
父「訳の分からんことを言うな。
最近、他人からお前の話を聞いて恥をかいた。
成績が良いならそう報告すべきだろう。
オファーもたくさん受けて、王宮騎士団の副団長の補佐に抜擢されたなら、その容貌でも縁談が纏まるんだぞ!」
副「伯爵。
何故そんなに我が子を差別して、貶めて、無関心で、風見鶏のようなことができるのでしょう。
同じ親として不思議で仕方がありません」
父「息子に何を吹き込まれたのかは知りませんが、いろいろあったのです。家族のことに割り込まないでいただきたい」
副「他人は他人でも真っ赤ではありませんよ」
父「一体何を、」
副「クリスは私の娘と口約束ですが婚約していますから」
父「は!?」
は!? 僕はいつ婚約したというのですか、副団長。
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