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解れた心
半年遅れの初夜(R18)
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【 マクセルの視点 】
「っ、……嫌わないでくれ」
涙を流すなど子供の頃以来だ。
親が死のうと乳母が死のうと流れなかった。
私の頬に添えられた手の上に手を重ねた。
「食事をしてください。冷めますから」
「嫌われたくな、んぐっ」
ノエリアが口の中に食事を入れていく。
「はい、水」
時折水を飲ませる。
「はい、口開けて」
「んぐっ」
全部食べ終えると、口を拭かれた。
「手のかかる赤ちゃんですね」
気が付けばノエリアは膝の上に乗っていた。
立ち上がり片付けを始めた。
私は急いで歯を磨き、戻るとノエリアは居なかった。
呼び鈴を鳴らすと女将がやってきた。
「ノエリアは私の妻だ」
「それで?なんです?」
「連れて帰りたい」
「ノアが望むなら良いですよ」
「ノアは今から仕事ができなくなる」
「はぁ……無理強いは止めてくださいよ」
「ノエリアを呼んでくれ」
女将と入れ替わりにノエリアが入室した。
「何ですか。忙しいんです」
「女将には許可をもらった」
「えっ?」
「赤ちゃんなんだろう」
「 ? 」
「ミ、ミルクの時間だ」
「 ?? 」
モジモジとしていると顔に熱が集まった。
「!! 馬鹿じゃなですか!!変態!!」
「もう変態でもなんでもいい!
私を赤ちゃんと言ったのはノエリアだ!」
ノエリアを抱き上げて口付けをした。舌で唇を割り入れ舌を絡ませながらベッドへ運んだ。
服を脱ぎ、口付けながらノエリアを脱がしていく。
「いやっ、私、汗……」
全てを脱がして胸元を舐めた。
「良い匂いだ」
「マクセルっ」
胸を掬い上げ頂を口に含んだ。
あのときは直に見ることも触れることもできなかった。こんなに綺麗なピンク色をしていたとは。
小さい頂はすぐに硬く立ち上がった。
ヂュッ ヂュッ
「あっ、…んっ」
「本当にノエリアのミルクが飲みたい」
「変態!」
「では下の蜜を味わおう」
「変態っ! ああっ!!」
抵抗していた足を押し広げ割れ目を大きく何度も舐め上げた。時々舌先で膣口を押し広げる。
そしてまた舐め上げて、愛芽を口に含み吸っている間に指を一本膣内に挿れた。
充分濡れているが、まだ蕾だ。
入念に解し始めた。
ノエリアは枕を抱きしめて顔を埋めていた。
ココを舐めるのは初めてだった。
昔にいた恋人にさえしたことが無かった。
ノエリアの反応を見ながら愛芽への愛撫を止めたり再開したりしながら指を増やした。
入り口も充分柔らかく広げたので痛みもそれほどではないだろう。折り畳んだ二枚のタオルをノエリアの腰に敷いた。
グッタリしていて、脚を大きく広げさせても恥ずかしがる余裕もなくなっていた。
陰茎に蜜を纏わせて左右に振って愛芽を刺激する。
「あっ!ああっ!」
上下に擦って私の蜜を塗りつけるとノエリアの反応は更に良くなった。
下に角度を変えて膣口に先端を当てがうと、先を半分めり込ませた。
今からノエリアを女にするのは私だ。そう思うとはち切れそうなほど膨らんだ。
「ノエリア、愛してる」
ゆっくりと押し進める。ヌルヌルに湿らせた肉を割り入れる感覚は何とも言えない快楽を与える。腰から頭までゾクゾクと痺れる。
そしてこの狭さ。誰も踏み入れていないこの穴が私だけのものだとギュウギュウに絞り上げながら証明している。
