70 / 72
解れた心
グローリー家(R18)
しおりを挟む
【 マクセルの視点 】
仕方なく王都に向けて馬車を走らせた。
三日間の道中で妻を散々可愛がり焦らせたまま陛下に会った。
「ノアは?」
「馬車です」
「何故連れて来ない」
「人前に出せる状態じゃありません」
「は?」
「陛下が仰ったのですよ。抱き潰せと。
道中は抱きはしませんでしたが散々可愛がったので。
いずれ連れてきます」
「一カ月と言っただろう」
「それがノエリアは根を上げるどころか、初夜の言い付けを守って従順で積極的で、やってないことと言ったら、」
「止めろ。
ノアは私にとっては孫娘みたいなものなのだ。
はぁ…極端な奴め。
明日から仕事しろよ」
「それが、離れたくないので辞そうかなと」
「駄目だ!」
馬車に戻りグローリー邸に向かった。
到着すると抱き上げて夫婦の寝室に直行した。
使用人達は合図を送り合ってニコニコしていた。
「マクセル」
「初夜の再現だ。夫婦の寝室で愛し合おう。
ノエリア、私は幸せだ。もう離れられない。間違って泊りの仕事があれば連れて行く。いいね?」
「はい 」
月のモノが無ければ毎晩抱いた。
時には朝も、休日には昼も。
繁忙期は一緒に登城させて王太子妃達に解放した。
未だに私が居ない隙にグローリー邸に入り浸る妃達だ。
地方出張は拒否すると、“ノアと息子を連れて行け”と陛下が言うので遠慮なく最高級の宿に泊まった。
領主の屋敷には絶対泊まらなかった。
当主や当主の息子がノエリアに色目を使うからだ。
「父上、もう結婚して一年です。僕が学園に行く前に仕込んでください。
というか、学園に行きたくないです。
ノエリア様と離れたくないし、子の成長を見守りたいのです」
「なら、猛勉強して飛び級でもするんだな」
「飛び級!……飛卒はありますか?」
「あるぞ」
それからすぐに避妊薬を止めてノエリアを孕ませることにした。毎日注いでいるから何日の子なのか分からないのが残念だが、無事子種がノエリアの胎に根付いた。
悪阻が重めらしく、食事を口にしない。
どんどん痩せて顔色が悪くなっていく。
こんなことなら孕ますんじゃなかった!
薬湯も戻してしまい、宮廷医でさえ、もしもを口にした。
そこに神が降臨した。
「情け無い顔をして」
「すみません」
「ほら、ノアの好きなスープとオムレツだよ」
「叔母さん」
少年ノアの勤めていた宿屋の女将が心配して来てくれたのだ。
「美味しい……、っ……」
「母はいろいろなことを乗り越えて強くなるんだ。最初から母親なんて女はいないんだよ。
母親も胎の子と一緒に学んで成長していくんだ。産んでからもね」
「はい……」
「泣いてもいいから、楽しい未来だけ考えな。
この旦那が頑張って叶えてくれるさ」
「全力で叶える」
「叔母さん、ありがとうございます」
それから女将は三泊して、その間にノエリアが食べられそうなものを探ってレシピを伝授して帰って行った。
謝礼金を渡そうとしたら断られた。
「こんな大金持って移動していたら殺されちまうよ。
産まれて落ち着いたら、泊まりに来て金を落としていっておくれ」
「侯爵家が心より感謝します」
「私は侯爵家の為にしたんじゃない。我が子のようなノアのためさ。
感謝するなら、ノアの夫として感謝しておくれ」
「お義母さん、感謝します」
「クリストファーも連れておいで」
「必ず」
「今度ノアを泣かせたら木の棒で追い回すからね」
「ハハッ」
「本当にやるよ」
「……肝に銘じます」
そして産まれたのは男児だった。
「かっわいい~っ」
「クリストファー、抱き癖が付くぞ」
「望むところです。背負って学園に通います!」
「バカか」
名前を色々考えていたのに、
「名前はクリスに付けさせるわ」
ノエリアの一声で命名権はクリストファーに移った。
「カイルス」
「瞳の色から?」
「はい!」
髪の色はノエリア、瞳の色は祖父の空色、顔は私にそっくりだった。
二年後に産まれたのは女児だった。
瞳の色は私、髪の色と顔立ちはノエリア似だった。
「かっわいい~!!」
カイルスを抱っこしたクリストファーが覗き込む。
「アンジェル」
「キャッキャッ!」
「はぁ~天使~」
クリストファーはノエリアの子と離れたくないが為に、入学して早々に飛卒していた。
飛卒歴代二位らしい。
大きくなってカイルスはクリストファーが背負った。そしてアンジェルを胸に抱き、ひたすら口付ける。
顔、頭、髪、手、足、腹、どこへでも隙を見て口付けをしている。
もう嫁には行けないだろう。
クリストファーが離さない。
アンジェルが一歳半の時にやっとあの宿に家族で訪れることができた。
「まあ、よく出来た息子だねぇ。
クリストファーがしっかり舵をとるんだよ」
「はい!」
膝にアンジェル、隣にカイルス。
カイルスの食事を補助しながらアンジェルに食べさせ、自身も食べるという神技を繰り広げるクリストファーに女将こと義母は感心したようだ。
私はノエリアに現を抜かす駄目親父という認識だろうか。
カイルスを連れて泊まりに来るはずが、孕ませてしまって、また呼び寄せた。
「一度くらい泊まりに来てから仕込めなかったのかい」
「すみません」
地方出張に連れて行き、つい避妊薬を忘れて連日、宿や馬車や野外で燃え上がってしまった。
月明かりの下で全裸で求め合うといつも以上に興奮した。
まるで強姦している気になる程、激しく犯すように抱いた。火をつけたのはノエリアだった。
美しい池で水浴びをしているとノエリアが咥えたのだ。互いに濡れて月明かりでキラキラと煌めき、静まり返った中で口や頭を動かすのでチャプチャプと池の水が音を立てる。
何とも言えない興奮とノエリアの奉仕にすぐに込み上げた。
「ノエリア、射る」
いつもなら口を離すのに、亀頭だけ咥えて頭は動かさず、舌だけ裏や先端を刺激し続けた。
「ノエリア、駄目だ、射るぞ!
口内が嫌なら離せ!」
ビクンビクンと口内で震わせる陰茎は痛いほど張り詰めていた。
ジュルッ
あろうことか、ノエリアは根元近くまで咥え込んだ。もう抗えなかった。
「くっ……ノエリア……」
しかし、ノエリアは口を離して背を向けた。
「皆が待ってるから」
ノエリアに腕を回し、後ろから突き入れた。
「ああっ!!」
乱暴に突き上げてすぐに放出した。
ビュルッ ビュルッ ビュルッ ビュルッ
「くっ……」
ビュッ ビュッ ビュッ ビュッ
しばらくして吐精が終わると陰茎を抜き去った。
ズルッ
水面に精液が滴り落ちる音がする。
「すまない。痛くなかったか」
「少し」
「あんな意地悪されたら我慢できないよ」
ノエリアはまた咥えて最後の一滴を吸い上げた。
「変な味」
「今度、口の中に出してもいいか」
「はい 」
その後は、ノエリアを犯し尽くした。池、馬車、宿。
強く激しく突き立てて、ノエリアが泣き喚こうと止めなかった。
ロイクや護衛達はいつものこととはいえ、呆れていた。
元々の私兵達は、
「そりゃ、あんなに美しい妻を娶ったら仕方ないかもしれませんが、流石に拷問に遭っているかのような悲鳴を聞くと…」
「すまない」
「最強の魔法使いでも小柄な女ですからね?壊さないでくださいよ。激しくしたいなら娼館で、」
「ロイク、ノエリア以外抱く気はない」
そして、避妊薬を失念していた。
仕方なく王都に向けて馬車を走らせた。
三日間の道中で妻を散々可愛がり焦らせたまま陛下に会った。
「ノアは?」
「馬車です」
「何故連れて来ない」
「人前に出せる状態じゃありません」
「は?」
「陛下が仰ったのですよ。抱き潰せと。
道中は抱きはしませんでしたが散々可愛がったので。
いずれ連れてきます」
「一カ月と言っただろう」
「それがノエリアは根を上げるどころか、初夜の言い付けを守って従順で積極的で、やってないことと言ったら、」
「止めろ。
ノアは私にとっては孫娘みたいなものなのだ。
はぁ…極端な奴め。
明日から仕事しろよ」
「それが、離れたくないので辞そうかなと」
「駄目だ!」
馬車に戻りグローリー邸に向かった。
到着すると抱き上げて夫婦の寝室に直行した。
使用人達は合図を送り合ってニコニコしていた。
「マクセル」
「初夜の再現だ。夫婦の寝室で愛し合おう。
ノエリア、私は幸せだ。もう離れられない。間違って泊りの仕事があれば連れて行く。いいね?」
「はい 」
月のモノが無ければ毎晩抱いた。
時には朝も、休日には昼も。
繁忙期は一緒に登城させて王太子妃達に解放した。
未だに私が居ない隙にグローリー邸に入り浸る妃達だ。
地方出張は拒否すると、“ノアと息子を連れて行け”と陛下が言うので遠慮なく最高級の宿に泊まった。
領主の屋敷には絶対泊まらなかった。
当主や当主の息子がノエリアに色目を使うからだ。
「父上、もう結婚して一年です。僕が学園に行く前に仕込んでください。
というか、学園に行きたくないです。
ノエリア様と離れたくないし、子の成長を見守りたいのです」
「なら、猛勉強して飛び級でもするんだな」
「飛び級!……飛卒はありますか?」
「あるぞ」
それからすぐに避妊薬を止めてノエリアを孕ませることにした。毎日注いでいるから何日の子なのか分からないのが残念だが、無事子種がノエリアの胎に根付いた。
悪阻が重めらしく、食事を口にしない。
どんどん痩せて顔色が悪くなっていく。
こんなことなら孕ますんじゃなかった!
薬湯も戻してしまい、宮廷医でさえ、もしもを口にした。
そこに神が降臨した。
「情け無い顔をして」
「すみません」
「ほら、ノアの好きなスープとオムレツだよ」
「叔母さん」
少年ノアの勤めていた宿屋の女将が心配して来てくれたのだ。
「美味しい……、っ……」
「母はいろいろなことを乗り越えて強くなるんだ。最初から母親なんて女はいないんだよ。
母親も胎の子と一緒に学んで成長していくんだ。産んでからもね」
「はい……」
「泣いてもいいから、楽しい未来だけ考えな。
この旦那が頑張って叶えてくれるさ」
「全力で叶える」
「叔母さん、ありがとうございます」
それから女将は三泊して、その間にノエリアが食べられそうなものを探ってレシピを伝授して帰って行った。
謝礼金を渡そうとしたら断られた。
「こんな大金持って移動していたら殺されちまうよ。
産まれて落ち着いたら、泊まりに来て金を落としていっておくれ」
「侯爵家が心より感謝します」
「私は侯爵家の為にしたんじゃない。我が子のようなノアのためさ。
感謝するなら、ノアの夫として感謝しておくれ」
「お義母さん、感謝します」
「クリストファーも連れておいで」
「必ず」
「今度ノアを泣かせたら木の棒で追い回すからね」
「ハハッ」
「本当にやるよ」
「……肝に銘じます」
そして産まれたのは男児だった。
「かっわいい~っ」
「クリストファー、抱き癖が付くぞ」
「望むところです。背負って学園に通います!」
「バカか」
名前を色々考えていたのに、
「名前はクリスに付けさせるわ」
ノエリアの一声で命名権はクリストファーに移った。
「カイルス」
「瞳の色から?」
「はい!」
髪の色はノエリア、瞳の色は祖父の空色、顔は私にそっくりだった。
二年後に産まれたのは女児だった。
瞳の色は私、髪の色と顔立ちはノエリア似だった。
「かっわいい~!!」
カイルスを抱っこしたクリストファーが覗き込む。
「アンジェル」
「キャッキャッ!」
「はぁ~天使~」
クリストファーはノエリアの子と離れたくないが為に、入学して早々に飛卒していた。
飛卒歴代二位らしい。
大きくなってカイルスはクリストファーが背負った。そしてアンジェルを胸に抱き、ひたすら口付ける。
顔、頭、髪、手、足、腹、どこへでも隙を見て口付けをしている。
もう嫁には行けないだろう。
クリストファーが離さない。
アンジェルが一歳半の時にやっとあの宿に家族で訪れることができた。
「まあ、よく出来た息子だねぇ。
クリストファーがしっかり舵をとるんだよ」
「はい!」
膝にアンジェル、隣にカイルス。
カイルスの食事を補助しながらアンジェルに食べさせ、自身も食べるという神技を繰り広げるクリストファーに女将こと義母は感心したようだ。
私はノエリアに現を抜かす駄目親父という認識だろうか。
カイルスを連れて泊まりに来るはずが、孕ませてしまって、また呼び寄せた。
「一度くらい泊まりに来てから仕込めなかったのかい」
「すみません」
地方出張に連れて行き、つい避妊薬を忘れて連日、宿や馬車や野外で燃え上がってしまった。
月明かりの下で全裸で求め合うといつも以上に興奮した。
まるで強姦している気になる程、激しく犯すように抱いた。火をつけたのはノエリアだった。
美しい池で水浴びをしているとノエリアが咥えたのだ。互いに濡れて月明かりでキラキラと煌めき、静まり返った中で口や頭を動かすのでチャプチャプと池の水が音を立てる。
何とも言えない興奮とノエリアの奉仕にすぐに込み上げた。
「ノエリア、射る」
いつもなら口を離すのに、亀頭だけ咥えて頭は動かさず、舌だけ裏や先端を刺激し続けた。
「ノエリア、駄目だ、射るぞ!
口内が嫌なら離せ!」
ビクンビクンと口内で震わせる陰茎は痛いほど張り詰めていた。
ジュルッ
あろうことか、ノエリアは根元近くまで咥え込んだ。もう抗えなかった。
「くっ……ノエリア……」
しかし、ノエリアは口を離して背を向けた。
「皆が待ってるから」
ノエリアに腕を回し、後ろから突き入れた。
「ああっ!!」
乱暴に突き上げてすぐに放出した。
ビュルッ ビュルッ ビュルッ ビュルッ
「くっ……」
ビュッ ビュッ ビュッ ビュッ
しばらくして吐精が終わると陰茎を抜き去った。
ズルッ
水面に精液が滴り落ちる音がする。
「すまない。痛くなかったか」
「少し」
「あんな意地悪されたら我慢できないよ」
ノエリアはまた咥えて最後の一滴を吸い上げた。
「変な味」
「今度、口の中に出してもいいか」
「はい 」
その後は、ノエリアを犯し尽くした。池、馬車、宿。
強く激しく突き立てて、ノエリアが泣き喚こうと止めなかった。
ロイクや護衛達はいつものこととはいえ、呆れていた。
元々の私兵達は、
「そりゃ、あんなに美しい妻を娶ったら仕方ないかもしれませんが、流石に拷問に遭っているかのような悲鳴を聞くと…」
「すまない」
「最強の魔法使いでも小柄な女ですからね?壊さないでくださいよ。激しくしたいなら娼館で、」
「ロイク、ノエリア以外抱く気はない」
そして、避妊薬を失念していた。
180
あなたにおすすめの小説
冷遇王妃はときめかない
あんど もあ
ファンタジー
幼いころから婚約していた彼と結婚して王妃になった私。
だが、陛下は側妃だけを溺愛し、私は白い結婚のまま離宮へ追いやられる…って何てラッキー! 国の事は陛下と側妃様に任せて、私はこのまま離宮で何の責任も無い楽な生活を!…と思っていたのに…。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
【完結】王妃はもうここにいられません
なか
恋愛
「受け入れろ、ラツィア。側妃となって僕をこれからも支えてくれればいいだろう?」
長年王妃として支え続け、貴方の立場を守ってきた。
だけど国王であり、私の伴侶であるクドスは、私ではない女性を王妃とする。
私––ラツィアは、貴方を心から愛していた。
だからずっと、支えてきたのだ。
貴方に被せられた汚名も、寝る間も惜しんで捧げてきた苦労も全て無視をして……
もう振り向いてくれない貴方のため、人生を捧げていたのに。
「君は王妃に相応しくはない」と一蹴して、貴方は私を捨てる。
胸を穿つ悲しみ、耐え切れぬ悔しさ。
周囲の貴族は私を嘲笑している中で……私は思い出す。
自らの前世と、感覚を。
「うそでしょ…………」
取り戻した感覚が、全力でクドスを拒否する。
ある強烈な苦痛が……前世の感覚によって感じるのだ。
「むしろ、廃妃にしてください!」
長年の愛さえ潰えて、耐え切れず、そう言ってしまう程に…………
◇◇◇
強く、前世の知識を活かして成り上がっていく女性の物語です。
ぜひ読んでくださると嬉しいです!
婚約破棄に、承知いたしました。と返したら爆笑されました。
パリパリかぷちーの
恋愛
公爵令嬢カルルは、ある夜会で王太子ジェラールから婚約破棄を言い渡される。しかし、カルルは泣くどころか、これまで立て替えていた経費や労働対価の「莫大な請求書」をその場で叩きつけた。
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ3巻7/30発売
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、孤独な陛下を癒したら、執着されて離してくれません!
花瀬ゆらぎ
恋愛
「おまえには、国王陛下の側妃になってもらう」
婚約者と親友に裏切られ、傷心の伯爵令嬢イリア。
追い打ちをかけるように父から命じられたのは、若き国王フェイランの側妃になることだった。
しかし、王宮で待っていたのは、「世継ぎを産んだら離縁」という非情な条件。
夫となったフェイランは冷たく、侍女からは蔑まれ、王妃からは「用が済んだら去れ」と突き放される。
けれど、イリアは知ってしまう。 彼が兄の死と誤解に苦しみ、誰よりも孤独の中にいることを──。
「私は、陛下の幸せを願っております。だから……離縁してください」
フェイランを想い、身を引こうとしたイリア。
しかし、無関心だったはずの陛下が、イリアを強く抱きしめて……!?
「離縁する気か? 許さない。私の心を乱しておいて、逃げられると思うな」
凍てついた王の心を溶かしたのは、売られた側妃の純真な愛。
孤独な陛下に執着され、正妃へと昇り詰める逆転ラブロマンス!
※ 以下のタイトルにて、ベリーズカフェでも公開中。
【側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません】
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる