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1・男はただ、誰かと話したかっただけなのに。
7.ポップアップウインドウ。
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死を悟り、山に養分として溶けることに納得するしか無かったその瞬間。
「ギョア……ッ⁉」
奴の口内を、大きな鉄の矢が穿いた。
完全に意識外、致命傷ではないようだが奴も混乱している。
確認してる暇はないが、可能性はひとつしかない。
「ありがとよおっ! 美人狩人ぉ‼」
俺は礼を言いながら最速で踏み込んで奴に接近する。
奴は遅れて鋭い爪で俺を狙うが、軸を倒して頭を地に這わせるように低く躱す。
そこから躰道で言うところの旋状蹴りで頭を狙うが頭を下げて避けられる。
下げたな、下げるよなあ、じゃあテメーの負けだ。
俺は空ぶった旋状蹴りを奴の口内を穿いた鉄の矢に引っ掛けて、ぐるりと捻じるように回る。
捻体首絡み。
躰道では完全に禁じ手である、人の命を奪う技。
中国武術ベースの俺が使える切り札であり奥の手だ。
まさか超接近戦を得意とする中国武術ベースっぽいやつから、中距離から運足にて間合いを詰めて軸を回してコンパクトからダイナミックを生み出す躰道の技が飛び出すとは思うまい。
初見で躰道に対応出来る者など、存在しない。
口から熱光線に驚かされたお返しだ、驚いていいぞ。
突き刺さった矢を捻り、頚椎を抉って砕きながら、頭を地面に叩きつけた。
すぐに立ち上がって構えに戻り、首絡みで捻れてそっぽを向く頭目掛けてタックルの要領で突っ込み、腕を頭と首に絡め。
「ああああああああ――――――ッ‼」
さらに回る。
組み方は違うがレスリングで言うところの、がぶり返しに近い動きでそのまま完全に首を捻じ切って。
殺した。
「はぁ――――――っ、はぁ――――――…………、死ぬかと思った……」
ゆっくりと、史上最強の敵の頭から腕を抜いて息を整え呟く。
やり過ぎだと思うかもしれないが、この世界は未だに未知だ。
息がある状態だと、何かがあって復活するということも有り得るかもしれない。
空から降ってきて、手や口から熱光線連射して山の形を変えるような輩がいて、口から熱光線出しても口内が無事ってご都合主義のあるライトなファンタジー世界なんだ。油断は出来ない。
勝ちに全力を尽くす。こいつにはそのくらいしないと、勝ち切れないくらいに強かった。
言葉がわからないから、お互いに名乗ることが出来なかったことが悔やまれる。
知っておきたかった、最強の敵の名前を。
と、そこで久しぶりにポップアップウインドウが開く。
読めもしないのに煩わし…………え。
『レベルが最大に達したので、最後のスキル【翻訳】を自動適用致しました』
『称号、【邪竜神を殺した者】を獲得しました』
目を疑う。
そこに書いてあったのは紛れもなく日本語だった。
久しぶりに、文字を読んだ。
いや……、レベルとかスキルだとか竜神だとか、色々、言いてえことはあるが……。
「最後が翻訳って……、馬鹿すぎるだろおおおおおお‼」
心からの叫びだった。
「ギョア……ッ⁉」
奴の口内を、大きな鉄の矢が穿いた。
完全に意識外、致命傷ではないようだが奴も混乱している。
確認してる暇はないが、可能性はひとつしかない。
「ありがとよおっ! 美人狩人ぉ‼」
俺は礼を言いながら最速で踏み込んで奴に接近する。
奴は遅れて鋭い爪で俺を狙うが、軸を倒して頭を地に這わせるように低く躱す。
そこから躰道で言うところの旋状蹴りで頭を狙うが頭を下げて避けられる。
下げたな、下げるよなあ、じゃあテメーの負けだ。
俺は空ぶった旋状蹴りを奴の口内を穿いた鉄の矢に引っ掛けて、ぐるりと捻じるように回る。
捻体首絡み。
躰道では完全に禁じ手である、人の命を奪う技。
中国武術ベースの俺が使える切り札であり奥の手だ。
まさか超接近戦を得意とする中国武術ベースっぽいやつから、中距離から運足にて間合いを詰めて軸を回してコンパクトからダイナミックを生み出す躰道の技が飛び出すとは思うまい。
初見で躰道に対応出来る者など、存在しない。
口から熱光線に驚かされたお返しだ、驚いていいぞ。
突き刺さった矢を捻り、頚椎を抉って砕きながら、頭を地面に叩きつけた。
すぐに立ち上がって構えに戻り、首絡みで捻れてそっぽを向く頭目掛けてタックルの要領で突っ込み、腕を頭と首に絡め。
「ああああああああ――――――ッ‼」
さらに回る。
組み方は違うがレスリングで言うところの、がぶり返しに近い動きでそのまま完全に首を捻じ切って。
殺した。
「はぁ――――――っ、はぁ――――――…………、死ぬかと思った……」
ゆっくりと、史上最強の敵の頭から腕を抜いて息を整え呟く。
やり過ぎだと思うかもしれないが、この世界は未だに未知だ。
息がある状態だと、何かがあって復活するということも有り得るかもしれない。
空から降ってきて、手や口から熱光線連射して山の形を変えるような輩がいて、口から熱光線出しても口内が無事ってご都合主義のあるライトなファンタジー世界なんだ。油断は出来ない。
勝ちに全力を尽くす。こいつにはそのくらいしないと、勝ち切れないくらいに強かった。
言葉がわからないから、お互いに名乗ることが出来なかったことが悔やまれる。
知っておきたかった、最強の敵の名前を。
と、そこで久しぶりにポップアップウインドウが開く。
読めもしないのに煩わし…………え。
『レベルが最大に達したので、最後のスキル【翻訳】を自動適用致しました』
『称号、【邪竜神を殺した者】を獲得しました』
目を疑う。
そこに書いてあったのは紛れもなく日本語だった。
久しぶりに、文字を読んだ。
いや……、レベルとかスキルだとか竜神だとか、色々、言いてえことはあるが……。
「最後が翻訳って……、馬鹿すぎるだろおおおおおお‼」
心からの叫びだった。
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