ボクとセンセイの秘密

七町 優

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第5章 夏休み(前編)

29.海(2)

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「着いた~!!」

蒼希が大きな声で海に向かって叫んだ。

「相変わらずうるせぇな~」

「いや、叫びたくもなるだろ~こんなに綺麗な海見たら(笑)」

「とにかく泊まるコテージへ行こうぜ~」

「はいよ~」

「やべーっ!!めっちゃ綺麗やん!!」

「蒼希が珍しく活躍したな(笑)」

「俺もここまでとは思ってなかった(笑)」

「隣のコテージはどんなんだろうな?」

「そら3軒並んでるんだから一緒だろ(笑)」

「それもそうか(笑)」

「じゃあ各自水着に着替えて海へレッツゴー!」

蒼希の掛け声でみんなが動き出した。

「男子は外で着替えてよね~」

「えっ!?一緒じゃないの?」

パチン

「何バカなこと言ってるん?」

遥にビンタされた蒼希の頬は真っ赤になっていた。

「痛ぇ~」

「あ、ごめんね?」

「可愛いから許す!」

「「いつも通りだな……」」

ほかの4人は若干呆れ気味に頷いた。

「お二人さーん惚気けてないで、早く海に行きましょう。」

「「はーい」」

「あの二人息ピッタリすぎだろ(笑)」

「そうだね~」

こうして男子と女子は分かれて海に向かった。












「あ~遥どんな水着だろうなぁ~」

「彼氏さんは気になるんですかやっぱり?」

「あったりまえだろ?」

「あまり過激なのは嫌なん?やっぱりさ。」

「そうやなぁ、俺だけに見せてくれるんやったら全然ええんやけど…」

「変態~」

綺麗な砂浜、そして前には広大な海、そしてたくさんの人、これこそ夏休みだ。

「「おまたせ。」」

「早波さんでかくね?な?でかくね?」

「そんなこと俺に言ってくるんじゃねーよ。。

「そーいやさ、もう一人の子の名前は?」

「あ、あの子は竹内 美波(たけうち みなみ)って言うらしいよ?」

「ふーん、名前だけ覚えた。」

「あれ?あの子タイプ?あ、違うか~かずっちのタイプはね、もう分かっちゃったから(笑)」

「なんでだよ!」

「てか、竹内さん自己紹介してたのに聞いてなかったん?」

「えへへっ」

「ちゃんと人に興味を持ちなさい~」

「ねぇ~蒼希、あっちへ行こ?(上目遣い)」

「おっけい~」

あいつホンマに遥には弱いよなぁ

俺は自分で持ってきたパラソルを立ててその下の日陰でボーッとしていた、その時……!!












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