ボクとセンセイの秘密

七町 優

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第5章 夏休み(前編)

30.海(3)

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「あれ??」

誰だろ、と思い声を掛けられた方を見ると

「千夏さんじゃないですか!!」

「あれだよね?優衣ちゃんとデートしてた子だよね?」

「いや、あれはデ、デートじゃないですよ!?」

「あーごめんごめん(笑)」

「よく分かりましたね。」

「だって優衣ちゃんが男の子連れてるとか見たことなかったんだもん。むしろ男の子に興味が無いものだと思ってたくらいやで?(笑)」

「そうだったんですか!」

ん?じゃああの……いやいやここまで来て先生のことは考えない!!

「千夏ちゃん~どこ行ってるんよ!!」

「いや~噂の彼がそこに居てたからさ!」

「せ、先生!?」

「那須くん!?」

「千夏、余計な事言ってないよね?」

「さぁ?彼に聞けば?」

「バカなの?もし話してたとしても答えられないでしょ!」

どんな話をしてたんだよ……

「那須くん奇遇だね~」

「そうですね!」

そーいや先生水着やん!普通に可愛いし、何考えてんねん俺……

「どうしたの?ボケーっとして?」

「どうせ優衣ちゃんの水着姿が可愛くて見とれてたって感じでしょ?(笑)」

す、するどい……

「いや、千夏さんも可愛いですよ?」

千夏さんもってことは私も可愛いってことかな?///

一人で照れてる先生であった。

「嬉しい事言ってくれるやん!けどなぁ私は彼氏おるから残念~」

「そうなんですか~」

「けど優衣ちゃんは彼氏作ったことないから、狙い目やで?」

「な、何言ってるんですか!?だから先生ですから。」

「ふーん、キスされたのに?(小声)」

「ふぇっ!?」

「あれ?その様子だとその時起きてたんだ?」

「し、知らなかったんで驚いたんです!!」

「必死だね?(笑)」

「う、うぐぐ」

「二人なんの話してんの?」

「普通に優衣ちゃんの話やで?」

「なんで私の話やねん!!」

「那須くんが優衣ちゃんのこと可愛いって言ってたからさ~」

「ふぇっ!?」

「そ、そんなこと言っても照れへんし!」

「ふーん、顔を真っ赤になってるで?」

「暑いだけやもん!」

やばい可愛すぎだろ…

「で、那須くんは誰と来てんの?」

「あ、いつメンですよ。」

先生の顔は少し暗くなったように思えた。

「そうなんや!!危ないことはせんといてな?」

「分かってますよ?先生こそ危ないことしないでくださいね?」

「分かってるよ!なんで先生が危ないことすると思うん?」

「いや、からかっただけですよ(笑)」

「ねぇ優衣ちゃん、イチャイチャせんといてくれる??(笑)」

「してないし!!那須くん楽しんでな?」

「はーい。」

こうして2人は去っていったが、その光景を陰で見ていた二人が寄ってきた。














「聞かせてもらおうか?」
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