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第三章 始動
3-7 騒動 その二
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ホテルの支配人の代わりにマイケルが言った。
「貴方の顔が指名手配になってホテル中に貼られてもいいというのですね?」
「え?
どういうことですの?」
「もし、僕が癇癪を起すとそこの支配人さんが困ることになります。
だから、僕が一言煩いと言えば、貴方はホテルの外へ放り出されます。
なぜなら、貴方はこのホテルと宿泊契約を結んでいる。
その契約の中にはホテルの禁止事項に違反した場合は契約破棄とみなすと言う条項がありますのでね。
貴方は宿泊客ではなくなってしまうのですよ。
宿泊客で無い方がホテル内でうろうろしていてもらっては困るから、貴方はホテルからの退去を命ぜられます。
二度と入れないように貴方の顔は指名手配となってホテルのあちらこちらに貼られることになる。
因みに、このホテルで禁止事項に違反したことのある前科者は、以後、宿泊の申し出があってもホテル側が拒否できるんです。
わかりましたでしょうか?
貴方は、このホテルでは取材活動を行ってはならない。
これは貴方に対する僕からの警告です。
二度目はありませんからそのおつもりで。」
サマンサと名乗る記者はぶすっとしながらも渋々引き下がった。
食事を終えて、部屋に戻ろうとすると、宿泊階のエレベーターホールにも記者がいた。
宿泊客ではない記者だ。
マイケルは、エレベーターの脇にある電話を取って、フロントにかけた。
「ああ、フロントですか。
12階のエレベーターホールなんですが、怪しい人物がいますので警備員を大至急お願いします。」
男は慌てて近づいてきた。
「いや、僕は決して怪しい人物ではありません。」
「宿泊客じゃないですよね?」
「確かにそうだけれど、僕・・。」
皆まで言わせずにマイケルが言った。
「もうすぐ警備員が来ます。
不法侵入で警察に行きますか?」
「ちっ・・・。」
男は舌打ちをし、身を翻して非常階段に飛び込んでいった。
「男は階段室を下へ向かいましたので一応連絡しておきます。
黒っぽいジャンパーに茶色のズボンの男です。
宜しく。」
マイケルは電話を切った。
一旦マイケルの部屋に集まったベイリーを除く7人は、以後のスケジュールについて話し合った。
結局、マギーとオリヴァーがホテル及びその周辺のマスコミの動向をさぐることになり、その結果を見て判断するが仮にホテルから出られない状況であれば、今日はホテル内のアイス・スケート場で過ごすことにし、四人が脱出できる状況であれば、皆でスキーに行くことになった。
マギーとオリヴァーが周辺を探った結果、マスコミはかなり大勢がシュターゲンに入っており、ホテル正面口は勿論のこと、裏口、非常口、従業員出入り口に至るまで、しっかりと見張られていると言う。
また、奇を衒ってスキー場のリフト、ゴンドラ乗り場まで押さえられている状況であるし、アイス・スケート場にも数人が入り込んでいると言う。
「しょうがないね、ジャンプすればスキーにも行けないことはないけれど、余り無用の騒ぎは引き起こしたくはない。
国内だけでなく海外でもこれじゃ先が思いやられるよ。
デビューしてまだ一ヶ月余りなんだけれどなぁ。」
「サラ、それにヘンリー、一躍有名人になってしまったけれど、実際になった感じはどうなのかしら。」
メリンダが二人に尋ねると二人は複雑な表情を見せた。
「ウーン、正直言って、人が騒がれているのを見て、なれたらいいなとは思っていたけれど、友達にだって自由に会えないし、学校にだって行けなくなっちゃった。
おまけに何処へ行っても自由に動けないなんて、嫌な感じ。」
「まぁ、有名税みたいなものだから仕方が無いところはあるのだけれど、これからも芸能生活を続けて行くつもりならマスコミとファンは大事にしてあげなくてはいけないだろうね。
明日の晩、ステージが終わったら記者会見を開こうか。
翌日でも構わないけれどね。
今の段階で話す気はないけれど、終わってからなら話しても問題ないだろう。
記者会見はMLSの了解がいるのかな?」
オリヴァーが答えた。
「基本的には必要ありませんが、わかっていることなら一応事前に通知しておいた方が宜しいでしょう。」
