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40再起の機会
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「じゃあ、最後・・・4つ目の提案だ。
・・・今回の件、罰は必要だ。
ただ、再起の機会を与えて欲しい。」
「何ですと!?」
驚愕の表情を浮かべた国王。
王太子達も信じられないという表情だ。
「婚約者を・・・公爵令嬢を処刑しかけたのですよ!?」
「そして、誰も死んでいない。」
「だとしても、再起はさすがに・・・」
「じゃあ、こいつらはこれから先の長い人生・・・何を目標にして生きていくんだ?」
「・・・」
「爺さん、婆さんになるまで、ずっと贖罪の日々か?
それって誰が幸せになるんだ?
誰が得をするんだ?」
「・・・」
「幸い・・・(カドウカハワカラナイケドナ)、フィーナとマリアは頬打ちとゲンコツで済ませてくれると言っているんだ。
当事者がいいと言っているのに、誰が何のために、未来永劫の罪を与える必要があるんだ?」
・・・今回の件、罰は必要だ。
ただ、再起の機会を与えて欲しい。」
「何ですと!?」
驚愕の表情を浮かべた国王。
王太子達も信じられないという表情だ。
「婚約者を・・・公爵令嬢を処刑しかけたのですよ!?」
「そして、誰も死んでいない。」
「だとしても、再起はさすがに・・・」
「じゃあ、こいつらはこれから先の長い人生・・・何を目標にして生きていくんだ?」
「・・・」
「爺さん、婆さんになるまで、ずっと贖罪の日々か?
それって誰が幸せになるんだ?
誰が得をするんだ?」
「・・・」
「幸い・・・(カドウカハワカラナイケドナ)、フィーナとマリアは頬打ちとゲンコツで済ませてくれると言っているんだ。
当事者がいいと言っているのに、誰が何のために、未来永劫の罪を与える必要があるんだ?」
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