Hunting Romance Saga

七町 優

文字の大きさ
16 / 23
第3章

15.まさかの……

しおりを挟む
ピピピピッ

目覚まし時計が今日も元気よく俺を起こしてくれた。

元気よくっておかしいか……

今日からしっかり仕事を教えないといけないし、やることがありすぎるのも大変だな。

ブーブー

ケータイが机の上でなっている。

なんだよ朝っぱらから電話なんかかけてきやがって。

課長

ゲッ!!課長からや。

「おはようございます。」

「おう!おはよう朝早くに悪いな」

「いえ、どうかしたんですか??」

「いや、教育係をやってもらっている時に悪いんだが今度の某有名アイドルのコンサートの企画をしなくてならなくてな、その企画を部長が飛馬にやらせろっていうもんだからさ。ちょっと早めに出勤してくれないかな??」

「わかりました。今から向かいますね。」

「ありがとう、助かるよ。」

「いえ、仕事を貰えるのは嬉しいことですから。」

「やる気があるのはいい事だが、無茶はするなよ。」

「わかりました。」

「じゃあ会社で待ってるよ。」

「はい。失礼します。」

新しい企画かしかも人気アイドルグループのコンサートってか……またやりがいがありそうだな。















 会社にて…

「課長おはようございます。」

「おお、飛馬わざわざすまなかったな。」

「いえ、大丈夫です。それで仕事の内容は。」

「あぁ、そうだったな今日は早速なんだが先方が打ち合わせをしたいそうなんだが、行けるか??」

「はい、けど新入社員の……」

「いい機会だ連れて行ってやれ。」

「わかりました。じゃあこの仕事を通じて色々と教えます。」

「そうだな、そうしようか。」

「では早速用意してきますね。」

「頼んだぞ、部長の推薦だから。」

「緊張するじゃないですか(笑)」

「わるいわるい、そういうつもりではなかったんだがな(笑)部長が推薦するくらいだから気楽に行けよってことだからな。」

「わかりました。いつも通り仕事をやり遂げますよ。」

「あぁ、期待してる。」

「失礼します。」





ふぅ、これで仕事しながら美波に仕事を教えることが出来る。

「センパイ、おはようございます。」

「いきなりだな、おい。」

「いや、やっぱり早くつかないといけないのかな?って思いまして。」

「まぁその姿勢はいい事だ。」

「で、今日は何を教えてくれるんですか?昨日の晩は何も教えてくれなかったけど……(小声)」

「昨日の晩は歓迎を兼ねてだからそういうのはないの。それは置いといて、今日は早速なんだけど打ち合わせに同席してくれないか、俺急に企画任されて今日は打ち合わせが入ったんだ。」

「わかりました、格好はこのままでもいいですか??」

「うん、構わないよ。じゃあもう出発するから」

「はい。」

一人でしか打ち合わせに行ったことないから、少し不安だな、これで失敗なんてしたら恥ずかしいしな。

「そんなに固くならなくていいから、隣で見てるだけで良いからね。」

「分かってますって~センパイこそ緊張してるんじゃないんですか??」

「当たり前なこと言うなよ。どんな時でも初顔合わせは緊張するんだから。」

「そういうものなんですか?」

「あぁ、そうだよ。もう打ち合わせ先に着くから私語は基本禁止な。」

「わかりました。」

芸能事務所に着き、気づいたことがある。ここ、美咲ちゃんがいる事務所じゃん。え、まさかとは思うんですが……いやいやさすがにね、そんなに大きい仕事ではないよね。

受付嬢に

「すみません、打ち合わせに来た飛馬って言います。」

「お待ちしておりました、飛馬様。3階会議室までご案内致します。」

「すみません、ありがとうございます。」

この事務所めちゃくちゃオシャレや、うちの会社も大概オシャレだと思ってたけど、また違うオシャレな感じだな。なんて気楽なうちはまだ大丈夫だ。

会議室の前に着き一呼吸おいてから

「失礼します。本日打ち合わせに来ました飛馬と言います、よろしくお願いします。」

「中村と言います、よろしくお願いします。」

「どうぞ!!座ってください!!私は今回コンサートの総指揮を執ることになってる川上と言います。そして今日は隣に綾野 美咲も同席したいということなので、よろしくお願いします。」

「綾野 美咲です。よろしくお願いします。」

俺は驚いた…ゲームの世界で見るのと全く変わらないけど、まさか…本物に会うとは……

向こうは気づいて、こっちに見えないか見えるかのギリギリのところで小さく手を振ってる。

さすがに手を振るわけにもいかないから、会釈して本題に入ろうとしたのだったのだが……





しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

復讐のための五つの方法

炭田おと
恋愛
 皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。  それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。  グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。  72話で完結です。

ウインタータイム ~恋い焦がれて、その後~

さとう涼
恋愛
カレに愛されている間だけ、 自分が特別な存在だと錯覚できる…… ◇◇◇ 『恋い焦がれて』の4年後のお話(短編)です。 主人公は大学生→社会人となりました! ※先に『恋い焦がれて』をお読みください。 ※1話目から『恋い焦がれて』のネタバレになっておりますのでご注意ください! ※女性視点・男性視点の交互に話が進みます

〖完結〗終着駅のパッセージ

苺迷音
恋愛
分厚い眼鏡と、ひっつめた髪を毛糸帽で覆う女性・カレン。 彼女はとある想いを胸に北へ向かう蒸気機関車に乗っていた。 王都から離れてゆく車窓を眺めながら、カレンは振り返る。 夫と婚姻してから三年という長い時間。 その間に夫が帰宅したのは数えるほどだった。 ※ご覧いただけましたらとても嬉しいです。よろしくお願いいたします。

完結 愚王の側妃として嫁ぐはずの姉が逃げました

らむ
恋愛
とある国に食欲に色欲に娯楽に遊び呆け果てには金にもがめついと噂の、見た目も醜い王がいる。 そんな愚王の側妃として嫁ぐのは姉のはずだったのに、失踪したために代わりに嫁ぐことになった妹の私。 しかしいざ対面してみると、なんだか噂とは違うような… 完結決定済み

皇太子夫妻の歪んだ結婚 

夕鈴
恋愛
皇太子妃リーンは夫の秘密に気付いてしまった。 その秘密はリーンにとって許せないものだった。結婚1日目にして離縁を決意したリーンの夫婦生活の始まりだった。 本編完結してます。 番外編を更新中です。

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

恋と首輪

山猫
恋愛
日本屈指の名門・城聖高校には、生徒たちが逆らえない“首輪制度”が存在する。 絶対的支配者・東雲財閥の御曹司、東雲 蓮の「選んだ者」は、卒業まで彼の命令に従わなければならない――。 地味で目立たぬ存在だった月宮みゆは、なぜかその“首輪”に選ばれてしまう。 冷酷非情と思っていた蓮の、誰にも見せない孤独と優しさに触れた時、みゆの心は静かに揺れはじめる。 「おめでとう、今日から君は俺の所有物だ。」 イケメン財閥御曹司 東雲 蓮 × 「私はあなたが嫌いです。」 訳あり平凡女子 月宮 みゆ 愛とか恋なんて馬鹿らしい。 愚かな感情だ。 訳ありのふたりが、偽りだらけの学園で紡ぐカーストラブ。

処理中です...