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20スクショ
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そして・・・
俺は目を覚ました。
見慣れた景色。
・・・俺の部屋だ。
「いてて。一体、どうなっているんだ。」
隣を見ると妹が倒れていた。
「おい!」
「う~ん・・・」
「あいたた。頭痛~い!」
そう言いながら妹が体を起こした。
「あれっ? お兄ちゃん??
あれ? 私達、ゲームの中にいたはずなのに・・・」
妹の言葉から、俺と同じ体験をしていたことがわかった。
「そっか、お前も同じ体験をしたんだな。夢じゃなかったのか・・・」
「あんなリアルな夢、ある訳ないよ。私達、ゲームの中に入っていたんだよ。」
「マジか。何だったんだ一体・・・」
そして、俺たちの横に転がっていたゲーム機の画面を見て、目を見開く。
「何だこれ?」
「えっ、何?
って、えええええぇぇぇ!!!!」
画面には
苦笑している王太子達とイザベラ様。
そして
その前で土下座しているヒロインがいた。
これは・・・
「すごい! すごい!」
本当に俺たち、ゲームに入っていたんだな・・・
「すごいよ、お兄ちゃん!
世界でたった一枚のスチルだよ。
超超超激レアだよ!!
スクショ、スクショ!!」
「お前の感動、そっちかい!!」
頭に全力チョップをくれてやった。
俺は目を覚ました。
見慣れた景色。
・・・俺の部屋だ。
「いてて。一体、どうなっているんだ。」
隣を見ると妹が倒れていた。
「おい!」
「う~ん・・・」
「あいたた。頭痛~い!」
そう言いながら妹が体を起こした。
「あれっ? お兄ちゃん??
あれ? 私達、ゲームの中にいたはずなのに・・・」
妹の言葉から、俺と同じ体験をしていたことがわかった。
「そっか、お前も同じ体験をしたんだな。夢じゃなかったのか・・・」
「あんなリアルな夢、ある訳ないよ。私達、ゲームの中に入っていたんだよ。」
「マジか。何だったんだ一体・・・」
そして、俺たちの横に転がっていたゲーム機の画面を見て、目を見開く。
「何だこれ?」
「えっ、何?
って、えええええぇぇぇ!!!!」
画面には
苦笑している王太子達とイザベラ様。
そして
その前で土下座しているヒロインがいた。
これは・・・
「すごい! すごい!」
本当に俺たち、ゲームに入っていたんだな・・・
「すごいよ、お兄ちゃん!
世界でたった一枚のスチルだよ。
超超超激レアだよ!!
スクショ、スクショ!!」
「お前の感動、そっちかい!!」
頭に全力チョップをくれてやった。
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