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2度目
デート??
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滞在2日目。
お祖母様が元気そうに見えるのは気のせい?
私は一度経験しているから分かる。
死の淵にいる人としては生気がある。
突然死を除いては。
何か理由があるのだろうか。
「セリーナ、近くの聖堂に行かないか」
「聖堂?」
「お祖母様のことをお願いしに行こうかと」
「行きます」
気のせいかな。
お母様はお祖母様に付き添うからと、2人で行くことになった。
豪華な王家の馬車と騎馬隊が王都の町を抜けて大きな教会に到着した。
馬車から降りた私を見ると、出迎えた人達は跪いた。
「ああ…この地に豊穣の神が…生きているうちにお目にかかれるとは」
「なんと美しい瞳でしょうか」
「本物…本物の翡翠」
ちょっと怖い。
「大丈夫だよ、セリーナ。
すまないが早く通してくれないか」
「す、直ぐにご案内いたします」
こんな風になるならベール付きの帽子を用意すればよかった。なんだか怖い。
「クリュゼ卿。セリーナに誰も近付けさせないよう配置を変えてくれ」
「かしこまりました」
前に2人私達の左右斜め前に1人ずつ、斜め前後ろに1人ずつ、残りは後ろに護衛騎士が配置に付いた。
ジュスト殿下は私の肩に腕を回し胸に寄せた。
「セリーナに誰も触れさせない。
さあ、奥に進もう」
ちょっと恥ずかしいけど安心する。
祭壇の前で祈りを捧げた後、司祭様が内部を案内してくれた。
その途中で
「女神様!どうか祝福を!」
突然近寄って来て手が伸びたが護衛が阻み、ジュスト様が私を抱き上げた。
「見なくていいよ」
彼の首に腕を回して顔を伏せた。
「教育がなってないな」
「申し訳ございません」
「女性に手を伸ばすとは。
彼女は国王陛下の姪だし、一目で不可侵な存在だということは分かるだろう。
あの者は最下層からやり直させた方がいいのでは?」
「ご無礼をいたしました」
「翡翠の姫が怯えてしまった。もう失礼する」
そのまま馬車に戻った。
膝の上に乗せられて抱きしめられたまま街中で停車した。
少し待つとドアが開いて箱を渡された。
「ありがとう。農園に走らせてくれ」
「かしこまりました」
郊外を走り、農園の中のレストランのような場所に着いた。
箱を開けるとベール付きの帽子が入っていた。
「セリーナ。これを被れば大丈夫だよ」
「ありがとうございます」
帽子を被り馬車から降りた。
エスコートされて建物の中に入ると視線を集めたのはジュスト様だった。
私のことは翡翠の瞳ではなく、次期国王の連れている女として気にしているのね。
一階はカフェレストランといった感じだった。
「ようこそお越しくださいました。
ジュスト殿下、2階の席へご案内いたします」
階段を登るとレースで間仕切りされていた。
その中でも景色のいい席に案内された。
「飲み物は何がいい?」
「此処ではお茶をいただくのですか」
「ご説明申し上げます。
野菜を中心とした料理をお出しいたします。
メインはその日に獲れた肉料理でございます。
デザートは農園内のフルーツを使ったものをご用意いたします」
「クセのない茶葉を使ったお茶をお願いします」
「白を」
「かしこまりました。
本日の肉料理は鹿肉を使ったワイン煮込み、野菜スープ煮込み、香草焼き、ローストの4種でございます」
「香草焼きにするよ」
「ローストにします」
「かしこまりました。
デザートはオレンジのチーズケーキ、杏のシブースト、枇杷のタルトの3種でございます」
「セリーナは?」
「タルトにします」
「ではチーズケーキを」
「かしこまりました」
出てくる料理がどれも美味しくてこのお店すごい。
野菜も味が濃くてお肉も臭みがない。どれも新鮮なのね。
フルーツを主役にしたデザートもすごく美味しかった。
「いかがでしたか」
「素晴らしいお食事をいただきました。
知ってしまったら他のお食事では満足することができなくて困りそうですわ」
「光栄にございます」
「美味しかったよ。大事な人だから失敗したくなくて店に連れて来たんだ。ありがとう」
「大切な逢瀬に我が店お選びいただき感謝いたします」
逢瀬って……。
デザートをお土産にして帰って来た。
その後は城内を案内してくれた。
お祖母様が元気そうに見えるのは気のせい?