「じゃぁ、ベアトリスさんはその旨MLSに連絡して置いてください。
あと、ベアトリスさんは、ホテル側と交渉してもっと程度のいい楽器を入手するよう支配人にお願いしてみてください。
昨日は時間もなかったけれど、今日もこれから手配すればもしかすると今晩のステージに間に合うかも知れない。
仮に今晩間に合わなくても明日には間に合うでしょう。
楽器は、できればグランドポラノック二台、ヴァロン二つ、アレリュート一つ、タイロス一つ、クリコレット二つ、ドラム一式、ラッター二つ、ラッターはエレキじゃない方。
あとは、何かいるかい?」
「サロフォス一つと電子ポラノックもあればいいんじゃない。」
「そうか、じゃぁ、ドラムを除いて今の二つを追加して欲しい。」
「はい、確認しますね。
グランドポラノック二つ、ヴァロン二つ、アレリュート一つ、タイロス一つ、クリコレット二つ、エレキじゃないラッター二つ、サロフォス一つ、電子ポラノック一つ。
以上でいいでしょうか。」
「ええ、それで結構です。
但し、くれぐれも言ってください。
程度のいいものじゃないと困ります。」
「はい、わかりました。
手配できないような場合はどうしますか。」
「しょうがないなぁ、
今日の夕刻まで待って手配がつかない状況であれば、ペルストの老舗の楽器店に頼もう。
金は個人的に僕が出す。
どうせなら、いい演奏をしたいしね。」
「では四時半まで待って駄目な様であれば、ペルストへ飛びましょうか。」
「いや、今日の昼過ぎには君が直接ペルストに向かって欲しい。
店の名前はクラウデリン、中心街の外れにある大きな楽器店だ。
タクシーに乗って行く先を言えばいい。
間違いなく知っているはずだ。
一人で大丈夫?」
「ええ、お陰さまで、男の一人や二人なら何とでもなります。」
マネージャー達は全員が護身術を身に着けている。
「そう、じゃ、無駄足になるかもしれないけれどお願い。
一応、物件だけは当たっておいて欲しい。
店員と一緒に見て回ればいいものかどうかわかるだろう。
それと、グランドポラノックの派遣調律も頼めるかどうか聞いて欲しい。
駄目なら、僕達でする。
四時には携帯に電話して欲しい。
その時点で手配が着いていないものを頼むことになる。
それと、ちょっと待ってネ。」
マイケルは定額のホワイトカード5枚を取り出した。
1枚の額面が30万ドレルになっている銀行保証のカードである。
「これを君に預けておく。
支払いの必要ができたらこれで支払って欲しい。
可能なら請求書だけもらってきて、翌日にでも銀行送金で支払うから。
僕達の名前は出しても構わないし、事情を話しても構わない。」
「はい、お預かりします。」
「それと、マギーさんとオリヴァーさんは手分けして今晩のステージに間に合うように楽譜を手に入れてもらえませんか。
クラシック、民謡、ポピュラーなど、ロペンズ連合圏内のものなら何でも構わない。
この辺では、車で一時間ぐらいかかるけれど、シュラック市内の楽器店でバーリス楽器店というのがいいみたい。
取り敢えず、このトラベラーズチェックを渡しておきますので、ここから支払っておいてください。」
マギーがトラベラーズチェックを受け取りながら返事をする。
「はい、わかりました。
でも、何だか出費が多くて割に合わなさそうですね。」
「ウーン、そうだねぇ。
楽譜は大したことは無いと思うけれど、楽器の方は全部を購入すれば100万を越えるだろうね。」
「あの、100万レーネじゃなく、100万ドレルですか?」
「うん、グランドポラノックだけでいい物は軽く30万ドレルを超える。
骨董的価値のあるものはひとつで200万を超えるからね。」
「昨夜、ホールにあったものはどうなんですか?
「そうだなぁ、新品だったとしても、グランドポラノックが10万ドレル、クリコレットが500ドレル、ヴァロンが3千ドレル、アレリュートが少し良くて4千ドレルというところだね。
中古品だから全部合わせても5万ドレルはしないだろう。
どれも初心者か中級者用。
少なくともプロが使う代物じゃない。
仮に、事故にあったというボルシェビク・ポランスキーさんにあんなものを用意したんじゃ、怒って演奏せずに帰っちゃうだろね。」
それを聞いて、多少怒りの表情を見せながら、ベアトリスが言った。
「わかりました。
それも支配人にしっかりと申し上げておきましょう。」
「貴方の顔が指名手配になってホテル中に貼られてもいいというのですね?」
「え?
