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第10章 お互いの意思
86.手術後
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五時間後…一真は処置室から出てきた。もちろんまだ意識がない状態で……
「家族の方はいますか??」
「今ここにはいません。」
「そうですか、呼んでもらってもよろしいですか??」
「容態を聞いてもいいですか?あの子の担任なんです。」
「あぁ、担任の先生ですか、ではご両親に連絡を取ってもらってからお話させていただきます。」
私は一真君の携帯を取り出し、連絡をしようと思ったが父母とも連絡先が無かった。
「あの……あの子の両親の連絡先は見つからなかったのですが、おじいちゃんの連絡先か見つかったのでそちらに連絡します。」
「わかりました。ありがとうございます。」
私は急いで一真くんの祖父宅に電話をかけた。
「はい、那須ですが……」
「私はお孫さんの一真くんの担任の岸本と言います、実は今夜事件に巻き込まれ、今意識不明の重体なんです。」
「な、一真が!?どこの病院だね??」
「中央病院です。」
「すぐに行きます。わざわざ連絡をありがとうございます。」
「もしよろしければ、ご両親に連絡してもらってもいいですか??」
「あぁ……先生は知らないのかい……」
「一真の両親は、一真が小さい頃に亡くなったんだよ…一真守ろうとしてな。」
「え!?」
「話をしたら長くなる……とにかく向かうんでそれまでお願いします。」
「わかりました……」
30分後……
「遅くなりすみません…」
「あ、一真くんのおじいさん!!」
「こちらへどうぞ、担任の先生も説明致します。」
私とおじいさん、そして何故か千夏が一緒に診察室に通された。
「簡潔に言います。私たちは手を尽くしました、後は一真くん次第と言ったところです。もし、目が覚めても一気に質問したり、事件のことを思い出させるようなことはしないでください。」
「分かりました。」
「とにかく、ICUに入ってもらいますので……入ることの出来る方は限られてしまうのですが……今こちらにいる三人の方だけでよろしいでしょうか??」
「大丈夫です。」
「とにかく一真くんを応援してあげてください。」
一真が寝ているベットに来た。
私はその姿を見た瞬間、涙が止まらなくなった。色々な機械が一真に繋がっていて、痛々しい姿に変わっていたのだ。
「私のせいなんです……うっうっ……」
「先生顔を上げてください。その話も聞かせてください、けれど先程話してた続きをしましょう。」
「家族の方はいますか??」
「今ここにはいません。」
「そうですか、呼んでもらってもよろしいですか??」
「容態を聞いてもいいですか?あの子の担任なんです。」
「あぁ、担任の先生ですか、ではご両親に連絡を取ってもらってからお話させていただきます。」
私は一真君の携帯を取り出し、連絡をしようと思ったが父母とも連絡先が無かった。
「あの……あの子の両親の連絡先は見つからなかったのですが、おじいちゃんの連絡先か見つかったのでそちらに連絡します。」
「わかりました。ありがとうございます。」
私は急いで一真くんの祖父宅に電話をかけた。
「はい、那須ですが……」
「私はお孫さんの一真くんの担任の岸本と言います、実は今夜事件に巻き込まれ、今意識不明の重体なんです。」
「な、一真が!?どこの病院だね??」
「中央病院です。」
「すぐに行きます。わざわざ連絡をありがとうございます。」
「もしよろしければ、ご両親に連絡してもらってもいいですか??」
「あぁ……先生は知らないのかい……」
「一真の両親は、一真が小さい頃に亡くなったんだよ…一真守ろうとしてな。」
「え!?」
「話をしたら長くなる……とにかく向かうんでそれまでお願いします。」
「わかりました……」
30分後……
「遅くなりすみません…」
「あ、一真くんのおじいさん!!」
「こちらへどうぞ、担任の先生も説明致します。」
私とおじいさん、そして何故か千夏が一緒に診察室に通された。
「簡潔に言います。私たちは手を尽くしました、後は一真くん次第と言ったところです。もし、目が覚めても一気に質問したり、事件のことを思い出させるようなことはしないでください。」
「分かりました。」
「とにかく、ICUに入ってもらいますので……入ることの出来る方は限られてしまうのですが……今こちらにいる三人の方だけでよろしいでしょうか??」
「大丈夫です。」
「とにかく一真くんを応援してあげてください。」
一真が寝ているベットに来た。
私はその姿を見た瞬間、涙が止まらなくなった。色々な機械が一真に繋がっていて、痛々しい姿に変わっていたのだ。
「私のせいなんです……うっうっ……」
「先生顔を上げてください。その話も聞かせてください、けれど先程話してた続きをしましょう。」
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