9 / 52
⑨いよいよ舞台へ
しおりを挟む
いや~、まさかここまで思い通りになるとは。
いざとなったら、切り込んで処刑場に乗り込もうと思っていたんだが・・・王太子、しっかりやらかしてくれたな。
キタイドオリノハツゲンアリガトウ!
誰か反論があるもの・・・ね。
イマスヨ、ココニ
さあ、舞台に上がるとするか。
「王太子様、発言の機会をありがとうございます。
私はライツヴィッヒ公爵家のマリア。
反論させていただきます。」
そう言って俺は処刑場に向かって歩き出した。
兵士が止めようとしたが、構わずすり抜けた。
「お借りしますよ。」
「なっ?」
すり抜けるときに、兵士の剣を拝借した。
この辺りの体術はモ◯ハンの世界で鍛えられたものだ。
「まっ、待て!」
兵士が追ってこようとしたので、剣を突きつけた。
「王太子の許可のもとで反論しにいくのです。邪魔は許しません。」
兵士が怯んだ。
「大丈夫。剣は後でお返しします。
それでは!」
後は、誰の邪魔もなく処刑台に上がることができた。
「マリア様・・・」
「助けに来ました。
・・・遅くなってすいません。」
「・・・ありがとう。でも、これじゃマリア様まで・・・」
「大丈夫です。心配いりません。」
場所が場所だけに、少し他人行儀な言葉遣い。
でも、フィーナの喜びとためらいが伝わってきた。
強がっていたって、やっぱり怖かったんだろう。
「よく頑張ったな。」
「えっ?」
後は任せてくれ。
いざとなったら、切り込んで処刑場に乗り込もうと思っていたんだが・・・王太子、しっかりやらかしてくれたな。
キタイドオリノハツゲンアリガトウ!
誰か反論があるもの・・・ね。
イマスヨ、ココニ
さあ、舞台に上がるとするか。
「王太子様、発言の機会をありがとうございます。
私はライツヴィッヒ公爵家のマリア。
反論させていただきます。」
そう言って俺は処刑場に向かって歩き出した。
兵士が止めようとしたが、構わずすり抜けた。
「お借りしますよ。」
「なっ?」
すり抜けるときに、兵士の剣を拝借した。
この辺りの体術はモ◯ハンの世界で鍛えられたものだ。
「まっ、待て!」
兵士が追ってこようとしたので、剣を突きつけた。
「王太子の許可のもとで反論しにいくのです。邪魔は許しません。」
兵士が怯んだ。
「大丈夫。剣は後でお返しします。
それでは!」
後は、誰の邪魔もなく処刑台に上がることができた。
「マリア様・・・」
「助けに来ました。
・・・遅くなってすいません。」
「・・・ありがとう。でも、これじゃマリア様まで・・・」
「大丈夫です。心配いりません。」
場所が場所だけに、少し他人行儀な言葉遣い。
でも、フィーナの喜びとためらいが伝わってきた。
強がっていたって、やっぱり怖かったんだろう。
「よく頑張ったな。」
「えっ?」
後は任せてくれ。
10
あなたにおすすめの小説
わたくしがお父様に疎まれている?いいえ、目に入れても痛くない程溺愛されております。
織り子
ファンタジー
王国貴族院の卒業記念パーティーの場で、大公家の令嬢ルクレツィア・アーヴェントは王太子エドワードから突然の婚約破棄を告げられる。
父であるアーヴェント大公に疎まれている――
噂を知った王太子は、彼女を公衆の面前で侮辱する。
辺境に追放されたガリガリ令嬢ですが、助けた男が第三王子だったので人生逆転しました。~実家は危機ですが、助ける義理もありません~
香木陽灯
恋愛
「そんなに気に食わないなら、お前がこの家を出ていけ!」
実の父と義妹に虐げられ、着の身着のままで辺境のボロ家に追放された伯爵令嬢カタリーナ。食べるものもなく、泥水のようなスープですすり、ガリガリに痩せ細った彼女が庭で拾ったのは、金色の瞳を持つ美しい男・ギルだった。
「……見知らぬ人間を招き入れるなんて、馬鹿なのか?」
「一人で食べるのは味気ないわ。手当てのお礼に一緒に食べてくれると嬉しいんだけど」
二人の奇妙な共同生活が始まる。ギルが獲ってくる肉を食べ、共に笑い、カタリーナは本来の瑞々しい美しさを取り戻していく。しかしカタリーナは知らなかった。彼が王位継承争いから身を隠していた最強の第三王子であることを――。
※ふんわり設定です。
※他サイトにも掲載中です。