「大丈夫だから力を抜いて」
体を撫で続けると少し力が抜けた気がした。
その瞬間を逃さずに最奥まで押し込んだ。
「ああっ!!」
「くっ!」
震えるノエリアを宥め、覆い被さり口付けをした。涙を舐め取り瞼に唇を付けた。
「痛いか? すまない」
「痛く…ない…けど、怖い」
「良かった。ものすごく気持ちいい」
「本当?」
「こんなに気持ちいいのに半年以上も怖気付いていたなんて、私は馬鹿だ。
最初に共寝した時から抱きたかった」
「あっ」
「コレが好きか?」
「あっ、はあっ」
腰は動かさず、膣内で陰茎をビクンとさせるとノエリアが悦んだ。
不規則にするとノエリアから蜜が滲み出した。
胸を揉み、頂を指で摘み捏ねて、舌で捏ねて擦り上げ、吸いながら陰茎をビクンとさせて刺激を与え続けていると、急に膣内の動きが変わった。
「あっ!あっ!マクセル!!」
ノエリアは背を逸らし暴れ始めた。
両手首を掴み押さえつけ、腰を押し付けて奥を押し上げながら押さえ付けた。
「んんんんんんーっ!!」
「いっ、」
強烈な締め付けに耐えていたが射精感でもう限界だ。まだ大して何もしていないのに射したら恥じたと必死に耐える。
次第に締め付けは治ってきたが、不規則に膣壁が動き振るわせるのでそれが更に刺激をもたらして……射してしまった。
ビュルッ ビュルッ ビュルッ ビュルッ
ビュッ ビュッ ビュッ …… …… …… …
「くっ……」
これだけ押し付けていたら直接子宮に注ぎ込んだだろう。
ものすごい勢いで射たのも分かったし、大量に注いだのも分かった。
ふとノエリアを見ると焦点が合っていない。
そして、お漏らしをしたようだ。
ゆっくり抜いて、吸い上げて重みを増したタオルを浴室に持って行き、新しいタオルを手にして戻った。
腰の下にまた敷いた。
「マクセル……」
「痛くない?」
「さっきの……何」
「女の快楽を拾ったんだ」
「その後も……すごい刺激が……」
「勢いよく沢山注いだからね」
「注ぐ……」
「そう。子種を注いだんだ。
もう、私とノエリアは夫婦で恋人で男と女だ」
「赤ちゃん……」
「欲しい?」
「できるの?」
「できるよ」
「クリスが……」
「クリストファーも望んでいるよ。
でもまだ早いかな」
「マクセル」
「もっとノエリアを鳴かせたい」
またノエリアのナカに挿入し、背中に腕を回すと起こして座らせた。
ノエリアの腕を首に巻き付けて口付けて舌を絡めながら突き上げる。
ギシッ ギシッ ギシッ ギシッ
「ん、ん、ん、んっ、」
ノエリアの乳首が私の胸で擦れるようにしていたが、ノエリアがギュッと抱きついた。
「ノエリア、力を抜いて受け入れて」
「怖い」
「気持ちいいだけだ。しっかり繋がっているよ」
「あっ!」
グッと奥を押し上げるとノエリアが鳴く。
「どんな快楽も抗わずに受け入れていればいい。何も考えられなくなって溶けていくだけだ。そんなノエリアを見れたら私も幸せだ」
そこからはノエリアは抗うのを止めて必死に受け入れた。涙が出ようが涎が出ようが潮を噴こうが失禁しようが失神しようが受け入れた。
どんな体位も嫌がらず、お願いするとやってくれる。
服を脱がせてくれと言えば脱がせるし、陰茎を扱いてくれと言えば扱く。
舐めて。
咥えて。
吸って。
顔にかけたいと言えば目を瞑り、尻にかけたいと言えば四つん這いになって尻を突き出し、割れ目にかけたいと言えば脚を開いて秘部を手で広げて待った。
もう一カ月が経っていた。
ロイクは呆れながら外で女を引っ掛けて発散していた。
