【完結】嫌われているはずの婚約者が妻になった日から可愛くて仕方ない

ユユ

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全てが塗り替えられていく

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愛撫を重ねて丁寧に時間をかけて解す間もミアーナは嫌だからではなく、恥ずかしさと知らぬ刺激に身を捩ったり抵抗をする。

コトッ

クリームを手に取り、膣口と膣壁に塗り込んだ。

本当のミアーナを知る前は、もし処女だとしてもこんなに丁寧に解すこともせずクリームも使わず突っ込んで、痛みに歪んむ顔を拝もうなどと思っていた。

「熱い?」

「破瓜の痛みを誤魔化すクリームが効いてきたんだ」

「誤魔化す?」

「痛みはあるが、それを上回る快楽で気にならない。つまり媚薬入りのクリームだよ」

「……」

「ミアーナ。脱がせてくれ」

「ミアーナが言われるがまま、俺の下着を降ろすと引っかかって下に引っ張られた陰茎がバチンと腹に付いた」

ミアーナは凝視して固まった。

「触ってみるか?」

「えっと…怪我とか病気ではなく?」

ミアーナの手を掴み硬く勃ち上がった陰茎を握らせた。

「怪我でも病気でもない。ミアーナのナカに入りたくてこうなった」

「こんなに大きくて硬いモノなど入りませんよ?」

握らせたミアーナの手の上に手を重ねて上下にゆっくり扱いた。

「こうやって手でも刺激して勃たせるし、その胸に挟んで勃たせたり、舌で舐めたり咥えて勃たせたりするんだ。習わなかったか?」

「習いましたけど、こんなに大きいなんて知らなくて…また大きく…」

「…先端にキスをしてくれないか」

「え?」

亀頭をミアーナの口元へ近付けた。

チュッ

唇を離すと 亀頭の先と唇が粘液の糸で繋がっていた。ミアーナは首を傾げた後、亀頭の先の粘液を丁寧に舐めとった。

「ミアーナ…気持ちいい」

柔らかくて美しいミルキーブロンドに触れ、頭を撫でた。

一瞬嬉しそうな目をした後、パクっと咥えた。

口淫は貴族女性はあまりしたがらない。胸で挟むこともないし、正常位かそれに近い体位しか受け入れない。アンジェルも同じだ。口淫を頼んだが嫌がり、体位も何度か横になった状態で背後からさせてくれる程度。胸は挟めるほどは無い。

高級娼婦に咥えてもらったのは何ヶ月も前だ。
はっきり言えばミアーナの口淫は下手だが、温かくて舌触りも気持ちいい。そして視覚が何とも言えない興奮を与えている。

「ミアーナ…いい子だ」

嬉しそうな顔をすると先だけでなく、亀頭を全部口の中に収めた。

「歯は当てないように」

ゆっくり奥まで咥えると少し苦しそうな顔をした。

「嬉しいけど、無理はするな。嘔吐したら困るからな」

ズルッと出して呼吸を整えるとまた咥えた。

「唾を溜めて動かして」

ミアーナは分からないという顔をした。

「ミアーナ。今から動かすから、どうやって刺激するのか覚えるんだぞ」

「はい」

「唾を溜めて」

「ん」

「口を開けて」

少し開いた唇に亀頭を押し付けて ゆっくり押し入った。
ミアーナの髪に指を入れ頭部を掴むとそっと腰を動かした。

唾液の絡む音に恥ずかしさを感じたのか、顔が赤くなって瞳が潤む。

「こうやって刺激をするんだ。気持ちいいよ」

少しスピードを上げて口内を堪能した後、限界を迎えて腰を止めた。ミアーナは口いっぱいにしながら、更に大きく膨らむ亀頭を硬口蓋と舌で挟み、裏筋に舌を這わせた。

「っ!」

このまま果てたいという一瞬の葛藤に勝利して口から引き抜き勢いよく射精した。
顔や頭や胸にたくさんかかったが、驚くだけで嫌な顔をしなかった。今までの女なら怒るなり不機嫌になるところだ。

布で拭き、テーブルの上の湯の入ったポットでタオルを濡らして拭くと、薄化粧さえ落ちた。

酒の入ったグラスを持ち、口に含むとミアーナに口移しで飲ませた。
少し強めの酒にミアーナの顔は少し赤くなった。
彼女が酒を断ったのも赤くなるからなのだろう。

秘部に触れるとさっきよりも濡れていた。クリームのせいなのは明らかなのに、俺のモノを口で咥えながら下を濡らしたような気になって、先から精液を垂らした陰茎が硬く反り返った。

亀頭で秘部をヌルヌルと擦り上げ、膣口に押し付けるとゆっくり体重をかけて奥まで貫いた。
処女の肉を押し分ける独特の感触が陰茎を通して全身に伝いミアーナの体温に包まれた。

キツく締め上げ脚を小刻みに震わせているミアーナを見ると歯を食いしばり顔を歪めていた。

「痛いか?」

「っ」

涙がポロポロと溢れ、顔を背けた。

「ミアーナ、痛いのか!?」

「っ……私でも…ディオン様を…気持ち良くできていますか…ヒクッ」

そうか。俺の女遍歴を知っているのだな。こんなに泣くほど辛い思いをさせていたのか。

キツく抱きしめて涙を舐めとった。

「馬鹿だな。比べる必要なんかない。
一番気持ちいいし、ミアーナが誰にも身体を許していなくてすごく嬉しいよ」

「ううっ」

「口でしてくれたのも気持ち良かったし、すごく嬉しかった」

「へ、下手…でも?」

「上手かったら問題だ」

「やっぱり下手…」

「またしてくれると嬉しい」

「はい…月に1度ですね」

「……」

しまった。




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