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2度目
嫉妬と警告
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【 ジュストの視点 】
バン!
「入るなと言っただろう」
「セリーナの護衛ですから入りますよ」
人払いをしたセリーナの泊まっている貴賓室に入ってきた者はウェスだった。
「出ていけ」
「セリーナの滞在中、彼女を守るのが俺の役目ですから。殿下の希望が元で 国王陛下から命じられた任務ですよ。相手が殿下であろうと守ります」
「俺がセリーナを愛してるのを知っていて、セリーナに求婚するだなんてどういうつもりだ」
「セリーナには選ぶ権利があります。断る自由もあります。今 二人が婚約していない以上、俺にも求婚する自由がありますよ」
「セリーナじゃなくたっていいだろう!」
「俺もセリーナがいいんですよ。
セリーナ、大丈夫か」
「……大丈夫です」
「フィリシア殿下を呼びに行かせたからな。
メイドを入れてお茶を用意させよう。
殿下は退室してください」
「セリーナは俺の女だ」
「やってること、わかってますか?
合意があるように思えないですよ。
まだ19歳とはいえ、善悪の区別くらい付けてください。王子だから無理強いしても許されると?」
「許されるかどうかの問題じゃない」
「ジュスト様、もう休ませて」
「分かった。
セリーナ。俺は本気だからな」
メイドを入れて退室した。
自室に戻り心身を落ち着かせた。
断ったとはいえレニー・ピビッチに会いに行ったこと、その前にウェスの求婚を聞いて冷静になれなかった。
先日のパーティの後、ウェスについて聞いた。
『もうバレたようだから話そう。
ウェスはリッツ公爵家の三男だ。
子供の頃から貴族社会に馴染めず領地に引きこもっていた。
学園に通わないという選択肢はない。
そこで彼は武者修行をやっているような学校へ通うべく留学した。
遠い国だが武力の国として有名で、そこの騎士学校がまた特殊だ。あらゆる武器を使わせるし乗馬も鞍無しで乗せることもあれば、騎馬戦をさせることもある。
急流を渡ったり 大きな湖を泳いで渡らせたり、崖を登らせたり 城壁を登らせたり。
時には死者が何人も出る。
入試から篩に落とされ続け去る者、己の限界を知り去る者、仲間の死や大怪我を見て心を折って去る者が大半で、全てを乗り越えて卒業したのがウェスを含む一握りだ。
ウェスは卒業後、グリーンデサントに戻る条件に除籍を願い出た。
仕方なく除籍をした。
戻ってきたフォース王立学校の卒業生を逃したくないとスカウトした。
リッツ公爵はその内 ウェスがリッツ家に戻るだろうと自由にさせた。
長男も次男もいるからな。
リッツ公爵夫妻はセリーナを気に入っているし、ウェスをリッツ家に戻すチャンスだ。
リッツ家はカークファルドの後ろ盾になるだろう』
そんな話を聞いた翌日、直ぐに叔母上と一緒にセリーナはウェスに連れられてリッツ邸に行ってしまった。
パーティの夜、ウェスはセリーナに笑顔を見せた。
ウェスは令嬢にそんなことをしたことがなかった。
褒めたこともないのに、挨拶をしただけでセリーナを美しいと褒めた。
リッツ邸でセリーナが絆されるのではないかと 気が気じゃなかった。
帰ってきて、叔母上が父上に報告をしていた。
『ウェス卿に求婚されたみたいなの』
『セリーナは?』
『カークファルドに集中したいと言ったけど、助けると言われたみたい。
政略結婚はしないと答えると、政略結婚にしないと言われたらしいの』
俺がずっと好きだった女に 会って24時間も経たない内に求婚するなんてあり得ないだろう!
セリーナは面会を拒否するし、挙句 ピビッチ邸に行くなんて!
これでよく分かった。
悠長にセリーナの気持ちを待っていたら掻っ攫われる。
セリーナは俺を愛してはいなくとも好きなはずだ。
キスを受け入れられるほどには。
セリーナが他の男に目を向けるならどんなことになるか教えておいた方がいいだろう。
嘘ではない。セリーナが俺から離れたら…他の男を選んだら間違いなくセリーナに関わる者を全員殺してセリーナを監禁するだろう。
会いに行くと湯浴みを終えた後だった。薄着でいい匂いがする。
セリーナは抱擁を拒み“殿下”と呼んだ。
苛立ちに更に油を注ぐ行為だった。
下着を身に付けていないセリーナの秘部は濡れていない。
初めてだからなのか 俺を愛していないからなのか。
指に唾液を纏わせて刺激すると身を捩り、そのうち身体が強張り顔を紅潮させた。
セリーナの選択次第でどうなるか警告した。驚きと怯えの表情を浮かべる顔でさえ愛おしく感じる。
秘部を舐め指を入れた。
秘部は教材の絵図で見て、教育係から説明を受けたが実際に触れると興味深い。
膣内はあたたかく 生き物のように動いている。
指一本だけでこれなら、初夜は相当痛いだろう。
だが、早く入りたい。
そこにウェスが入室してきて止められた。
1時間後には父上に呼び出された。
「何をしているんだ」
「決めたんです。悠長にセリーナの気持ちを待つのは止めようと。
2年半ほどの間に何人現れたと思いますか?
セントフィールドではレイノルズ侯爵令息とシオーヌ公爵。こっちにきてピビッチ侯爵令息。会わせて24時間経たずにリッツ公爵家のウェスが求婚したんです!
セリーナの気持ちが俺に向いているのに横取りされたら正気ではいられません!
非道と呼ばれようが悪魔と言われようが大地を血で染めようがセリーナを手放すつもりはありません」
「翡翠の瞳に希望を寄せ、赤い髪が戦士に火をつけるのだな」
「俺は引きませんよ」
「無理矢理は止めろ。
セリーナと婚姻できたとしても心が離れていくかもしれない。憎まれる可能性もある。
心の向いていないセリーナを抱いても虚しさを感じるだろう。心の穴は埋まるどころか日々大きくなる。
そんな一生を送らなくて済むよう口説け」
「はい。努力はします」
バン!
「入るなと言っただろう」
「セリーナの護衛ですから入りますよ」
人払いをしたセリーナの泊まっている貴賓室に入ってきた者はウェスだった。
「出ていけ」
「セリーナの滞在中、彼女を守るのが俺の役目ですから。殿下の希望が元で 国王陛下から命じられた任務ですよ。相手が殿下であろうと守ります」
「俺がセリーナを愛してるのを知っていて、セリーナに求婚するだなんてどういうつもりだ」
「セリーナには選ぶ権利があります。断る自由もあります。今 二人が婚約していない以上、俺にも求婚する自由がありますよ」
「セリーナじゃなくたっていいだろう!」
「俺もセリーナがいいんですよ。
セリーナ、大丈夫か」
「……大丈夫です」
「フィリシア殿下を呼びに行かせたからな。
メイドを入れてお茶を用意させよう。
殿下は退室してください」
「セリーナは俺の女だ」
「やってること、わかってますか?
合意があるように思えないですよ。
まだ19歳とはいえ、善悪の区別くらい付けてください。王子だから無理強いしても許されると?」
「許されるかどうかの問題じゃない」
「ジュスト様、もう休ませて」
「分かった。
セリーナ。俺は本気だからな」
メイドを入れて退室した。
自室に戻り心身を落ち着かせた。
断ったとはいえレニー・ピビッチに会いに行ったこと、その前にウェスの求婚を聞いて冷静になれなかった。
先日のパーティの後、ウェスについて聞いた。
『もうバレたようだから話そう。
ウェスはリッツ公爵家の三男だ。
子供の頃から貴族社会に馴染めず領地に引きこもっていた。
学園に通わないという選択肢はない。
そこで彼は武者修行をやっているような学校へ通うべく留学した。
遠い国だが武力の国として有名で、そこの騎士学校がまた特殊だ。あらゆる武器を使わせるし乗馬も鞍無しで乗せることもあれば、騎馬戦をさせることもある。
急流を渡ったり 大きな湖を泳いで渡らせたり、崖を登らせたり 城壁を登らせたり。
時には死者が何人も出る。
入試から篩に落とされ続け去る者、己の限界を知り去る者、仲間の死や大怪我を見て心を折って去る者が大半で、全てを乗り越えて卒業したのがウェスを含む一握りだ。
ウェスは卒業後、グリーンデサントに戻る条件に除籍を願い出た。
仕方なく除籍をした。
戻ってきたフォース王立学校の卒業生を逃したくないとスカウトした。
リッツ公爵はその内 ウェスがリッツ家に戻るだろうと自由にさせた。
長男も次男もいるからな。
リッツ公爵夫妻はセリーナを気に入っているし、ウェスをリッツ家に戻すチャンスだ。
リッツ家はカークファルドの後ろ盾になるだろう』
そんな話を聞いた翌日、直ぐに叔母上と一緒にセリーナはウェスに連れられてリッツ邸に行ってしまった。
パーティの夜、ウェスはセリーナに笑顔を見せた。
ウェスは令嬢にそんなことをしたことがなかった。
褒めたこともないのに、挨拶をしただけでセリーナを美しいと褒めた。
リッツ邸でセリーナが絆されるのではないかと 気が気じゃなかった。
帰ってきて、叔母上が父上に報告をしていた。
『ウェス卿に求婚されたみたいなの』
『セリーナは?』
『カークファルドに集中したいと言ったけど、助けると言われたみたい。
政略結婚はしないと答えると、政略結婚にしないと言われたらしいの』
俺がずっと好きだった女に 会って24時間も経たない内に求婚するなんてあり得ないだろう!
セリーナは面会を拒否するし、挙句 ピビッチ邸に行くなんて!
これでよく分かった。
悠長にセリーナの気持ちを待っていたら掻っ攫われる。
セリーナは俺を愛してはいなくとも好きなはずだ。
キスを受け入れられるほどには。
セリーナが他の男に目を向けるならどんなことになるか教えておいた方がいいだろう。
嘘ではない。セリーナが俺から離れたら…他の男を選んだら間違いなくセリーナに関わる者を全員殺してセリーナを監禁するだろう。
会いに行くと湯浴みを終えた後だった。薄着でいい匂いがする。
セリーナは抱擁を拒み“殿下”と呼んだ。
苛立ちに更に油を注ぐ行為だった。
下着を身に付けていないセリーナの秘部は濡れていない。
初めてだからなのか 俺を愛していないからなのか。
指に唾液を纏わせて刺激すると身を捩り、そのうち身体が強張り顔を紅潮させた。
セリーナの選択次第でどうなるか警告した。驚きと怯えの表情を浮かべる顔でさえ愛おしく感じる。
秘部を舐め指を入れた。
秘部は教材の絵図で見て、教育係から説明を受けたが実際に触れると興味深い。
膣内はあたたかく 生き物のように動いている。
指一本だけでこれなら、初夜は相当痛いだろう。
だが、早く入りたい。
そこにウェスが入室してきて止められた。
1時間後には父上に呼び出された。
「何をしているんだ」
「決めたんです。悠長にセリーナの気持ちを待つのは止めようと。
2年半ほどの間に何人現れたと思いますか?
セントフィールドではレイノルズ侯爵令息とシオーヌ公爵。こっちにきてピビッチ侯爵令息。会わせて24時間経たずにリッツ公爵家のウェスが求婚したんです!
セリーナの気持ちが俺に向いているのに横取りされたら正気ではいられません!
非道と呼ばれようが悪魔と言われようが大地を血で染めようがセリーナを手放すつもりはありません」
「翡翠の瞳に希望を寄せ、赤い髪が戦士に火をつけるのだな」
「俺は引きませんよ」
「無理矢理は止めろ。
セリーナと婚姻できたとしても心が離れていくかもしれない。憎まれる可能性もある。
心の向いていないセリーナを抱いても虚しさを感じるだろう。心の穴は埋まるどころか日々大きくなる。
そんな一生を送らなくて済むよう口説け」
「はい。努力はします」
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