私は一度経験しているから分かる。
死の淵にいる人としては生気がある。
突然死を除いては。
何か理由があるのだろうか。
「セリーナ、近くの聖堂に行かないか」
「聖堂?」
「お祖母様のことをお願いしに行こうかと」
「行きます」
気のせいかな。
お母様はお祖母様に付き添うからと、2人で行くことになった。
豪華な王家の馬車と騎馬隊が王都の町を抜けて大きな教会に到着した。
馬車から降りた私を見ると、出迎えた人達は跪いた。
「ああ…この地に豊穣の神が…生きているうちにお目にかかれるとは」
「なんと美しい瞳でしょうか」
「本物…本物の翡翠」
ちょっと怖い。
「大丈夫だよ、セリーナ。
すまないが早く通してくれないか」
「す、直ぐにご案内いたします」
こんな風になるならベール付きの帽子を用意すればよかった。なんだか怖い。
「クリュゼ卿。セリーナに誰も近付けさせないよう配置を変えてくれ」
「かしこまりました」
前に2人私達の左右斜め前に1人ずつ、斜め前後ろに1人ずつ、残りは後ろに護衛騎士が配置に付いた。
ジュスト殿下は私の肩に腕を回し胸に寄せた。
「セリーナに誰も触れさせない。
さあ、奥に進もう」
ちょっと恥ずかしいけど安心する。
祭壇の前で祈りを捧げた後、司祭様が内部を案内してくれた。
その途中で
「女神様!どうか祝福を!」
突然近寄って来て手が伸びたが護衛が阻み、ジュスト様が私を抱き上げた。
「見なくていいよ」
彼の首に腕を回して顔を伏せた。
「教育がなってないな」
「申し訳ございません」
「女性に手を伸ばすとは。
彼女は国王陛下の姪だし、一目で不可侵な存在だということは分かるだろう。
あの者は最下層からやり直させた方がいいのでは?」
「ご無礼をいたしました」
「翡翠の姫が怯えてしまった。もう失礼する」
そのまま馬車に戻った。
膝の上に乗せられて抱きしめられたまま街中で停車した。
少し待つとドアが開いて箱を渡された。
「ありがとう。農園に走らせてくれ」
「かしこまりました」
郊外を走り、農園の中のレストランのような場所に着いた。
箱を開けるとベール付きの帽子が入っていた。
「セリーナ。これを被れば大丈夫だよ」
「ありがとうございます」
帽子を被り馬車から降りた。
エスコートされて建物の中に入ると視線を集めたのはジュスト様だった。
私のことは翡翠の瞳ではなく、次期国王の連れている女として気にしているのね。
一階はカフェレストランといった感じだった。
「ようこそお越しくださいました。
ジュスト殿下、2階の席へご案内いたします」
階段を登るとレースで間仕切りされていた。
その中でも景色のいい席に案内された。
「飲み物は何がいい?」
「此処ではお茶をいただくのですか」
「ご説明申し上げます。
野菜を中心とした料理をお出しいたします。
メインはその日に獲れた肉料理でございます。
デザートは農園内のフルーツを使ったものをご用意いたします」
「クセのない茶葉を使ったお茶をお願いします」
「白を」
「かしこまりました。
本日の肉料理は鹿肉を使ったワイン煮込み、野菜スープ煮込み、香草焼き、ローストの4種でございます」
「香草焼きにするよ」
「ローストにします」
「かしこまりました。
デザートはオレンジのチーズケーキ、杏のシブースト、枇杷のタルトの3種でございます」
「セリーナは?」
「タルトにします」
「ではチーズケーキを」
「かしこまりました」
出てくる料理がどれも美味しくてこのお店すごい。
野菜も味が濃くてお肉も臭みがない。どれも新鮮なのね。
フルーツを主役にしたデザートもすごく美味しかった。
「いかがでしたか」
「素晴らしいお食事をいただきました。
知ってしまったら他のお食事では満足することができなくて困りそうですわ」
「光栄にございます」
「美味しかったよ。大事な人だから失敗したくなくて店に連れて来たんだ。ありがとう」
「大切な逢瀬に我が店お選びいただき感謝いたします」
逢瀬って……。
デザートをお土産にして帰って来た。
その後は城内を案内してくれた。
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