どういうことですの?」
「もし、僕が癇癪を起すとそこの支配人さんが困ることになります。
だから、僕が一言煩いと言えば、貴方はホテルの外へ放り出されます。
なぜなら、貴方はこのホテルと宿泊契約を結んでいる。
その契約の中にはホテルの禁止事項に違反した場合は契約破棄とみなすと言う条項がありますのでね。
貴方は宿泊客ではなくなってしまうのですよ。
宿泊客で無い方がホテル内でうろうろしていてもらっては困るから、貴方はホテルからの退去を命ぜられます。
二度と入れないように貴方の顔は指名手配となってホテルのあちらこちらに貼られることになる。
因みに、このホテルで禁止事項に違反したことのある前科者は、以後、宿泊の申し出があってもホテル側が拒否できるんです。
わかりましたでしょうか?
貴方は、このホテルでは取材活動を行ってはならない。
これは貴方に対する僕からの警告です。
二度目はありませんからそのおつもりで。」
サマンサと名乗る記者はぶすっとしながらも渋々引き下がった。
食事を終えて、部屋に戻ろうとすると、宿泊階のエレベーターホールにも記者がいた。
宿泊客ではない記者だ。
マイケルは、エレベーターの脇にある電話を取って、フロントにかけた。
「ああ、フロントですか。
12階のエレベーターホールなんですが、怪しい人物がいますので警備員を大至急お願いします。」
男は慌てて近づいてきた。
「いや、僕は決して怪しい人物ではありません。」
「宿泊客じゃないですよね?」
「確かにそうだけれど、僕・・。」
皆まで言わせずにマイケルが言った。
「もうすぐ警備員が来ます。
不法侵入で警察に行きますか?」
「ちっ・・・。」
男は舌打ちをし、身を翻して非常階段に飛び込んでいった。
「男は階段室を下へ向かいましたので一応連絡しておきます。
黒っぽいジャンパーに茶色のズボンの男です。
宜しく。」
マイケルは電話を切った。
一旦マイケルの部屋に集まったベイリーを除く7人は、以後のスケジュールについて話し合った。
結局、マギーとオリヴァーがホテル及びその周辺のマスコミの動向をさぐることになり、その結果を見て判断するが仮にホテルから出られない状況であれば、今日はホテル内のアイス・スケート場で過ごすことにし、四人が脱出できる状況であれば、皆でスキーに行くことになった。
マギーとオリヴァーが周辺を探った結果、マスコミはかなり大勢がシュターゲンに入っており、ホテル正面口は勿論のこと、裏口、非常口、従業員出入り口に至るまで、しっかりと見張られていると言う。
また、奇を衒ってスキー場のリフト、ゴンドラ乗り場まで押さえられている状況であるし、アイス・スケート場にも数人が入り込んでいると言う。
「しょうがないね、ジャンプすればスキーにも行けないことはないけれど、余り無用の騒ぎは引き起こしたくはない。
国内だけでなく海外でもこれじゃ先が思いやられるよ。
デビューしてまだ一ヶ月余りなんだけれどなぁ。」
「サラ、それにヘンリー、一躍有名人になってしまったけれど、実際になった感じはどうなのかしら。」
メリンダが二人に尋ねると二人は複雑な表情を見せた。
「ウーン、正直言って、人が騒がれているのを見て、なれたらいいなとは思っていたけれど、友達にだって自由に会えないし、学校にだって行けなくなっちゃった。
おまけに何処へ行っても自由に動けないなんて、嫌な感じ。」
「まぁ、有名税みたいなものだから仕方が無いところはあるのだけれど、これからも芸能生活を続けて行くつもりならマスコミとファンは大事にしてあげなくてはいけないだろうね。
明日の晩、ステージが終わったら記者会見を開こうか。
翌日でも構わないけれどね。
今の段階で話す気はないけれど、終わってからなら話しても問題ないだろう。
記者会見はMLSの了解がいるのかな?」
オリヴァーが答えた。
「基本的には必要ありませんが、わかっていることなら一応事前に通知しておいた方が宜しいでしょう。」
「じゃぁ、ベアトリスさんはその旨MLSに連絡して置いてください。
あと、ベアトリスさんは、ホテル側と交渉してもっと程度のいい楽器を入手するよう支配人にお願いしてみてください。
