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鈍感
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金色のフレームに紺色の布が張られたソファに座らされ、尋問を受けている。
ここはユリウスの部屋だ。
「ドネール嬢と男漁りにパーティへ行くんだって?」
「言い方…」
「どこのパーティ?」
「そこまでは知らないわ」
「まだ解消してないのに?」
「向こうは浮気しているんだから、私だってしていいはずよ」
「そんなにやりたいのか」
「違う!」
「エヴリンは男を分かっていない。力尽くで押さえ込んで無理に事をなせるんだぞ」
「じゃあ 女は黙って屈辱に耐えろと?」
「エヴリン」
「恋愛したっていいでしょ」
「結婚じゃなくて恋愛?」
「そう」
「じゃあ 私でもいいんだな?」
「え?ユリウスはお兄様とかお母様って感じだから恋愛には発展しないわ。するならとっくにそうなっていたはずよ」
「……信じられない」
「ユリウス?」
「とにかく恋愛なら私としよう」
「え?だからムリじゃない?」
ユリウスは過去一番驚いた顔をした。
「ムリじゃない」
「ムリムリ。ユリウスは私が5歳の時から面倒見てくれているじゃない。お母様か乳母か、良くてお兄様って感覚でいたでしょう?私なんかを相手に恋愛心が生まれるはずないのよ」
「じゃあ 私と出席しよう」
「恋愛相手を探しに行くのにユリウスが一緒だと相手が萎縮しちゃうわ」
「まともな男はほとんど婚約者持ちだぞ?」
「ユリウスにはいないのに?」
「……」
「私みたいに相手に浮気されたとか、政略結婚の自由恋愛公認の人とかいるわよ」
「もう子供の頃とは違うんだ。必ずと言っていいくらい体を求められる」
「その時に受け入れられなければ別れたらいいのよ」
「だから、その気になった男に“やっぱり気が変わりました”なんて言っても止まらないこともあるんだ。私と試せばいいじゃないか」
「この関係を壊せというの?嫌よ」
「壊れないよ」
「ユリウスとの関係が拗れたらルイーズ様やリリー様、おじ様とおば様とも今までのようにはいられない。
それにゼイン様とのことは見守ってくれていたじゃない。彼を好きになったことは応援してくれたのに、何で次はダメなの?」
「あの時 私も子供だったからだ。
エヴリンに寄生虫がくっついていることに早く気付けなかった。エヴリンが好きだからあいつと婚約すると言ったときは嫌われたくなくて受け入れるフリをしていた。
私はあいつが気に入らなくて仕方なかった。あいつを永遠に失踪させたいくらいにね。だけどエヴリンが悲しむと思って見守ってきたんだ。
結果、あいつはエヴリンを裏切り傷付けた。
エヴリンは腹いせのように他の男と恋愛ごっこを始めようとしている。それがどれだけ危険なことか分かっていない。自然に恋に落ちたのならいい。だが恋愛を求めて男を探すのは過ちのもとだ」
「……何でユリウスは婚約しないの?」
「奇跡を待っているからだよ」
「恋をしたいと思わないの?」
「してるよ」
「してるの!?」
「10年以上片想いをしているけどね」
「セロー家の嫡男で完璧なユリウスを片想いさせ続けるだなんてどんな令嬢なのよ。
早くから婚約者がいる令嬢?すごく歳上とか?それとも従姉妹とか?まさか王女殿下!?」
「歳下だよ。従姉妹や王女は関係無い。従姉妹は変な気を起こさないよう最初に躾けたし、王女には別の令息が魅力的に見えるようにしておいたから、他の令息と婚約している」
「え? 王女殿下をフッたの!?」
「王女の輿入れ先の候補としてはセロー公爵家が筆頭だ。客観的に先ずは私を品定めすると判断した」
「何したの?」
「王女がうちに訪問に来たときに、極度のマザコンとシスコンを演じたんだ。姉達も積極的に協力してくれたよ」
「どんな?」
「2人は私から離れず終始世話をしたんだ。私に一つ一つ菓子を食べさせ、口を拭いてどこに行くにも手を繋いだ。王女の縁談を査定しに来た者が、王女と二人きりで散歩しては と提案したが、虫が怖いから姉達も一緒じゃないと行けないと泣くフリをした。トイレも“ユーくん、そろそろお花摘みの時間よ”と姉達が促して手を繋いで行った。
最後には 眠いと言って母上の膝の上に座りしがみついて寝たフリをした」
「うわぁ」
「私は剣なんか怖くて持たないし、喧嘩も嫌いだから守ってくれるような強いお嫁さんが欲しい、虫の駆除も任せたいから虫に強い子がいいと言っておいたからな。次の訪問先の令息は剣術が好きで活発な子だから 第二候補はさぞ輝いて見えたことだろう」
「そんなに王女殿下が嫌いだったの?」
「私の想い人以外の異性はその他大勢の一人にすぎない。全く次元が違うんだよ。王女と婚約なんてしたら想い人は私と距離を置いてしまう」
「そんなにお相手の女性が好きなら 私に自分を勧めるのは良くないわ」
「だから薦めたんだよ」
「別の作戦があるのね。でも私と噂が立ったら避けられてしまうんじゃない?」
「同じ人間とは思えないほど私に対して鈍感だから」
もっと聞こうかと思ったけどリリー様に見つかり、込み入った話が出来なかった。
屋敷に戻るとお父様とお母様が怒っていた。もちろん私にではない。
「またキューレイ家の息子が来たんだ」
「ああ…」
「誤解だの何だの騒いでいたがしつこいな」
「実は…」
学生食堂でゼイン様の浮気相手の令嬢に ゼイン様との話をわざと聞かされたこと、水をかけられたこと、言い返して水をかけたこと、外階段でのこと、まだ別れていなかったことを説明した。
「馬鹿にしているわ!!」
「抗議しよう」
「ユリウス様には話したの?」
「今日はユリウスの片想いの相手の話になりました。ユリウスは恵まれた完璧な人なのに片想いなんて、相手の令嬢は見る目がないのか出会う前に他の人と婚約しちゃっていたのですね」
「「……」」
「錯乱して、私の恋人になるとか言い出して」
「「……」」
「そんなことをしたら ますます片想いの令嬢と距離ができてしまうのに、変なところは気付かないのですね」
「「……」」
ここはユリウスの部屋だ。
「ドネール嬢と男漁りにパーティへ行くんだって?」
「言い方…」
「どこのパーティ?」
「そこまでは知らないわ」
「まだ解消してないのに?」
「向こうは浮気しているんだから、私だってしていいはずよ」
「そんなにやりたいのか」
「違う!」
「エヴリンは男を分かっていない。力尽くで押さえ込んで無理に事をなせるんだぞ」
「じゃあ 女は黙って屈辱に耐えろと?」
「エヴリン」
「恋愛したっていいでしょ」
「結婚じゃなくて恋愛?」
「そう」
「じゃあ 私でもいいんだな?」
「え?ユリウスはお兄様とかお母様って感じだから恋愛には発展しないわ。するならとっくにそうなっていたはずよ」
「……信じられない」
「ユリウス?」
「とにかく恋愛なら私としよう」
「え?だからムリじゃない?」
ユリウスは過去一番驚いた顔をした。
「ムリじゃない」
「ムリムリ。ユリウスは私が5歳の時から面倒見てくれているじゃない。お母様か乳母か、良くてお兄様って感覚でいたでしょう?私なんかを相手に恋愛心が生まれるはずないのよ」
「じゃあ 私と出席しよう」
「恋愛相手を探しに行くのにユリウスが一緒だと相手が萎縮しちゃうわ」
「まともな男はほとんど婚約者持ちだぞ?」
「ユリウスにはいないのに?」
「……」
「私みたいに相手に浮気されたとか、政略結婚の自由恋愛公認の人とかいるわよ」
「もう子供の頃とは違うんだ。必ずと言っていいくらい体を求められる」
「その時に受け入れられなければ別れたらいいのよ」
「だから、その気になった男に“やっぱり気が変わりました”なんて言っても止まらないこともあるんだ。私と試せばいいじゃないか」
「この関係を壊せというの?嫌よ」
「壊れないよ」
「ユリウスとの関係が拗れたらルイーズ様やリリー様、おじ様とおば様とも今までのようにはいられない。
それにゼイン様とのことは見守ってくれていたじゃない。彼を好きになったことは応援してくれたのに、何で次はダメなの?」
「あの時 私も子供だったからだ。
エヴリンに寄生虫がくっついていることに早く気付けなかった。エヴリンが好きだからあいつと婚約すると言ったときは嫌われたくなくて受け入れるフリをしていた。
私はあいつが気に入らなくて仕方なかった。あいつを永遠に失踪させたいくらいにね。だけどエヴリンが悲しむと思って見守ってきたんだ。
結果、あいつはエヴリンを裏切り傷付けた。
エヴリンは腹いせのように他の男と恋愛ごっこを始めようとしている。それがどれだけ危険なことか分かっていない。自然に恋に落ちたのならいい。だが恋愛を求めて男を探すのは過ちのもとだ」
「……何でユリウスは婚約しないの?」
「奇跡を待っているからだよ」
「恋をしたいと思わないの?」
「してるよ」
「してるの!?」
「10年以上片想いをしているけどね」
「セロー家の嫡男で完璧なユリウスを片想いさせ続けるだなんてどんな令嬢なのよ。
早くから婚約者がいる令嬢?すごく歳上とか?それとも従姉妹とか?まさか王女殿下!?」
「歳下だよ。従姉妹や王女は関係無い。従姉妹は変な気を起こさないよう最初に躾けたし、王女には別の令息が魅力的に見えるようにしておいたから、他の令息と婚約している」
「え? 王女殿下をフッたの!?」
「王女の輿入れ先の候補としてはセロー公爵家が筆頭だ。客観的に先ずは私を品定めすると判断した」
「何したの?」
「王女がうちに訪問に来たときに、極度のマザコンとシスコンを演じたんだ。姉達も積極的に協力してくれたよ」
「どんな?」
「2人は私から離れず終始世話をしたんだ。私に一つ一つ菓子を食べさせ、口を拭いてどこに行くにも手を繋いだ。王女の縁談を査定しに来た者が、王女と二人きりで散歩しては と提案したが、虫が怖いから姉達も一緒じゃないと行けないと泣くフリをした。トイレも“ユーくん、そろそろお花摘みの時間よ”と姉達が促して手を繋いで行った。
最後には 眠いと言って母上の膝の上に座りしがみついて寝たフリをした」
「うわぁ」
「私は剣なんか怖くて持たないし、喧嘩も嫌いだから守ってくれるような強いお嫁さんが欲しい、虫の駆除も任せたいから虫に強い子がいいと言っておいたからな。次の訪問先の令息は剣術が好きで活発な子だから 第二候補はさぞ輝いて見えたことだろう」
「そんなに王女殿下が嫌いだったの?」
「私の想い人以外の異性はその他大勢の一人にすぎない。全く次元が違うんだよ。王女と婚約なんてしたら想い人は私と距離を置いてしまう」
「そんなにお相手の女性が好きなら 私に自分を勧めるのは良くないわ」
「だから薦めたんだよ」
「別の作戦があるのね。でも私と噂が立ったら避けられてしまうんじゃない?」
「同じ人間とは思えないほど私に対して鈍感だから」
もっと聞こうかと思ったけどリリー様に見つかり、込み入った話が出来なかった。
屋敷に戻るとお父様とお母様が怒っていた。もちろん私にではない。
「またキューレイ家の息子が来たんだ」
「ああ…」
「誤解だの何だの騒いでいたがしつこいな」
「実は…」
学生食堂でゼイン様の浮気相手の令嬢に ゼイン様との話をわざと聞かされたこと、水をかけられたこと、言い返して水をかけたこと、外階段でのこと、まだ別れていなかったことを説明した。
「馬鹿にしているわ!!」
「抗議しよう」
「ユリウス様には話したの?」
「今日はユリウスの片想いの相手の話になりました。ユリウスは恵まれた完璧な人なのに片想いなんて、相手の令嬢は見る目がないのか出会う前に他の人と婚約しちゃっていたのですね」
「「……」」
「錯乱して、私の恋人になるとか言い出して」
「「……」」
「そんなことをしたら ますます片想いの令嬢と距離ができてしまうのに、変なところは気付かないのですね」
「「……」」
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