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何もなかったようには振る舞えない
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卒業が間近に迫る中、セルヴィー邸には頻繁に人が集まっていた。エルザ、ジネット、 アフレック、サリー、ヒューゴ様、エステル様やモルゾン公子。組み合わせはその時々で違うけど賑やかだった。
シャルル様も他の来客がないときにセルヴィー邸に顔を出してくださった。
今日は仲良くなったサリーと一緒にヘインズ邸を訪れた。
「一度お会いしたことがありますね」
「はい、かなり昔にお会いしました」
「エドワードと呼んでください。私もクリスティーナ様と呼ばせてください」
「はい、エドワード様」
彼はエドワード・タリー伯爵令息。タリー家とヘインズ家は昔から親しくて、タリー伯爵家はサリーの父方の祖母の実家。共通点が見つかりこの4人で集まることになった。
「サリー、クリスティーナ様といつから友人に?」
「アフレック様とクリスティーナが友人なの」
「ああ、アフレック様か。クリスティーナ様はアフレック様とはいつから友人になったのですか?」
「ウィロウ侯爵令嬢と友人でその伝手でハングベリー侯爵邸のパーティに出席したときに知り合いました」
「クリスティーナ様はあまりパーティなどに出席しないイメージがありましたが」
「特定のパーティにだけたまに顔を出しておりました。最近はウィロウ侯爵令嬢とゼオロエン侯爵令嬢と一緒に夜会やパーティに出席しようということになりまして、ウィロウ侯爵令嬢が出席してもいいものに限り、招待状を融通していただいたのです」
「未来の王子妃は自由に出席できないのですね」
「問題が起きたら大変ですから」
「ではタリー家からお誘いしても?」
「今は忙しくてしばらくは出席できそうにありません。新しく出したお店を合わせて3店舗を見ている状態で、まだ学園も卒業しておりませんし、ウィロウ侯爵令嬢とは卒業すると滅多に会えなくなりますから、彼女に予定を合わせています。余裕ができたらぜひよろしくお願いします」
「本当にクリスティーナ様が店を出しているのですね」
「はい。店舗の選定や内装、店員の採用や教育、商品のアイディアと入れ物のデザインや戦略も自分でやっています。領地で父と兄が商品の開発をさせています」
「エド、クリスティーナのお店はすごく人気で、新商品や期間限定品が出るとあっという間に完売するのよ」
「本当は全て任せていてクリスティーナ様は名前だけじゃないかって噂もあったけど、違うのですね」
「違うわ。実際にクリスティーナがデザイン画を描いているのを見ているもの。ヘインズ様もご存知ですよね」
「シャルルでかまいませんよ。
恥ずかしながら僕もクリスティーナの仕事を具体的に見たことがないのです。
クリスティーナ、今度仕事をしている様子を見せて欲しい。いいかい?」
「はい」
「サリー様、結婚式はいつ頃挙げるのですか?」
「来年の春の予定です」
「僕も早くクリスティーナと式を挙げたい。きっと素敵な花嫁になるよ。そろそろ日取りを決めたいな」
「そういえばタリー家といえばバラで有名でしたね、新しく発売されたバラはあの品種では初めての色ですよね」
「ええ、そうなんです」
シャルル様の言葉を遮るように話題を切り替えた。
ビクセン嬢のことは?まるで何もなかったかのように彼らの前で式のことを持ち出すなんて。現実にあビクセン嬢のお腹は膨らんでいるのよ!?
嫌々婚約したから私に冷たくするのは理解できる。だから耐えてきたの。線を引かれようと他の女性には優しくしようと私の前で他の女性と個室へ向かおうと。だけど男と女が体を交えれば子を成す可能性があることは知っていたでしょう?酷く酔っていたと言うけれど、そういう行為をしたという事実を否定できないくらいその時の記憶があって覚えもあるのでしょう?ビクセン嬢は…シャルル様の愛を感じたと腹を撫でていた。あなたの意思でしっかり彼女の中に残したんじゃない。学園のある日はそれを毎日ビクセン嬢が見せつけに来るのに、シャルル様は何もなかったかのように振る舞うのね。
「クリスティーナに贈りたいな」
「既に購入させていただきましたわ。母と一緒に美しい薔薇を眺めているのですよ」
「それは嬉しいですね。さすがセルヴィー家ですね。知名度はそれほど高くないのに」
「ちゃんと記事に載っていましたわ。掲載欄を産業の方へ小さく載せたのは、ご夫人方の買い占めなどを防ぐためですか?」
「平凡な夫人や令嬢や無関心な令息達は産業欄を細かく読みませんからね。あの欄を細かく見る男は薔薇の中の一品種の色が変わった程度で関心を寄せませんから。お陰で騒がれることなく店に並べることができて、チープな駆け引きに使われずに済んでいます。店に買いにきてくださる花を愛するお客様に手に取っていただけています」
「産業欄を読んで買いに行かせてしまった私はエドワード様の意に沿わない客ですわね」
「まさか。もしかして第二王子殿下の結婚式用に大きな注文が来たのは?」
「うちに飾ってある薔薇を見てウィロウ嬢が気が付きましたの。彼女は学園と社交と王子妃教育の合間にウィロウ邸のバラ園の手入れを自ら行うくらいに薔薇を愛しているご令嬢です。どうして自分が知らなくて私が知っているのか問い詰められましたわ」
「それはご迷惑をお掛けしました。そういうことであればタリー家は精一杯あの薔薇をウィロウ嬢にご用意させていただきます」
本当は注文の数は無理だと返事をしたらしい。花屋に卸す分をあまり変えたくなかったようだ。それに第二王子殿下の結婚式で使えば、宣伝になってしまう。
「でも、ご夫人方の買い占めに遭ってしまうかも」
「時間の問題でしたよ。それに式までに少しだけ時間がありますから花を愛する方々には十分行き渡っている頃でしょう」
「彼女も喜びますわ」
エドワード様は私や兄寄りの方みたい。楽しく会話を弾ませることができた。
シャルル様も他の来客がないときにセルヴィー邸に顔を出してくださった。
今日は仲良くなったサリーと一緒にヘインズ邸を訪れた。
「一度お会いしたことがありますね」
「はい、かなり昔にお会いしました」
「エドワードと呼んでください。私もクリスティーナ様と呼ばせてください」
「はい、エドワード様」
彼はエドワード・タリー伯爵令息。タリー家とヘインズ家は昔から親しくて、タリー伯爵家はサリーの父方の祖母の実家。共通点が見つかりこの4人で集まることになった。
「サリー、クリスティーナ様といつから友人に?」
「アフレック様とクリスティーナが友人なの」
「ああ、アフレック様か。クリスティーナ様はアフレック様とはいつから友人になったのですか?」
「ウィロウ侯爵令嬢と友人でその伝手でハングベリー侯爵邸のパーティに出席したときに知り合いました」
「クリスティーナ様はあまりパーティなどに出席しないイメージがありましたが」
「特定のパーティにだけたまに顔を出しておりました。最近はウィロウ侯爵令嬢とゼオロエン侯爵令嬢と一緒に夜会やパーティに出席しようということになりまして、ウィロウ侯爵令嬢が出席してもいいものに限り、招待状を融通していただいたのです」
「未来の王子妃は自由に出席できないのですね」
「問題が起きたら大変ですから」
「ではタリー家からお誘いしても?」
「今は忙しくてしばらくは出席できそうにありません。新しく出したお店を合わせて3店舗を見ている状態で、まだ学園も卒業しておりませんし、ウィロウ侯爵令嬢とは卒業すると滅多に会えなくなりますから、彼女に予定を合わせています。余裕ができたらぜひよろしくお願いします」
「本当にクリスティーナ様が店を出しているのですね」
「はい。店舗の選定や内装、店員の採用や教育、商品のアイディアと入れ物のデザインや戦略も自分でやっています。領地で父と兄が商品の開発をさせています」
「エド、クリスティーナのお店はすごく人気で、新商品や期間限定品が出るとあっという間に完売するのよ」
「本当は全て任せていてクリスティーナ様は名前だけじゃないかって噂もあったけど、違うのですね」
「違うわ。実際にクリスティーナがデザイン画を描いているのを見ているもの。ヘインズ様もご存知ですよね」
「シャルルでかまいませんよ。
恥ずかしながら僕もクリスティーナの仕事を具体的に見たことがないのです。
クリスティーナ、今度仕事をしている様子を見せて欲しい。いいかい?」
「はい」
「サリー様、結婚式はいつ頃挙げるのですか?」
「来年の春の予定です」
「僕も早くクリスティーナと式を挙げたい。きっと素敵な花嫁になるよ。そろそろ日取りを決めたいな」
「そういえばタリー家といえばバラで有名でしたね、新しく発売されたバラはあの品種では初めての色ですよね」
「ええ、そうなんです」
シャルル様の言葉を遮るように話題を切り替えた。
ビクセン嬢のことは?まるで何もなかったかのように彼らの前で式のことを持ち出すなんて。現実にあビクセン嬢のお腹は膨らんでいるのよ!?
嫌々婚約したから私に冷たくするのは理解できる。だから耐えてきたの。線を引かれようと他の女性には優しくしようと私の前で他の女性と個室へ向かおうと。だけど男と女が体を交えれば子を成す可能性があることは知っていたでしょう?酷く酔っていたと言うけれど、そういう行為をしたという事実を否定できないくらいその時の記憶があって覚えもあるのでしょう?ビクセン嬢は…シャルル様の愛を感じたと腹を撫でていた。あなたの意思でしっかり彼女の中に残したんじゃない。学園のある日はそれを毎日ビクセン嬢が見せつけに来るのに、シャルル様は何もなかったかのように振る舞うのね。
「クリスティーナに贈りたいな」
「既に購入させていただきましたわ。母と一緒に美しい薔薇を眺めているのですよ」
「それは嬉しいですね。さすがセルヴィー家ですね。知名度はそれほど高くないのに」
「ちゃんと記事に載っていましたわ。掲載欄を産業の方へ小さく載せたのは、ご夫人方の買い占めなどを防ぐためですか?」
「平凡な夫人や令嬢や無関心な令息達は産業欄を細かく読みませんからね。あの欄を細かく見る男は薔薇の中の一品種の色が変わった程度で関心を寄せませんから。お陰で騒がれることなく店に並べることができて、チープな駆け引きに使われずに済んでいます。店に買いにきてくださる花を愛するお客様に手に取っていただけています」
「産業欄を読んで買いに行かせてしまった私はエドワード様の意に沿わない客ですわね」
「まさか。もしかして第二王子殿下の結婚式用に大きな注文が来たのは?」
「うちに飾ってある薔薇を見てウィロウ嬢が気が付きましたの。彼女は学園と社交と王子妃教育の合間にウィロウ邸のバラ園の手入れを自ら行うくらいに薔薇を愛しているご令嬢です。どうして自分が知らなくて私が知っているのか問い詰められましたわ」
「それはご迷惑をお掛けしました。そういうことであればタリー家は精一杯あの薔薇をウィロウ嬢にご用意させていただきます」
本当は注文の数は無理だと返事をしたらしい。花屋に卸す分をあまり変えたくなかったようだ。それに第二王子殿下の結婚式で使えば、宣伝になってしまう。
「でも、ご夫人方の買い占めに遭ってしまうかも」
「時間の問題でしたよ。それに式までに少しだけ時間がありますから花を愛する方々には十分行き渡っている頃でしょう」
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エドワード様は私や兄寄りの方みたい。楽しく会話を弾ませることができた。
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