「マクセル…」
「戻れとのご命令だ」
陛下から手紙が届いた。
“続きは戻って仕事を終えてからにしろ”
「っ、……嫌わないでくれ」
涙を流すなど子供の頃以来だ。
親が死のうと乳母が死のうと流れなかった。
私の頬に添えられた手の上に手を重ねた。
「食事をしてください。冷めますから」
「嫌われたくな、んぐっ」
ノエリアが口の中に食事を入れていく。
「はい、水」
時折水を飲ませる。
「はい、口開けて」
「んぐっ」
全部食べ終えると、口を拭かれた。
「手のかかる赤ちゃんですね」
気が付けばノエリアは膝の上に乗っていた。
立ち上がり片付けを始めた。
私は急いで歯を磨き、戻るとノエリアは居なかった。
呼び鈴を鳴らすと女将がやってきた。
「ノエリアは私の妻だ」
「それで?なんです?」
「連れて帰りたい」
「ノアが望むなら良いですよ」
「ノアは今から仕事ができなくなる」
「はぁ……無理強いは止めてくださいよ」
「ノエリアを呼んでくれ」
女将と入れ替わりにノエリアが入室した。
「何ですか。忙しいんです」
「女将には許可をもらった」
「えっ?」
「赤ちゃんなんだろう」
「 ? 」
「ミ、ミルクの時間だ」
「 ?? 」
モジモジとしていると顔に熱が集まった。
「!! 馬鹿じゃなですか!!変態!!」
「もう変態でもなんでもいい!
私を赤ちゃんと言ったのはノエリアだ!」
ノエリアを抱き上げて口付けをした。舌で唇を割り入れ舌を絡ませながらベッドへ運んだ。
服を脱ぎ、口付けながらノエリアを脱がしていく。
「いやっ、私、汗……」
全てを脱がして胸元を舐めた。
「良い匂いだ」
「マクセルっ」
胸を掬い上げ頂を口に含んだ。
あのときは直に見ることも触れることもできなかった。こんなに綺麗なピンク色をしていたとは。
小さい頂はすぐに硬く立ち上がった。
ヂュッ ヂュッ
「あっ、…んっ」
「本当にノエリアのミルクが飲みたい」
「変態!」
「では下の蜜を味わおう」
「変態っ! ああっ!!」
抵抗していた足を押し広げ割れ目を大きく何度も舐め上げた。時々舌先で膣口を押し広げる。
そしてまた舐め上げて、愛芽を口に含み吸っている間に指を一本膣内に挿れた。
充分濡れているが、まだ蕾だ。
入念に解し始めた。
ノエリアは枕を抱きしめて顔を埋めていた。
ココを舐めるのは初めてだった。
昔にいた恋人にさえしたことが無かった。
ノエリアの反応を見ながら愛芽への愛撫を止めたり再開したりしながら指を増やした。
入り口も充分柔らかく広げたので痛みもそれほどではないだろう。折り畳んだ二枚のタオルをノエリアの腰に敷いた。
グッタリしていて、脚を大きく広げさせても恥ずかしがる余裕もなくなっていた。
陰茎に蜜を纏わせて左右に振って愛芽を刺激する。
「あっ!ああっ!」
上下に擦って私の蜜を塗りつけるとノエリアの反応は更に良くなった。
下に角度を変えて膣口に先端を当てがうと、先を半分めり込ませた。
今からノエリアを女にするのは私だ。そう思うとはち切れそうなほど膨らんだ。
「ノエリア、愛してる」
ゆっくりと押し進める。ヌルヌルに湿らせた肉を割り入れる感覚は何とも言えない快楽を与える。腰から頭までゾクゾクと痺れる。
そしてこの狭さ。誰も踏み入れていないこの穴が私だけのものだとギュウギュウに絞り上げながら証明している。
「大丈夫だから力を抜いて」
体を撫で続けると少し力が抜けた気がした。
その瞬間を逃さずに最奥まで押し込んだ。
「ああっ!!」