昨日は時間もなかったけれど、今日もこれから手配すればもしかすると今晩のステージに間に合うかも知れない。
仮に今晩間に合わなくても明日には間に合うでしょう。
楽器は、できればグランドポラノック二台、ヴァロン二つ、アレリュート一つ、タイロス一つ、クリコレット二つ、ドラム一式、ラッター二つ、ラッターはエレキじゃない方。
あとは、何かいるかい?」
「サロフォス一つと電子ポラノックもあればいいんじゃない。」
「そうか、じゃぁ、ドラムを除いて今の二つを追加して欲しい。」
「はい、確認しますね。
グランドポラノック二つ、ヴァロン二つ、アレリュート一つ、タイロス一つ、クリコレット二つ、エレキじゃないラッター二つ、サロフォス一つ、電子ポラノック一つ。
以上でいいでしょうか。」
「ええ、それで結構です。
但し、くれぐれも言ってください。
程度のいいものじゃないと困ります。」
「はい、わかりました。
手配できないような場合はどうしますか。」
「しょうがないなぁ、
今日の夕刻まで待って手配がつかない状況であれば、ペルストの老舗の楽器店に頼もう。
金は個人的に僕が出す。
どうせなら、いい演奏をしたいしね。」
「では四時半まで待って駄目な様であれば、ペルストへ飛びましょうか。」
「いや、今日の昼過ぎには君が直接ペルストに向かって欲しい。
店の名前はクラウデリン、中心街の外れにある大きな楽器店だ。
タクシーに乗って行く先を言えばいい。
間違いなく知っているはずだ。
一人で大丈夫?」
「ええ、お陰さまで、男の一人や二人なら何とでもなります。」
マネージャー達は全員が護身術を身に着けている。
「そう、じゃ、無駄足になるかもしれないけれどお願い。
一応、物件だけは当たっておいて欲しい。
店員と一緒に見て回ればいいものかどうかわかるだろう。
それと、グランドポラノックの派遣調律も頼めるかどうか聞いて欲しい。
駄目なら、僕達でする。
四時には携帯に電話して欲しい。
その時点で手配が着いていないものを頼むことになる。
それと、ちょっと待ってネ。」
マイケルは定額のホワイトカード5枚を取り出した。
1枚の額面が30万ドレルになっている銀行保証のカードである。
「これを君に預けておく。
支払いの必要ができたらこれで支払って欲しい。
可能なら請求書だけもらってきて、翌日にでも銀行送金で支払うから。
僕達の名前は出しても構わないし、事情を話しても構わない。」
「はい、お預かりします。」
「それと、マギーさんとオリヴァーさんは手分けして今晩のステージに間に合うように楽譜を手に入れてもらえませんか。
クラシック、民謡、ポピュラーなど、ロペンズ連合圏内のものなら何でも構わない。
この辺では、車で一時間ぐらいかかるけれど、シュラック市内の楽器店でバーリス楽器店というのがいいみたい。
取り敢えず、このトラベラーズチェックを渡しておきますので、ここから支払っておいてください。」
マギーがトラベラーズチェックを受け取りながら返事をする。
「はい、わかりました。
でも、何だか出費が多くて割に合わなさそうですね。」
「ウーン、そうだねぇ。
楽譜は大したことは無いと思うけれど、楽器の方は全部を購入すれば100万を越えるだろうね。」
「あの、100万レーネじゃなく、100万ドレルですか?」
「うん、グランドポラノックだけでいい物は軽く30万ドレルを超える。
骨董的価値のあるものはひとつで200万を超えるからね。」
「昨夜、ホールにあったものはどうなんですか?
「そうだなぁ、新品だったとしても、グランドポラノックが10万ドレル、クリコレットが500ドレル、ヴァロンが3千ドレル、アレリュートが少し良くて4千ドレルというところだね。
中古品だから全部合わせても5万ドレルはしないだろう。
どれも初心者か中級者用。
少なくともプロが使う代物じゃない。
仮に、事故にあったというボルシェビク・ポランスキーさんにあんなものを用意したんじゃ、怒って演奏せずに帰っちゃうだろね。」
それを聞いて、多少怒りの表情を見せながら、ベアトリスが言った。
「わかりました。
それも支配人にしっかりと申し上げておきましょう。」
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