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2度目
レミ・巻き戻り
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【 レミの視点 】
兵士3人がグリーンデサント城の国王の前に私を連れて行った。
「楽しめたか?」
「ご存知でしたか」
「そのためにお前達を選んだ。
私のセリーナの苦しみを少しでも与えてくれたか」
「はい。翡翠の姫様が少しでも浮かばれますよう頑張りました」
「ありがとう。褒美をとらそう」
「感謝いたします」
その後は、私はジュスト国王の足置きになった。
毎日彼の足元で四つん這いになる。
外国から王族が来ても私を使った。
「コレですか? 気になさらないでください。
この男は私の愛する従妹を娶っておきながら、虐待して殺したのです。屈辱の中で死んでいったので彼にも屈辱を与えようと引き取ってきました。
伯爵令息だった婚約中から愛人を作って従妹を蔑ろにしていた。私の従妹をですよ? 怖いもの知らずかと思ったら、単なる馬鹿でしたよ」
「処刑しないのですか?」
「愛人は焼き殺しました。コレは従妹が苦しんだ期間分苦しめます。足置きと月に一度の開放くらいしかやっていませんので、従妹の苦しみの非じゃありませんがね」
「よろしければ拷問のエキスパートを送りますよ」
「お気持ちだけ有り難く受け取らせていただきます」
開放とは、月に一度、希望者で当たりを引いた者が私を犯す事だ。
私もセリーナに解さず潤滑油だけ垂らし、激しく突き入れた。
酷い事をした。痛かっただろう。
両親の嘘が発端だ。セリーナ側からの求婚だなんて嘘を吐かなければ、私は…。
下男用の部屋に戻り身を清め、腰に塗り薬を塗った。
ただ足置きをしているだけなのに長時間だとかなりキツい。どのくらいもつか分からない。
ベッドに横になりセリーナのことを考える。
何故私はキャシリーに引っかかってしまったのか。
友人から始めていたら、愛せはしなくとも大事にしただろう。
認めたくはなかったが、最初からずっとセリーナの膣内は気持ち良かった。
キャシリーとは別格だった。
キャシリーが皆より劣ったのか、セリーナが皆より優れていたのか、今となっては分からない。
時が巻き戻るならセリーナとやり直したい。
医師に言われて背筋や腹筋を鍛えたが一年と持たずに重度の腰痛で四つん這いの足置きを続けられなかった。蹲って足置きを続けた。
そして月に一度の開放に耐えた。
私を足置きにするジュスト王は時々窓の外に向かって“セリーナ”と呟く。
大国の王はセリーナをずっと愛しているのだ。
腰の痛みで眠れなくなった私は強い痛み止めを寝る時だけ与えてもらえた。
慈悲ではない。長く苦しませるためだ。
だが、数年後のある開放日に強い腹痛に襲われた。
医療室に運ばれて少し経つとジュスト国王が現れた。
「診断は」
「腸が裂けたようです」
「治せるのか」
「困難です。傷の炎症を抑える薬湯を飲ませて安静にさせて、運良く治癒するのを祈るしかありません」
「どのくらいの運だ」
「神の声を聞くくらいです」
「コレが神の声を聞けるのか見届けよう。
任せた」
「かしこまりました」
激しい腹痛の末、意識を失いかけていることまでは覚えていた。
次に目覚めるとレイノルズ伯爵家の自室にいた。
爵位を譲られる前の部屋だった。
当時のメイドもいる。
一階に行くと両親がいた。
「着替えてきなさい」
自室に戻り嗚咽を漏らした。
私は神の声を聞く以上の奇跡の中にいる!
湯浴みをして鏡を見た。
「若い」
腰も痛くない。
今 いつなのか。
新聞を手に取った。
セリーナと出会う王宮茶会より前だった。
まず確かめたいことはコレだった。
「どの娘にしますか」
「一番具合の良い娘を頼む」
娼館で女を買った。
キャシリーよりは気持ち良かったが、セリーナには及ばない。
娼婦が出た後 支配人を呼び、本当に一番具合の良い娘だったか確認した。
「お気に召しませんでしたか?彼女が一番なのですが」
「処女は入荷するのか?」
「ええ。ただし予約が何人も入っております。
ご案内するには何ヶ月か何年か」
「分かった」
領地の娼館に行ってみた。
「これはこれはレミ様」
「処女は入荷するか」
「ご所望でございましたら仕入れて参ります」
「急いでくれ」
「但し、顔は、」
「顔などはいい。望むのは処女だ」
「かしこまりました」
数日もすると連絡があった。
どこかの村娘を買い上げて来たようだ。
簡単に解して突き入れた。
痛みに顔を歪め体を強張らせる娘の体はキャシリーや王都の娼婦とは別の感触があった。
だがセリーナには及ばない。
つまり、セリーナの体が特別なのだ。
私のために神が与えた女だと悟った。
絶対にセリーナを娶る!
だが、どうやって婚約まで漕ぎついてけるか。
カークファルド家は私との婚姻を拒否していた。
また高級木材でセリーナにイエスと言わせるか。
婚姻さえしてしまえば、今度は丁寧に愛して身も心も開かせるつもりでいた。
先ずは茶会で友人になろうと思った。
王宮茶会の日、会場にセリーナを見つけた。
忌まわしいと思ったセリーナの髪の色も瞳の色も、今は忌まわしいなどと思わない。
セリーナは神から授かった私だけの女だ。
また会場から離れたベンチに行くかと思ったら公女のテーブルから動かない。王子までテーブルに着いた。
何故だ。巻き戻り前と全く同じにならないのか?
仕方なくテーブルに行って話しかけた。
ああ…セリーナ。今度は輝いて見える。
素っ気ないところがいい。
は!?
見合いの最中!?
ゆっくり友人からは無理そうだ。
屋敷に戻り両親にセリーナと婚約したいと話した。
「但し、セリーナの血を利用しようとするのは止めてください。経営が芳しくないのは分かっています。それを他人の血でどうにかしようなどと企まず、領地で出来ることをしてください。
先ずは領地内を見て回ってはどうですか」
両親は他人任せのところがあった。
今の領地を見直すことをせず、次々に新たなことに手を出そうとしていた。
「母上も社交などといっている場合ではありませんよ。父上と一緒に領地の見直しをしてください。
改善するまで新しいドレスや宝飾品などは買い控えてください。充分あるのですから。
父上。領主として責務を全うしましょう。婚約をして卒業したら私も頑張りますので」
ポカンとする二人を置いて自室に戻った。
その後セリーナに婚約の打診をしたが断られた。
高級木材の話も断られた。
巻き戻り前と違う。
そして、巻き戻り前より早くジュスト殿下が留学してきた。
ジュスト殿下とセリーナの近さは巻き戻り前とは雲泥の差だった。
何故こんなにも巻き戻り前と後では違うのか。
高級木材だって、1割どころか半額を提示したのに躊躇いもせず断ってきた。
次は知人の子爵にカークファルド家の馬車を教えて付き添って訪ねた。
目の前にセリーナがいる。毒のような避妊薬でボロボロになる前の若く美しい身体をした私の妻が。
仕事に一生懸命なセリーナはとても魅力的だ。
悪女キャシリーは金を使うことばかりだった。
普通の貴族は金儲けなどと言いがちだが、儲けているからその暮らしができている。
領民や補佐達が有能だからだ。
レイノルズ家は任せきりにした結果が財政難だった。レイノルズ家には無能な妻は要らない。
セリーナのような妻が必要なのだ。
私達は運命の二人。神がやり直させようと巻き戻した。
今度こそ必ず。
兵士3人がグリーンデサント城の国王の前に私を連れて行った。
「楽しめたか?」
「ご存知でしたか」
「そのためにお前達を選んだ。
私のセリーナの苦しみを少しでも与えてくれたか」
「はい。翡翠の姫様が少しでも浮かばれますよう頑張りました」
「ありがとう。褒美をとらそう」
「感謝いたします」
その後は、私はジュスト国王の足置きになった。
毎日彼の足元で四つん這いになる。
外国から王族が来ても私を使った。
「コレですか? 気になさらないでください。
この男は私の愛する従妹を娶っておきながら、虐待して殺したのです。屈辱の中で死んでいったので彼にも屈辱を与えようと引き取ってきました。
伯爵令息だった婚約中から愛人を作って従妹を蔑ろにしていた。私の従妹をですよ? 怖いもの知らずかと思ったら、単なる馬鹿でしたよ」
「処刑しないのですか?」
「愛人は焼き殺しました。コレは従妹が苦しんだ期間分苦しめます。足置きと月に一度の開放くらいしかやっていませんので、従妹の苦しみの非じゃありませんがね」
「よろしければ拷問のエキスパートを送りますよ」
「お気持ちだけ有り難く受け取らせていただきます」
開放とは、月に一度、希望者で当たりを引いた者が私を犯す事だ。
私もセリーナに解さず潤滑油だけ垂らし、激しく突き入れた。
酷い事をした。痛かっただろう。
両親の嘘が発端だ。セリーナ側からの求婚だなんて嘘を吐かなければ、私は…。
下男用の部屋に戻り身を清め、腰に塗り薬を塗った。
ただ足置きをしているだけなのに長時間だとかなりキツい。どのくらいもつか分からない。
ベッドに横になりセリーナのことを考える。
何故私はキャシリーに引っかかってしまったのか。
友人から始めていたら、愛せはしなくとも大事にしただろう。
認めたくはなかったが、最初からずっとセリーナの膣内は気持ち良かった。
キャシリーとは別格だった。
キャシリーが皆より劣ったのか、セリーナが皆より優れていたのか、今となっては分からない。
時が巻き戻るならセリーナとやり直したい。
医師に言われて背筋や腹筋を鍛えたが一年と持たずに重度の腰痛で四つん這いの足置きを続けられなかった。蹲って足置きを続けた。
そして月に一度の開放に耐えた。
私を足置きにするジュスト王は時々窓の外に向かって“セリーナ”と呟く。
大国の王はセリーナをずっと愛しているのだ。
腰の痛みで眠れなくなった私は強い痛み止めを寝る時だけ与えてもらえた。
慈悲ではない。長く苦しませるためだ。
だが、数年後のある開放日に強い腹痛に襲われた。
医療室に運ばれて少し経つとジュスト国王が現れた。
「診断は」
「腸が裂けたようです」
「治せるのか」
「困難です。傷の炎症を抑える薬湯を飲ませて安静にさせて、運良く治癒するのを祈るしかありません」
「どのくらいの運だ」
「神の声を聞くくらいです」
「コレが神の声を聞けるのか見届けよう。
任せた」
「かしこまりました」
激しい腹痛の末、意識を失いかけていることまでは覚えていた。
次に目覚めるとレイノルズ伯爵家の自室にいた。
爵位を譲られる前の部屋だった。
当時のメイドもいる。
一階に行くと両親がいた。
「着替えてきなさい」
自室に戻り嗚咽を漏らした。
私は神の声を聞く以上の奇跡の中にいる!
湯浴みをして鏡を見た。
「若い」
腰も痛くない。
今 いつなのか。
新聞を手に取った。
セリーナと出会う王宮茶会より前だった。
まず確かめたいことはコレだった。
「どの娘にしますか」
「一番具合の良い娘を頼む」
娼館で女を買った。
キャシリーよりは気持ち良かったが、セリーナには及ばない。
娼婦が出た後 支配人を呼び、本当に一番具合の良い娘だったか確認した。
「お気に召しませんでしたか?彼女が一番なのですが」
「処女は入荷するのか?」
「ええ。ただし予約が何人も入っております。
ご案内するには何ヶ月か何年か」
「分かった」
領地の娼館に行ってみた。
「これはこれはレミ様」
「処女は入荷するか」
「ご所望でございましたら仕入れて参ります」
「急いでくれ」
「但し、顔は、」
「顔などはいい。望むのは処女だ」
「かしこまりました」
数日もすると連絡があった。
どこかの村娘を買い上げて来たようだ。
簡単に解して突き入れた。
痛みに顔を歪め体を強張らせる娘の体はキャシリーや王都の娼婦とは別の感触があった。
だがセリーナには及ばない。
つまり、セリーナの体が特別なのだ。
私のために神が与えた女だと悟った。
絶対にセリーナを娶る!
だが、どうやって婚約まで漕ぎついてけるか。
カークファルド家は私との婚姻を拒否していた。
また高級木材でセリーナにイエスと言わせるか。
婚姻さえしてしまえば、今度は丁寧に愛して身も心も開かせるつもりでいた。
先ずは茶会で友人になろうと思った。
王宮茶会の日、会場にセリーナを見つけた。
忌まわしいと思ったセリーナの髪の色も瞳の色も、今は忌まわしいなどと思わない。
セリーナは神から授かった私だけの女だ。
また会場から離れたベンチに行くかと思ったら公女のテーブルから動かない。王子までテーブルに着いた。
何故だ。巻き戻り前と全く同じにならないのか?
仕方なくテーブルに行って話しかけた。
ああ…セリーナ。今度は輝いて見える。
素っ気ないところがいい。
は!?
見合いの最中!?
ゆっくり友人からは無理そうだ。
屋敷に戻り両親にセリーナと婚約したいと話した。
「但し、セリーナの血を利用しようとするのは止めてください。経営が芳しくないのは分かっています。それを他人の血でどうにかしようなどと企まず、領地で出来ることをしてください。
先ずは領地内を見て回ってはどうですか」
両親は他人任せのところがあった。
今の領地を見直すことをせず、次々に新たなことに手を出そうとしていた。
「母上も社交などといっている場合ではありませんよ。父上と一緒に領地の見直しをしてください。
改善するまで新しいドレスや宝飾品などは買い控えてください。充分あるのですから。
父上。領主として責務を全うしましょう。婚約をして卒業したら私も頑張りますので」
ポカンとする二人を置いて自室に戻った。
その後セリーナに婚約の打診をしたが断られた。
高級木材の話も断られた。
巻き戻り前と違う。
そして、巻き戻り前より早くジュスト殿下が留学してきた。
ジュスト殿下とセリーナの近さは巻き戻り前とは雲泥の差だった。
何故こんなにも巻き戻り前と後では違うのか。
高級木材だって、1割どころか半額を提示したのに躊躇いもせず断ってきた。
次は知人の子爵にカークファルド家の馬車を教えて付き添って訪ねた。
目の前にセリーナがいる。毒のような避妊薬でボロボロになる前の若く美しい身体をした私の妻が。
仕事に一生懸命なセリーナはとても魅力的だ。
悪女キャシリーは金を使うことばかりだった。
普通の貴族は金儲けなどと言いがちだが、儲けているからその暮らしができている。
領民や補佐達が有能だからだ。
レイノルズ家は任せきりにした結果が財政難だった。レイノルズ家には無能な妻は要らない。
セリーナのような妻が必要なのだ。
私達は運命の二人。神がやり直させようと巻き戻した。
今度こそ必ず。
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