「くっ!」
震えるノエリアを宥め、覆い被さり口付けをした。涙を舐め取り瞼に唇を付けた。
「痛いか? すまない」
「痛く…ない…けど、怖い」
「良かった。ものすごく気持ちいい」
「本当?」
「こんなに気持ちいいのに半年以上も怖気付いていたなんて、私は馬鹿だ。
最初に共寝した時から抱きたかった」
「あっ」
「コレが好きか?」
「あっ、はあっ」
腰は動かさず、膣内で陰茎をビクンとさせるとノエリアが悦んだ。
不規則にするとノエリアから蜜が滲み出した。
胸を揉み、頂を指で摘み捏ねて、舌で捏ねて擦り上げ、吸いながら陰茎をビクンとさせて刺激を与え続けていると、急に膣内の動きが変わった。
「あっ!あっ!マクセル!!」
ノエリアは背を逸らし暴れ始めた。
両手首を掴み押さえつけ、腰を押し付けて奥を押し上げながら押さえ付けた。
「んんんんんんーっ!!」
「いっ、」
強烈な締め付けに耐えていたが射精感でもう限界だ。まだ大して何もしていないのに射したら恥じたと必死に耐える。
次第に締め付けは治ってきたが、不規則に膣壁が動き振るわせるのでそれが更に刺激をもたらして……射してしまった。
ビュルッ ビュルッ ビュルッ ビュルッ
ビュッ ビュッ ビュッ …… …… …… …
「くっ……」
これだけ押し付けていたら直接子宮に注ぎ込んだだろう。
ものすごい勢いで射たのも分かったし、大量に注いだのも分かった。
ふとノエリアを見ると焦点が合っていない。
そして、お漏らしをしたようだ。
ゆっくり抜いて、吸い上げて重みを増したタオルを浴室に持って行き、新しいタオルを手にして戻った。
腰の下にまた敷いた。
「マクセル……」
「痛くない?」
「さっきの……何」
「女の快楽を拾ったんだ」
「その後も……すごい刺激が……」
「勢いよく沢山注いだからね」
「注ぐ……」
「そう。子種を注いだんだ。
もう、私とノエリアは夫婦で恋人で男と女だ」
「赤ちゃん……」
「欲しい?」
「できるの?」
「できるよ」
「クリスが……」
「クリストファーも望んでいるよ。
でもまだ早いかな」
「マクセル」
「もっとノエリアを鳴かせたい」
またノエリアのナカに挿入し、背中に腕を回すと起こして座らせた。
ノエリアの腕を首に巻き付けて口付けて舌を絡めながら突き上げる。
ギシッ ギシッ ギシッ ギシッ
「ん、ん、ん、んっ、」
ノエリアの乳首が私の胸で擦れるようにしていたが、ノエリアがギュッと抱きついた。
「ノエリア、力を抜いて受け入れて」
「怖い」
「気持ちいいだけだ。しっかり繋がっているよ」
「あっ!」
グッと奥を押し上げるとノエリアが鳴く。
「どんな快楽も抗わずに受け入れていればいい。何も考えられなくなって溶けていくだけだ。そんなノエリアを見れたら私も幸せだ」
そこからはノエリアは抗うのを止めて必死に受け入れた。涙が出ようが涎が出ようが潮を噴こうが失禁しようが失神しようが受け入れた。
どんな体位も嫌がらず、お願いするとやってくれる。
服を脱がせてくれと言えば脱がせるし、陰茎を扱いてくれと言えば扱く。
舐めて。
咥えて。
吸って。
顔にかけたいと言えば目を瞑り、尻にかけたいと言えば四つん這いになって尻を突き出し、割れ目にかけたいと言えば脚を開いて秘部を手で広げて待った。
もう一カ月が経っていた。
ロイクは呆れながら外で女を引っ掛けて発散していた。
「マクセル…」
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