2 / 79
序章-曇天の誕生日-
02『2人の狩人』
しおりを挟む
バビロニア帝国の南西部に属する、第四騎士団の拠点から離れ…
帝国の南西側と南東側の境目にある、山中を歩く南花とマリア。
南花は上下二連式の散弾銃の撃鉄を起こした状態で、マリアは弓の弦に矢を添えた状態で、バビロニア帝国の城壁内であるにも関わらず警戒しながら進む。
特に足元に警戒をする…
太古の戦では敵の進行を妨げる障害であったが、今では負の遺産である地雷に。
かつて、神の労働力として造られた人間の在り方の方針の食い違いで、【バビロニア】と【ティアマト】の二柱が争った大戦。
その大戦に勝利したバビロニア側が今の体制を作った。
「天の観測主による予測だと、午後から雨が降るって言っていたけど持つかな?」
周囲の安全を確認したマリアが、ふと空を見上げながら話しかける。
「というか、持ってもらわないと困るんだよね…」
続けて南花も見上げる。
「南花、あれ…」
マリアの視線の先に、今回の獲物のハイイロガンの羽が落ちていた。
「うん、足跡も新しいし近くにいるかも」
しゃがんで足跡が何処に続いているか確認する南花。
足跡を追うことに意識が集中してしまう…
獲物の痕跡に気を取られて、森の茂みを進んでいく為に、足元の視界が悪くなっていることに気付かない南花。
ゴツン…南花の右足が古びたレンガを踏んでしまう…
「しまった!」
固いはずの古びたレンガは、まるで柔らかい粘土の様に足跡の形に変わったかと思いきや、見る見るうちに風船みたく膨張し、南花の背丈を超えていき…
感圧式人型術式が発動する。
それに驚いた南花は思わず尻餅を付いてしまう…
ゴツン…ぐにゃり…倒れた南花の右手が更に、もう一体の感圧式人型術式を発動させてしまう。
南花は咄嗟に眼前にいる感圧式人型術式に向けて、散弾銃の初弾を放つがビクともしていない…
何故なら、散弾銃の上段に装填されていた弾丸は、あくまでも野鳥等の小型生物を標的にしているバードショットであるからだ。
起動が完了した感圧式人型術式は、目の前にいる南花を視認し拳を振り上げる。
すかさず、南花が再び引き金を引き、散弾銃の下段に装填されているブリネッキ型のスラッグショットが放たれる。
上段のバードショットとは異なり、ライフル弾の様に大きな一発が感圧式人型術式の動力源を内包している胸部に着弾する。
スラッグショットを食らって振り上げた拳がガクンと落として、南花の眼前の感圧式人型術式は機能を停止する。
南花が直ぐ様、背後にいるもう一体から飛ぶようにして距離を取った直後、二体目の感圧式人型術式の拳が地面を抉る。
散弾銃の薬室から空になった薬莢を排出し、南花は次弾を装填しようと二発の弾丸を手にするが、敵の拳が目の前に迫っていた。
間髪を入れずに、一発の矢が感圧式人型術式を背後から貫き、南花の窮地を救う。
「大昔の術式なのに、今でもしっかり発動するなんて精巧だよね…」
茂みの中から、南花を見つけたマリアが倒れている敵がちゃんと機能を停止しているか確認している。
「マリア、ありがとう助かったよ。」
「全くもうどんだけ鶏肉が食べたかったの?」
マリアは心配しつつ、南花のことをいじる。
「今夜の食事会が楽しみで、朝ごはんがいつもより減らしたせいかもね…」
「今夜か…」
一瞬、マリアが言葉に詰まる。
「なに?何?マリアからのサプライズでもあるって期待しても良いのかな?」
南花はその様子に怪訝な表情をするが、直ぐ様ニヤニヤする。
「えっ!?バレちゃったかぁ…とにかく、獲物がよくいる湖に行ってみよ。」
二人はハイイロガンが良く目撃される湖へと足を進める。
ーーー
小さな湖の水面に、数羽のハイイロガンが一ヶ所に固まって泳いでいる。
湖まで十数メートル程の茂みに身を潜める南花とマリア。
南花が散弾銃の上段の銃口で獲物に狙いを定め…
引き金を引く。
銃声に驚いた獲物達が羽ばたき、一斉に飛び立とうとする。
南花はその中の一羽に更に狙いを付け、散弾銃の下段の弾丸を放つ。
そして、二発目のバードショットが見事に獲物を捉える。
「お見事だね~」
「まぁね。でも、おかげで靴がびしょ濡れだよ~」
南花は膝下位の水面から、撃ち落とした獲物を片手に出てくる。
「そうだ…南花、靴を乾かすついでにお茶にしない?」
「うん。休憩しよっか、雨が降る前に帰りたいから少しだけね。」
マリアの唐突な提案に賛成する。
パチッ、パチッ…
曇天のなか、大きな木の下で火を起こし、湯を沸かし紅茶を淹れる準備をするマリア。
その隣で南花は裸足のまま、腐敗を防ぐ為にナイフで獲物の血抜きを行っている。
「マリア、どうかした?」
自分のことを無言で見つめてくるマリアを怪訝に思う。
「ううん、何でもないよ…それより紅茶入れたから、その汚い手と足を洗ってきなよ…」
「そっか…手は洗うけど、それに足を洗うって犯罪者じゃないし。そんなことを言うなら、このチキンは分けてあげないよ。」
ツッコミを入れつつ南花は近くに流れる川へ行き、獲物の血を洗い流すついでに、自身の手も洗う。
「南花は犯罪者じゃないよ。」
マリアは自分に言い聞かせるように、ぼそりと呟く。
「うん?なんか、言った?」
川でザバザバと獲物を洗う南花には聞こえない。
そして、スタスタと戻ってきた南花にマリアは淹れたての紅茶を手渡す。
「ありがとう、昨日から急に肌寒くなったから助かる~」
紅茶を一口、飲んで一息をついた南花が続ける。
「秋も近付いてきたし、そろそろ衣替えの準備をしないとね。」
「うん…私も新しい服を東圏側に買いに行きたいな…」
マリアも紅茶を口にしながら応える。
「おお、良いね…そうだ…高給取りの騎士さまにぃ…たんじょうひぃの…プレゼ…あ…っre?」
急に呂律が回らなくなり、一瞬キョトンとした顔を見せた南花は、右手からすり抜け落ちるティーカップの後を追うようにして倒れる。
「な…んで、まり…あ」
親友を疑いたくない、疑いたくないと思いつつ、自分の身に降りかかった災いを受け入れるしかなかった。
「ごめんね…ごめんなさい…南花。」
親友に何度も謝り、頭を垂れる暗殺者。
暗殺者は泣き崩れそうになる体を奮い立たせると、騎士団の団員服のポケットからチョークと宝石を取り出す。
そして、自身の足元にチョークで召還術式を書き始める。
「妹の治療費を【あの人】から、貰うためなの…ごめんなさい。」
妹…南花は思考速度が落ちていくなか、何度か面識のある、病弱で入退院を繰り返すマリアの妹を思い出す。
暗殺者は書き上げた召還術式の上に、ボタボタと数粒の宝石と涙を落とす。
紅茶の薬で痺れ倒れている南花に視線をやる暗殺者の泣き顔は、術式に反応した宝石が放つ淡い光で照らされる。
淡い光を放つ宝石は、自ら削れていき狼の形へと成形される。
そして、みるみる内に大きくなり、意思を持つ二匹の狼として暗殺者の両脇に並ぶ。
その狼は獲物を前にして、牙を向き、唸る。
「(あぁ…野生の狼に食い殺されたことにされるんだ…)」
死を目前にして、妙に冷静に現状を把握する南花。
降りだした雨が、倒れた南花の頬を濡らす。
俯いたまま静止する暗殺者…
二人の静寂の間に、徐々に…
第三者の足音が介入してくる。
南花が重たくなった視線を、足音の方に向ける。
すると、ゴシック風のロングコートに、グラジオラスのような赤いマフラーを巻いた女が歩み寄って来る。
「あぁ…あんたは何者…何者なのよ!?」
季節外れの装いに、所々が錆び付いたランタンを手にする存在を、感情が昂り混乱するマリアは咄嗟に敵視する。
激昂したマリアの声に呼応した二匹の狼が、コートの女に襲い掛かる。
それに対し、コートの女が首に巻いているマフラーをほどく…
すると、ほどかれたマフラーは、先端を空中に漂わせながら、巨大な剣へと変貌する。
そして、コートの女は、素早い剣劇で迫り来る二匹の狼を切り裂く。
その光景に目がテンになったマリアを他所に、コートの女は反撃しようと、一歩、また一歩とランタンを揺らしながら詰め寄っていく。
「くっ、来るな!」
マリアは魔力を込めて弓を引く。
魔力を帯びた矢は、青白く発光し、放たれる。
矢は彗星の様に尾を引きながら向かって行く…
しかし、コートの女の剣は軽く往なす。
往なされた矢は、ポッと儚い灯の様に霧散する。
次の瞬間には、コートの女の顔が、マリアの眼前に迫っていた。
「南花、ごめん…」
なさいっと言い終わる前に、上半身を切り裂かれたマリアは、ドサッと倒れる。
突如として現れたコートの女の手によって、親友の命を奪われたという現実を焼き付け、南花の瞼は完全に閉じる。
帝国の南西側と南東側の境目にある、山中を歩く南花とマリア。
南花は上下二連式の散弾銃の撃鉄を起こした状態で、マリアは弓の弦に矢を添えた状態で、バビロニア帝国の城壁内であるにも関わらず警戒しながら進む。
特に足元に警戒をする…
太古の戦では敵の進行を妨げる障害であったが、今では負の遺産である地雷に。
かつて、神の労働力として造られた人間の在り方の方針の食い違いで、【バビロニア】と【ティアマト】の二柱が争った大戦。
その大戦に勝利したバビロニア側が今の体制を作った。
「天の観測主による予測だと、午後から雨が降るって言っていたけど持つかな?」
周囲の安全を確認したマリアが、ふと空を見上げながら話しかける。
「というか、持ってもらわないと困るんだよね…」
続けて南花も見上げる。
「南花、あれ…」
マリアの視線の先に、今回の獲物のハイイロガンの羽が落ちていた。
「うん、足跡も新しいし近くにいるかも」
しゃがんで足跡が何処に続いているか確認する南花。
足跡を追うことに意識が集中してしまう…
獲物の痕跡に気を取られて、森の茂みを進んでいく為に、足元の視界が悪くなっていることに気付かない南花。
ゴツン…南花の右足が古びたレンガを踏んでしまう…
「しまった!」
固いはずの古びたレンガは、まるで柔らかい粘土の様に足跡の形に変わったかと思いきや、見る見るうちに風船みたく膨張し、南花の背丈を超えていき…
感圧式人型術式が発動する。
それに驚いた南花は思わず尻餅を付いてしまう…
ゴツン…ぐにゃり…倒れた南花の右手が更に、もう一体の感圧式人型術式を発動させてしまう。
南花は咄嗟に眼前にいる感圧式人型術式に向けて、散弾銃の初弾を放つがビクともしていない…
何故なら、散弾銃の上段に装填されていた弾丸は、あくまでも野鳥等の小型生物を標的にしているバードショットであるからだ。
起動が完了した感圧式人型術式は、目の前にいる南花を視認し拳を振り上げる。
すかさず、南花が再び引き金を引き、散弾銃の下段に装填されているブリネッキ型のスラッグショットが放たれる。
上段のバードショットとは異なり、ライフル弾の様に大きな一発が感圧式人型術式の動力源を内包している胸部に着弾する。
スラッグショットを食らって振り上げた拳がガクンと落として、南花の眼前の感圧式人型術式は機能を停止する。
南花が直ぐ様、背後にいるもう一体から飛ぶようにして距離を取った直後、二体目の感圧式人型術式の拳が地面を抉る。
散弾銃の薬室から空になった薬莢を排出し、南花は次弾を装填しようと二発の弾丸を手にするが、敵の拳が目の前に迫っていた。
間髪を入れずに、一発の矢が感圧式人型術式を背後から貫き、南花の窮地を救う。
「大昔の術式なのに、今でもしっかり発動するなんて精巧だよね…」
茂みの中から、南花を見つけたマリアが倒れている敵がちゃんと機能を停止しているか確認している。
「マリア、ありがとう助かったよ。」
「全くもうどんだけ鶏肉が食べたかったの?」
マリアは心配しつつ、南花のことをいじる。
「今夜の食事会が楽しみで、朝ごはんがいつもより減らしたせいかもね…」
「今夜か…」
一瞬、マリアが言葉に詰まる。
「なに?何?マリアからのサプライズでもあるって期待しても良いのかな?」
南花はその様子に怪訝な表情をするが、直ぐ様ニヤニヤする。
「えっ!?バレちゃったかぁ…とにかく、獲物がよくいる湖に行ってみよ。」
二人はハイイロガンが良く目撃される湖へと足を進める。
ーーー
小さな湖の水面に、数羽のハイイロガンが一ヶ所に固まって泳いでいる。
湖まで十数メートル程の茂みに身を潜める南花とマリア。
南花が散弾銃の上段の銃口で獲物に狙いを定め…
引き金を引く。
銃声に驚いた獲物達が羽ばたき、一斉に飛び立とうとする。
南花はその中の一羽に更に狙いを付け、散弾銃の下段の弾丸を放つ。
そして、二発目のバードショットが見事に獲物を捉える。
「お見事だね~」
「まぁね。でも、おかげで靴がびしょ濡れだよ~」
南花は膝下位の水面から、撃ち落とした獲物を片手に出てくる。
「そうだ…南花、靴を乾かすついでにお茶にしない?」
「うん。休憩しよっか、雨が降る前に帰りたいから少しだけね。」
マリアの唐突な提案に賛成する。
パチッ、パチッ…
曇天のなか、大きな木の下で火を起こし、湯を沸かし紅茶を淹れる準備をするマリア。
その隣で南花は裸足のまま、腐敗を防ぐ為にナイフで獲物の血抜きを行っている。
「マリア、どうかした?」
自分のことを無言で見つめてくるマリアを怪訝に思う。
「ううん、何でもないよ…それより紅茶入れたから、その汚い手と足を洗ってきなよ…」
「そっか…手は洗うけど、それに足を洗うって犯罪者じゃないし。そんなことを言うなら、このチキンは分けてあげないよ。」
ツッコミを入れつつ南花は近くに流れる川へ行き、獲物の血を洗い流すついでに、自身の手も洗う。
「南花は犯罪者じゃないよ。」
マリアは自分に言い聞かせるように、ぼそりと呟く。
「うん?なんか、言った?」
川でザバザバと獲物を洗う南花には聞こえない。
そして、スタスタと戻ってきた南花にマリアは淹れたての紅茶を手渡す。
「ありがとう、昨日から急に肌寒くなったから助かる~」
紅茶を一口、飲んで一息をついた南花が続ける。
「秋も近付いてきたし、そろそろ衣替えの準備をしないとね。」
「うん…私も新しい服を東圏側に買いに行きたいな…」
マリアも紅茶を口にしながら応える。
「おお、良いね…そうだ…高給取りの騎士さまにぃ…たんじょうひぃの…プレゼ…あ…っre?」
急に呂律が回らなくなり、一瞬キョトンとした顔を見せた南花は、右手からすり抜け落ちるティーカップの後を追うようにして倒れる。
「な…んで、まり…あ」
親友を疑いたくない、疑いたくないと思いつつ、自分の身に降りかかった災いを受け入れるしかなかった。
「ごめんね…ごめんなさい…南花。」
親友に何度も謝り、頭を垂れる暗殺者。
暗殺者は泣き崩れそうになる体を奮い立たせると、騎士団の団員服のポケットからチョークと宝石を取り出す。
そして、自身の足元にチョークで召還術式を書き始める。
「妹の治療費を【あの人】から、貰うためなの…ごめんなさい。」
妹…南花は思考速度が落ちていくなか、何度か面識のある、病弱で入退院を繰り返すマリアの妹を思い出す。
暗殺者は書き上げた召還術式の上に、ボタボタと数粒の宝石と涙を落とす。
紅茶の薬で痺れ倒れている南花に視線をやる暗殺者の泣き顔は、術式に反応した宝石が放つ淡い光で照らされる。
淡い光を放つ宝石は、自ら削れていき狼の形へと成形される。
そして、みるみる内に大きくなり、意思を持つ二匹の狼として暗殺者の両脇に並ぶ。
その狼は獲物を前にして、牙を向き、唸る。
「(あぁ…野生の狼に食い殺されたことにされるんだ…)」
死を目前にして、妙に冷静に現状を把握する南花。
降りだした雨が、倒れた南花の頬を濡らす。
俯いたまま静止する暗殺者…
二人の静寂の間に、徐々に…
第三者の足音が介入してくる。
南花が重たくなった視線を、足音の方に向ける。
すると、ゴシック風のロングコートに、グラジオラスのような赤いマフラーを巻いた女が歩み寄って来る。
「あぁ…あんたは何者…何者なのよ!?」
季節外れの装いに、所々が錆び付いたランタンを手にする存在を、感情が昂り混乱するマリアは咄嗟に敵視する。
激昂したマリアの声に呼応した二匹の狼が、コートの女に襲い掛かる。
それに対し、コートの女が首に巻いているマフラーをほどく…
すると、ほどかれたマフラーは、先端を空中に漂わせながら、巨大な剣へと変貌する。
そして、コートの女は、素早い剣劇で迫り来る二匹の狼を切り裂く。
その光景に目がテンになったマリアを他所に、コートの女は反撃しようと、一歩、また一歩とランタンを揺らしながら詰め寄っていく。
「くっ、来るな!」
マリアは魔力を込めて弓を引く。
魔力を帯びた矢は、青白く発光し、放たれる。
矢は彗星の様に尾を引きながら向かって行く…
しかし、コートの女の剣は軽く往なす。
往なされた矢は、ポッと儚い灯の様に霧散する。
次の瞬間には、コートの女の顔が、マリアの眼前に迫っていた。
「南花、ごめん…」
なさいっと言い終わる前に、上半身を切り裂かれたマリアは、ドサッと倒れる。
突如として現れたコートの女の手によって、親友の命を奪われたという現実を焼き付け、南花の瞼は完全に閉じる。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
生きるために逃げだした。幸せになりたい。
白水緑
ファンタジー
屋敷内に軟禁状態だったリリアは、宝物を取り戻したことをきっかけに屋敷から逃げ出した。幸せになるために。体力も力もない。成り行きに身を任せる結果になっても、自分の道は自分で選びたい。
2020/9/19 第一章終了
続きが書け次第また連載再開します。
2021/2/14 第二章開幕
2021/2/28 完結
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
修学旅行に行くはずが異世界に着いた。〜三種のお買い物スキルで仲間と共に〜
長船凪
ファンタジー
修学旅行へ行く為に荷物を持って、バスの来る学校のグラウンドへ向かう途中、三人の高校生はコンビニに寄った。
コンビニから出た先は、見知らぬ場所、森の中だった。
ここから生き残る為、サバイバルと旅が始まる。
実際の所、そこは異世界だった。
勇者召喚の余波を受けて、異世界へ転移してしまった彼等は、お買い物スキルを得た。
奏が食品。コウタが金物。紗耶香が化粧品。という、三人種類の違うショップスキルを得た。
特殊なお買い物スキルを使い商品を仕入れ、料理を作り、現地の人達と交流し、商人や狩りなどをしながら、少しずつ、異世界に順応しつつ生きていく、三人の物語。
実は時間差クラス転移で、他のクラスメイトも勇者召喚により、異世界に転移していた。
主人公 高校2年 高遠 奏 呼び名 カナデっち。奏。
クラスメイトのギャル 水木 紗耶香 呼び名 サヤ。 紗耶香ちゃん。水木さん。
主人公の幼馴染 片桐 浩太 呼び名 コウタ コータ君
(なろうでも別名義で公開)
タイトル微妙に変更しました。
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
断罪後の気楽な隠居生活をぶち壊したのは誰です!〜ここが乙女ゲームの世界だったなんて聞いていない〜
白雲八鈴
恋愛
全ては勘違いから始まった。
私はこの国の王子の一人であるラートウィンクルム殿下の婚約者だった。だけどこれは政略的な婚約。私を大人たちが良いように使おうとして『白銀の聖女』なんて通り名まで与えられた。
けれど、所詮偽物。本物が現れた時に私は気付かされた。あれ?もしかしてこの世界は乙女ゲームの世界なのでは?
関わり合う事を避け、婚約者の王子様から「貴様との婚約は破棄だ!」というお言葉をいただきました。
竜の谷に追放された私が血だらけの鎧を拾い。未だに乙女ゲームの世界から抜け出せていないのではと内心モヤモヤと思いながら過ごして行くことから始まる物語。
『私の居場所を奪った聖女様、貴女は何がしたいの?国を滅ぼしたい?』
❋王都スタンピード編完結。次回投稿までかなりの時間が開くため、一旦閉じます。完結表記ですが、王都編が完結したと捉えてもらえればありがたいです。
*乙女ゲーム要素は少ないです。どちらかと言うとファンタジー要素の方が強いです。
*表現が不適切なところがあるかもしれませんが、その事に対して推奨しているわけではありません。物語としての表現です。不快であればそのまま閉じてください。
*いつもどおり程々に誤字脱字はあると思います。確認はしておりますが、どうしても漏れてしまっています。
*他のサイトでは別のタイトル名で投稿しております。小説家になろう様では異世界恋愛部門で日間8位となる評価をいただきました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる