ボクとセンセイの秘密

七町 優

文字の大きさ
17 / 98
第4章 期末テスト

16.テスト勉強(2)

しおりを挟む
俺は外でずっと待っているよりはいいかと思い、家の中に招き入れたのはいいものも……

「何を話したらいいか分からねぇ~!!」

ひたすらオロオロしていた俺は、とりあえずお茶を出すことにした。

「お茶どうぞ、何もなくてすみません。」

「そんなに気を遣わなくてもいいのに。」

「あ、はい。」

「そういえば名前を聞いていなかった、君の名前は?」

「あ、俺??俺は那須 一真って言います。」

「一真くんって言うんだ!!私の名前は岸本 麻衣って言います。」

「麻衣さんだね?分かった!」

「ごめんね、いきなりお邪魔して。」

「全然大丈夫!!隣の人にはお世話になってるから。」

「そうなんだ~お姉ちゃんが…(笑)」

「どうしたの??」

「いやいや、お姉ちゃんが男の人にお世話するとか絶対にありえないから(笑)本当なのかな??って思ったの。」

「そうなん?」

「うん!あ、けど気になってる男の子とかには優しいかもね?」

いじわるそうな顔をして麻衣は言った。

「あ、そうなんだ(笑)」

「ごめん、色々話が飛んじゃうんだけど何歳??」

「あ、今年17の年だよ??」

「えー!!同じやん!!」

「そうなんや!!」

「ちょっと嬉しい~もし良かったら連絡先交換しやん??」

「全然ええで!!」

そうして、俺は先生の妹と連絡先を交換した。

「普段ならもうそろそろ隣の人も帰ってくるんだけど……」

「お姉ちゃん帰ってくるの遅いんだから…迷惑かけてごめん!!」

「全然大丈夫!別に麻衣ちゃんがお姉ちゃんを帰ってくるの待ってるくらいの時間ならね!!」

(麻衣ちゃんって呼んでくれた///)

「ありがとう~お姉ちゃんのおかげで一真くんとも話することできたし!まぁお姉ちゃんを許してやるか(笑)」

「そうだね(笑)」


しばらく沈黙が続いて…










「ねぇ、」

「どうしたん?」

「私さ、一真くんめっちゃタイプやで?」

「い、いきなり何言ってんねん!(笑)」

「ねぇ、一目惚れってあると思う??」

だんだん麻衣は俺の方へ近づいてきた。

「あ、あるとは思うけどっ。」

「だよね?私……」

ピーンポーン

「はーい」

「那須くん!!妹がここに来てない??」

「あ、来てますよ!」

「入ってもいい??」

「あ、どうぞ、開いてますんで、」

「麻衣ちゃんお姉ちゃ……」

いきなり麻衣は抱きついてきた。

「お邪魔します。えっ、あっ、ごめん。」

「違うんです、先生。」

「あ、お姉ちゃん?やっと逢えた。」

「麻衣、何やってるの??」

少し怒り気味だとその声色で分かった。

「普通に一真くんに抱きついてるだけだよ??お姉ちゃんなんで怒ってるん?」

「い、いや!!怒ってなんか無いもん。わ、私の大事な生徒だから心配して。」

「ふーん、今ので分かっちゃったもんね。」

「う、うるさーい!!麻衣とにかく私の家に行くよ!!」

俺はただ呆然と見ることしか出来なかった。

こうして二人は俺の部屋から出ていった。











「あー終わった……って放ったらかしかーい!!」


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

二重のカーテン (スカートの下の黒い意志)

MisakiNonagase
青春
洗濯物の隙間に隠したのは、母としての祈りと、娘のプライド。 かつて、女子高生という生き物はもっと無防備で、自由だった。 44歳の主婦、愛子が朝のベランダで手にするのは、娘たちが毎日履き替える漆黒のオーバーパンツ、通称「黒パン」。それは、令和を生きる娘たちが自らの尊厳を守るために身に着ける、鉄壁の「鎧」だった。 小学校時代のママ友たちとのランチ会。そこで語られるのは、ブルセラショップに下着を売っていた奔放な50代、無防備なまま凛と歩くしかなかった40代、そして「見せないこと」に命を懸ける10代の、あまりに深い断絶。さらには、階段で石像のように固まる父、生徒の背後に立たないよう神経を削る教師……。 一枚の黒い布を通して浮き彫りになる、現代社会の歪さと、その根底にある不器用なまでの「優しさ」。 ベランダに干された黒いカーテンの向こう側に、あなたは何を見ますか?

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

清掃員と僕の密やかな情状

MisakiNonagase
恋愛
都心のオフィスビルで働く会社員の26歳・高城蓮(たかぎれん)。彼の無機質な日常に唯一の彩りを与えていたのは、夕方から現れる70歳の清掃員・山科和子だった。 青い作業服に身を包み、黙々と床を磨く彼女を、蓮は「気さくなおばあちゃん」だと思っていた。あの日、立ち飲み屋で私服姿の彼女と再会するまでは――。 肉じゃがの甘い湯気、溶けゆく氷の音、そして重ねた肌の温もり。 44歳の年齢差を超え、孤独を分かち合った二人が辿り着いた「愛の形」とは。これは、一人の青年が境界線の向こう側で教わった、残酷なまでに美しい人生の記録。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

処理中です...