助けた騎士団になつかれました。
藤 実花
恋愛
冥府を支配する国、アルハガウンの王女シルベーヌは、地上の大国ラシュカとの約束で王の妃になるためにやって来た。
しかし、シルベーヌを見た王は、彼女を『醜女』と呼び、結婚を保留して古い離宮へ行けと言う。
一方ある事情を抱えたシルベーヌは、鮮やかで美しい地上に残りたいと思う願いのため、異議を唱えず離宮へと旅立つが……。
☆本編完結しました。ありがとうございました!☆
番外編①~2020.03.11 終了
【完結】番としか子供が産まれない世界で
さくらもち
恋愛
番との間にしか子供が産まれない世界に産まれたニーナ。
何故か親から要らない子扱いされる不遇な子供時代に番と言う概念すら知らないまま育った。
そんなニーナが番に出会うまで
4話完結
出会えたところで話は終わってます。
【完結】一途すぎる公爵様は眠り姫を溺愛している
月(ユエ)/久瀬まりか
恋愛
リュシエンヌ・ソワイエは16歳の子爵令嬢。皆が憧れるマルセル・クレイン伯爵令息に婚約を申し込まれたばかりで幸せいっぱいだ。
しかしある日を境にリュシエンヌは眠りから覚めなくなった。本人は自覚が無いまま12年の月日が過ぎ、目覚めた時には父母は亡くなり兄は結婚して子供がおり、さらにマルセルはリュシエンヌの親友アラベルと結婚していた。
突然のことに狼狽えるリュシエンヌ。しかも兄嫁はリュシエンヌを厄介者扱いしていて実家にはいられそうもない。
そんな彼女に手を差し伸べたのは、若きヴォルテーヌ公爵レオンだった……。
『残念な顔だとバカにされていた私が隣国の王子様に見初められました』『結婚前日に友人と入れ替わってしまった……!』に出てくる魔法大臣ゼインシリーズです。
表紙は「簡単表紙メーカー2」で作成しました。
完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました
らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。
そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。
しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような…
完結決定済み
【完結】辺境伯令嬢は国境で騎士領主になりたいのに!
葉桜鹿乃
恋愛
辺境伯令嬢バーバレラ・ドミニクは日夜剣と政治、国境の守りに必要な交渉術や社交性、地理といった勉強に励んでいた。いずれ、辺境伯となった時、騎士として最前線に立ち国を守る、そんな夢を持っていた。
社交界には興味はなく、王都に行ったこともない。
一人娘なのもあって、いつかは誰か婿をとって家督は自分が継ぐと言って譲らず、父親に成人した17の時に誓約書まで書かせていた。
そして20歳の初夏に差し掛かる頃、王都と領地を往来する両親が青い顔で帰ってきた。
何事かと話を聞いたら、バーバレラが生まれる前に父親は「互いの子が20歳まで独身なら結婚させよう」と、親友の前公爵と約束を交わして、酒の勢いで証書まで書いて母印を押していたらしい?!
その上王都では、バーバレラの凄まじい悪評(あだ名は『怪物姫』)がいつの間にか広がっていて……?!
お相手は1つ年上の、文武両道・眉目秀麗・社交性にだけは難あり毒舌無愛想という現公爵セルゲウス・ユージーンで……このままだとバーバレラは公爵夫人になる事に!
そして、セルゲウスはバーバレラを何故かとても溺愛したがっていた?!
そのタイミングを見計らっていたように、隣の領地のお婿さん候補だった、伯爵家次男坊まで求愛をしに寄ってきた!が、その次男坊、バーバレラの前でだけは高圧的なモラハラ男……?!
波瀾万丈のコメディタッチなすれ違い婚姻譚!ハッピーエンドは保証します!
※感想の取り扱いは近況ボードを参照してください。
※小説家になろう様でも別名義で掲載予定です。
※1日1話更新、できるだけ2話更新を目指しますが力尽きていた時はすみません。長いお話では無いので待っていてください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる