ボクとセンセイの秘密

七町 優

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第7章 体育祭

59.体育祭(5)

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クラス対抗リレーが始まった。まず一年生からだ、とは言っても一年生なんでほとんど知らないんですよね(笑)

「あの子可愛くね?」

「どれだよ、走ってるのに見えるわけがないって」

「俺には可愛い子センサーついてるから(笑)」

「蒼希にはそんなセンサーがあるんかよ(笑)」

「それがあるんだな(笑)」

「那須くんはどうなの?そういうのすぐ見つけれる?」

仲村くんが訪ねてきた。

「びっくりした~彼女と一緒じゃ…」

「リレー走るからね~さすがにずっと一緒にいてれるわけじゃないし。」

「それもそうだね(笑)」

「だろ?まぁ隣にいるんだけどね~」

「知ってた(笑)」

そう、早波さんもリレー走るのだ。え、誰が走るかって?まず最初はクラスで一番運動神経のいい蒼希くん!!そして遥、早波さん、クラスの女子で一番走るのが速い西山さん、で仲村くん、俺の順だ。

「もうそろそろスタートだってよ~」

「おっけー」












二年生のクラス対抗リレーの第1走者がスタートラインにたった。

ちなみにここは男女混合で順番も自由なので珍しいらしい。そんなことは置いといていよいよスタートです。





よーい、ドン!!

一斉にスタートした、そんな中でもやっぱり蒼希は群を抜いて早かった。みるみる差が開いていった。

しかしうちのクラスは、ここから順位がだんだん落ちアンカーの俺にバトンが繋がった。





「那須くん!あとはよろしく!!」

「おう!!」

現在の順位は、8クラス中5位。

俺は自分でも言うのはあれだが、それなりに走りには自信があった。(詳しくは第三話)
だけどあまり目立ちたくない性格からか、そういう競技にはあまり参加はしたくなかったが、なぜが今回はやってやるって気持ちになっていた。

まず最初の出だしで2クラス抜かして残り3クラス。

俺は最終カーブに差し掛かった、そこでまた1クラス抜かし、ラストの直線での勝負になった。

周りの歓声はすごかった、俺を応援してる人もいれば前にいるクラスを必死に応援してる人もいる。

俺と前のクラスの差はだんだん縮まる……













「「ワァーー!!!」」

「あいつまじですげーわ」

「ホンマにやな。」

パチパチパチ

やべぇ、久しぶりに全速力で走ったかも(笑)

「かずっちやったな!!」

「おうよ!!」

「いろいろとリレーでわかるかな?って思ったのに四人抜きとかするもん。」

「四人抜きは自分でもすごいと思うもん(笑)」

「けどこれでまたモテるぞ?」

「ん!?マジで!?それはめんどくさすぎる。」

優衣は浮気とかにはすごい厳しそうやもんな……まぁ浮気とか絶対にせーへんけど。

「だってさっきのお前かっこよすぎるで?男の俺が言うんも気持ち悪いけどさ(笑)」

「確かにそれは気持ち悪い(笑)」

「おい!もしかしたからこれで全員彼女出来るかもな(笑)」

と笑いながら言い残していった。

この後ここまですごいことになるとは思っていなかった。
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