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第10章 お互いの意思
87.一真と両親
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「あれは一真が小学校一年生の時だった……」
一真は両親のことが大好きだった。もちろん両親も一真のことが好きだった。
「ねぇ今日の晩御飯なに~??」
「今日はオムライスにしよっか!!」
「ほんと??やったー!!」
「けど今日はお父さん帰ってくるまで待とうね~」
「うんっ!!」
そんな話をしながら二人は買い物から帰っていた。
「おーい!」
大きな声で誰かが呼んでいた。
「あ、お父さん!!」
「一真~」
そう言って一真を抱っこした。
「あなたなんで今日はこんなに早いの??」
「たまたまだよ~仕事が上手くいってさ片付いたんだ~」
「それなら良かった~クビになったとかなら笑い事じゃないからね~」
「おいおい……縁起でもないことを言うなよ(笑)」
「すみません(笑)」
「とにかく早く帰ろう!!」
「おー!!」
そう言って一真を肩車しながら家に帰っていった。
その時だった……
まさかあんな残虐な事件が起こるとは誰も思っていなかった。
前の通りで刃物を持った男が見境なく人を切りつけていくのだ。
「キャー!!」
「助けてぇ~!!」
あちこちから悲鳴が上がる。
刃物を持った男はこっちへ向かって走ってきた。走ってきているのに気づいた時にはもう遅かった。
一真の母は刺されてしまった。
その場でうずくまる母、父は母に大丈夫か?と語りかける、すぐ隣には刃物を持った男が……
「一真!!逃げろっ!!父さんと母さんのことは放って逃げるんだ!!」
その後すぐに一真の父は刺された、しかし一真の父はここからが凄かった。自分の息子のところには行かせるものかと刺されたと同時に男の腕を持って取り押さえようとしたのだ。
もちろん男はまさか取り押さえられそうになるとは思っていなかったのだから、バランスを崩して転ける。
一真は刺された父と母を見て泣きながら走って近くのお店に逃げ込んで助かった……
しかし……父も母も病院での治療の結果虚しく亡くなった。それ以来私の家で一真を育てていたんだよ。高校に入ると同時にひとり暮らしを始めたんだけどね……
一真は両親のことが大好きだった。もちろん両親も一真のことが好きだった。
「ねぇ今日の晩御飯なに~??」
「今日はオムライスにしよっか!!」
「ほんと??やったー!!」
「けど今日はお父さん帰ってくるまで待とうね~」
「うんっ!!」
そんな話をしながら二人は買い物から帰っていた。
「おーい!」
大きな声で誰かが呼んでいた。
「あ、お父さん!!」
「一真~」
そう言って一真を抱っこした。
「あなたなんで今日はこんなに早いの??」
「たまたまだよ~仕事が上手くいってさ片付いたんだ~」
「それなら良かった~クビになったとかなら笑い事じゃないからね~」
「おいおい……縁起でもないことを言うなよ(笑)」
「すみません(笑)」
「とにかく早く帰ろう!!」
「おー!!」
そう言って一真を肩車しながら家に帰っていった。
その時だった……
まさかあんな残虐な事件が起こるとは誰も思っていなかった。
前の通りで刃物を持った男が見境なく人を切りつけていくのだ。
「キャー!!」
「助けてぇ~!!」
あちこちから悲鳴が上がる。
刃物を持った男はこっちへ向かって走ってきた。走ってきているのに気づいた時にはもう遅かった。
一真の母は刺されてしまった。
その場でうずくまる母、父は母に大丈夫か?と語りかける、すぐ隣には刃物を持った男が……
「一真!!逃げろっ!!父さんと母さんのことは放って逃げるんだ!!」
その後すぐに一真の父は刺された、しかし一真の父はここからが凄かった。自分の息子のところには行かせるものかと刺されたと同時に男の腕を持って取り押さえようとしたのだ。
もちろん男はまさか取り押さえられそうになるとは思っていなかったのだから、バランスを崩して転ける。
一真は刺された父と母を見て泣きながら走って近くのお店に逃げ込んで助かった……
しかし……父も母も病院での治療の結果虚しく亡くなった。それ以来私の家で一真を育てていたんだよ。高校に入ると同時にひとり暮らしを始めたんだけどね……
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