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第五夜 性少年の嫉妬
第40話
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「……んっ」
触れるだけ。
なのは一瞬で、すぐに舌が入り込んでくる。
舌同士が触れ合うけで背筋が震えてしがみつくように優斗さんの背広を引っ張った。
絡みついてくる熱さにあっという間に夢中になってしまう。
角度を変えてキスするたびに待ってられなくって俺から優斗さんの咥内に舌差し込んで貪るように絡めて這わせて。
んで、仕返しって感じでもっと深いキスされて追い詰められて。
なんか――俺もだけど、優斗さんもちょっと余裕がないような、そんなキス。
「……っ……は…ぁ」
ずっと長い間交わしたキスのせいで口の端から唾液がこぼれてる。
それを優斗さんが親指で拭ってくれて、そんでそれを舐め取って……。
あー……もうやばいってくらい頭がクラクラして俺の息子は完璧臨戦態勢で、優斗さんの胸に顔をうずめて背中に手を回した。
そしたら優斗さんも同じように抱き締めてくれてキスのせいで荒くなっていた息をゆっくり整えた。
「……捺くん」
あまったるい声が耳元で響いてそのまま耳たぶがぱくりと咥えられる。
密着した身体から優斗さんのももう硬くなってんのがわかって頭ん中が沸騰するみてーにたぎってくらくらした。
「……っ」
優斗さんに触れられるだけでバカみたいに声が出る。
多分お互い思ってることは一緒のはずだ。
俺の耳を解放した優斗さんが唇が触れそうな位置で見つめてくる。
「……寝室行く?」
結構間をあけて、優斗さんが聞いてくる。
その目がそう問い掛けるまでに、躊躇うように揺れたのは優斗さんが優しいから。
「……うん」
すぐに頷いたら、安心したように優斗さんが微笑んで俺を抱き上げた。
「わっ! 一人で歩けるよ!」
慌てるけど優斗さんは笑うだけでそのまま寝室まで俺を運んで行った。
薄暗い部屋のベッドに下ろされる。
優斗さんがネクタイを抜き取る音が小さく響いて、上着を脱ぐのを心臓バクバクさせながら見つめる。
ほんの二週間ぶり…なんだけど、すっげえ久しぶりな気がする。
このベッドにふたりでいたのは先週もだったけど、あのときとは……俺の意識が全然違ってて。
ギシッとベッドが軋んで顔を上げたら優斗さんがゆっくり俺を押し倒す。
覆いかぶさられてキスされて、ギュッと優斗さんの背中に手を回して、耳元で……緊張しながら口開いた。
「……あのさ…優斗さん。少しだけ……話したいことがあるんだ」
優斗さんの動きが止まる。
このまま――前と変わらないように抱き合えば、前と同じように戻るんだろうけど……。
でも、優斗さんが過去を話してくれたんだから、俺もちゃんと……話さなきゃならない。
ちゃんと、向き合わなきゃ、いけないんだ。
多分……たいしたことは言えないんだけど。
「……なに?」
優斗さんは優しく言って俺を抱えるようにして横向きになった。
向き合った形で抱き締めあったままの状態。
顔を合わせる度胸がなくて、優斗さんの肩に顔を伏せる。
「俺……ほんとは……実優ちゃんにヤキモチ妬いてた……んだ」
できたら言いたくなんてなかったこと。
「優斗さんにとって……実優ちゃんが大切な家族って……わかってたけど……なんかモヤモヤ……して。でもそんな……実優ちゃんに対してそんなこと思ってるとか優斗さんに思われたくもなくて……。でもイヤで……それで先週なんか、ふたりが電話で喋ってんの聞いてたらイライラして……」
ああ、全然頭がまわらねぇ。
情けねぇし、申し訳なくって息苦しいし。
「なんか……、ごめん」
だっせぇ……よな。
ぐっと額を優斗さんの肩に押し付けて内心ため息つく。
「……なんで謝るの?」
「……だって……俺……実優ちゃんと優斗さんの……ことわかったつもりになって……でも本当はちゃんとわかってなかった……。優斗さんが先週……両親のこと話してくれて、それで俺、なんか」
なんでちゃんと喋れねーんだろ。
結局考えまとまってないまんまだから、自分でもなに言ってんのか意味わからねーし。
「……なんか、ほんと……ちゃんとわかったから。……優斗さんが実優ちゃんのこと……どれだけ大事にしてるかって。だから…もうヤキモチは妬いたりしてない。なんかそういうのはもうマジでなくなったから」
ぽんぽんと優しく優斗さんが頷きながら俺の背中をあやすように叩いてくれる。
「うん。俺こそ、ごめん。本当は前から捺くんが実優のこと気にしてるの……気づいてたんだけど、どうしたら捺くんに安心してもらえるのかわからなくて」
「……いや……俺が勝手に、そのモヤモヤしてただけだし。それに……そのせいで先週……過去のこと話させてごめん」
少しだけ身体を離して、優斗さんの胸に頭を小突かせるように頭を下げた。
途端に俺の背中にまわっていた腕に力がはいった。
「本当に捺くんが謝る必要なんてないよ。逆に俺がごめんね。あんな重い話してしまって」
「……大丈夫。俺は知って……よかったって思ってる」
「……」
「でも先週聞いたとき、なんて言えばいいのかわからなくて……なにも言えなくて、ほんとごめん」
「もう謝らないで、捺くん。俺は、今日こうして捺くんが会いに来てくれただけで嬉しいから」
「……ん」
ちらっとようやくの思いで顔を上げてみる。
目を細めた優斗さんと目があって、キスされた。
「……ん」
触れるだけのキスをいくつかして、なんかすっげぇ心が軽くなった気がしてぎゅーっと抱きついてみた。
「……今日ほんとは不安もあって……俺、優斗さんになにもしてやれねーし……」
「捺くん……」
「だけど……実優ちゃんに一緒に来てもらって、話聞いてもらってよかった。なんかやっぱ実優ちゃんって優斗さんの姪なだけあるよね! なんか俺……んっ!?」
緊張がほぐれて調子にのって喋りかけてたら、なんか急に優斗さんの手が動き出して尻を撫でるようにしながら割れ目に指を這わせられて変な声が出た。
「ゆ、優斗さん?」
「うん?」
「……っあ」
もう片方の手がシャツの裾から潜り込んできて胸を弄りだして、そんで首筋に這う舌。
え、なんでだ!?
すっげー真面目な話の途中な気がするんだけど、なんでいきなりスイッチ入りまくってんだ!?
「……ゆ、……っん」
身じろいだら、顔を覗き込んできた優斗さんに唇を塞がれる。
舌を甘噛みされて吸い上げられて、少し落ち着いてきてた息子があっというまにガチガチになってくのがわかる。
息もできないくらいの深いキスと身体を這う手に頭の中が熱に侵されてく。
「……は……、ゆ……うとさん」
ちゅ、と最後は音をたてて離れていった濡れた唇を目で追いながら、優斗さんに視線を合わせる。
「なに?」
俺は息が上がってんのに、余裕そうな優斗さんは悪戯気に目を細めてる。
「……なに……って。急に…」
「だって捺くんが煽るから、ね?」
「煽るって……ひゃ、っあ」
ズボンの前を緩められて、手が下着の中に差し込まれる。
いきなりの直接与えられる刺激に、優斗さんの腕を握りしめる。
「捺くんのモヤモヤを解消したのが実優っていうのが、ね」
「……っん」
耳たぶをカリッと噛まれて、
「――俺も嫉妬しちゃうんだけどな」
もう理性なんてぶった切られるくらいの甘い声で囁かれた。
「へ……」
笑顔で覆いかぶさってくる優斗さんにポカンとしているうちに、あっという間に服を脱がされて……。
それからはもうなんか……あっという間。
二週間分だから?か、なんかすっげぇ攻められまくった。
いや、攻められてますな最中。
「……ッん、ぁ、ゆー……とさんっ」
俺の息子を咥えられて、後孔には指がもう二本も挿れられて、前立腺を擦られながらほぐされて。
って、んなの耐えきれるわけない。
優斗さんの髪を掴んで、やめてくれって、言いたいけど、実際やめてほしいわけねーし。
つーか、もういつイってもおかしくないくらいの状態。
ぐちゅぐちゅローションをかき混ぜるような音と、息子にからみついてくる舌の動きに身体が痙攣しまくってる。
「……っ……も、っ……もー…むりっ」
腰が揺れて息子を押し付けるようにしてしまう。
優斗さんは平然って感じにさらに俺のを咥え込んでくるから、あー、もうっって感じに腰を振っちまう。
喉まで挿れたら苦しいからだめだって思うのに腰の揺れを我慢できねーし。
それにきついはずなのに後孔は指が執拗に動いて攻め立ててて。
「……あ……ッく……、も、まじ……ッ」
イク……って、頭ん中スパークしながら喘いで、優斗さんの口の中に白濁を吐き出した。
いっきに攻められてたから脱力してベッドに沈む。
後孔から指が抜かれる感覚に身体震わせてたら、白濁をごくんって優斗さんが飲みこんでるのが見えた。
「……飲んじゃだめだって」
まぁ俺も優斗さんのなら飲むけど。
「美味しいよ、捺くんの」
「嘘ばっか」
「ほら」
キス、っていうより舌差し出されて、宙で舌絡める。
ぜってぇ美味くなんかない。
けど唾液渡らせながら必死に舌動かしてたら、なんか美味しくさえ感じる。
「……んっ……は」
ぐっと脚をかかえあげられてバランスが崩れて舌が離れてく。
それに名残惜しさを感じてじっと優斗さんを見たら、色気でまくりな眼差しを返されて、そして後孔に熱くて硬いものが押し当てられた。
ぐちゅ、っとローションのすべりをかりて先端がゆっくり挿ってくる。
「……っあ」
それだけでさっき果てたはずの息子がまたガチガチに勃ちあがって、涎垂らしだす。
「……捺くん」
「……ん……っ……なに…?」
「ごめん、今日余裕ないかも」
眉を寄せてそんなこと言ってくる優斗さんに――ぶっちゃけいままで散々余裕で攻めてきてたのに、なんて心の端っこで思ったのはナイショで。
「……っ……俺も……」
小さく頷きながら、冗談抜きで全部挿れられたら一気にまたイキそうな予感覚えた。
ふっと優斗さんが笑って腰を進めてくる。
硬いものが俺のナカを押し広げて奥へと進んでくる感触に背筋が震える。
「……っ……は」
やばい、まじでやばいくらい気持ちいい。
「全部……挿ったね」
根元まで突き刺したそれをさらに押し込むように腰を押しつけながら、優斗さんが俺の顔を覗き込む。
「ん……っ」
「きつい?」
「苦しい……」
ぼそっと呟いたら、優斗さんが途端に心配そうにする。
だからちょっとしらばっくれて眉を寄せてみた。
「優斗さんに……さんざんいじられたから、早く動いてほしくて苦しい」
「……」
やられっぱなしっていうのもヤダなーと、優斗さんの腰に脚を絡みつける。
一瞬だけきょとんとした優斗さんはすぐに頬を緩めると俺の下唇を軽く噛んできた。
「ほんっと……煽るね」
言うなりゆっくりと動き出す。
抜け出ていく感触と、また突き刺される感覚。
硬さと熱が摩擦してもっと熱く俺のナカをほぐしてく。
「優斗さん……」
手を伸ばしたらすぐに手をとってキスしてくれる。
さっき――苦しい、って言ったのは冗談じゃ、ない。
まじで苦しい。
先週まであったモヤモヤしたものと似ているけど、全然違う苦しさ。
繋がってるってだけで、全部が溶けそうなくらい気持ちよくて、でも苦しい。
……まじで、優斗さんのこと好きだなって思う、心臓の苦しさ。
律動が速くなっていって、優斗さんの顔から余裕が消えていく様子を熱に浮かされた中で見つめる。
隙間なく埋め尽くされても、足りねーって思ってしまう。
「……は……っく……ン…ッ」
ちゃんと前立腺を狙いながら深く突きあげられてまた絶頂が近づいてくるのを感じる。
でも終わるのがさびしくてイきたくねーな、とか。
「……ゆ、うとさん……っ、もっと」
だけど、イってもイっても終わらないくらいスればいーか、とか。
もっと、もっと、って優斗さんを煽って、抱き締めあってキスして。
「……っあ、んん」
キスの合間合間に喘ぎながら、背中のけぞらせて二度目の白濁を密着し合った身体と身体の間に吐き出した。
すぐあとに優斗さんも熱い欲を放って、その熱さにまたイって。
後孔にうまったままの優斗さんのが硬いままなのに気づいて、今度は俺が上になって腰揺らして。
終わりなんてないんじゃないかってくらい二人でベッドを軋ませ続けた。
――結局、実優ちゃんの作ってくれた夕食を食いはじめたのは10時を回ったころだった。
触れるだけ。
なのは一瞬で、すぐに舌が入り込んでくる。
舌同士が触れ合うけで背筋が震えてしがみつくように優斗さんの背広を引っ張った。
絡みついてくる熱さにあっという間に夢中になってしまう。
角度を変えてキスするたびに待ってられなくって俺から優斗さんの咥内に舌差し込んで貪るように絡めて這わせて。
んで、仕返しって感じでもっと深いキスされて追い詰められて。
なんか――俺もだけど、優斗さんもちょっと余裕がないような、そんなキス。
「……っ……は…ぁ」
ずっと長い間交わしたキスのせいで口の端から唾液がこぼれてる。
それを優斗さんが親指で拭ってくれて、そんでそれを舐め取って……。
あー……もうやばいってくらい頭がクラクラして俺の息子は完璧臨戦態勢で、優斗さんの胸に顔をうずめて背中に手を回した。
そしたら優斗さんも同じように抱き締めてくれてキスのせいで荒くなっていた息をゆっくり整えた。
「……捺くん」
あまったるい声が耳元で響いてそのまま耳たぶがぱくりと咥えられる。
密着した身体から優斗さんのももう硬くなってんのがわかって頭ん中が沸騰するみてーにたぎってくらくらした。
「……っ」
優斗さんに触れられるだけでバカみたいに声が出る。
多分お互い思ってることは一緒のはずだ。
俺の耳を解放した優斗さんが唇が触れそうな位置で見つめてくる。
「……寝室行く?」
結構間をあけて、優斗さんが聞いてくる。
その目がそう問い掛けるまでに、躊躇うように揺れたのは優斗さんが優しいから。
「……うん」
すぐに頷いたら、安心したように優斗さんが微笑んで俺を抱き上げた。
「わっ! 一人で歩けるよ!」
慌てるけど優斗さんは笑うだけでそのまま寝室まで俺を運んで行った。
薄暗い部屋のベッドに下ろされる。
優斗さんがネクタイを抜き取る音が小さく響いて、上着を脱ぐのを心臓バクバクさせながら見つめる。
ほんの二週間ぶり…なんだけど、すっげえ久しぶりな気がする。
このベッドにふたりでいたのは先週もだったけど、あのときとは……俺の意識が全然違ってて。
ギシッとベッドが軋んで顔を上げたら優斗さんがゆっくり俺を押し倒す。
覆いかぶさられてキスされて、ギュッと優斗さんの背中に手を回して、耳元で……緊張しながら口開いた。
「……あのさ…優斗さん。少しだけ……話したいことがあるんだ」
優斗さんの動きが止まる。
このまま――前と変わらないように抱き合えば、前と同じように戻るんだろうけど……。
でも、優斗さんが過去を話してくれたんだから、俺もちゃんと……話さなきゃならない。
ちゃんと、向き合わなきゃ、いけないんだ。
多分……たいしたことは言えないんだけど。
「……なに?」
優斗さんは優しく言って俺を抱えるようにして横向きになった。
向き合った形で抱き締めあったままの状態。
顔を合わせる度胸がなくて、優斗さんの肩に顔を伏せる。
「俺……ほんとは……実優ちゃんにヤキモチ妬いてた……んだ」
できたら言いたくなんてなかったこと。
「優斗さんにとって……実優ちゃんが大切な家族って……わかってたけど……なんかモヤモヤ……して。でもそんな……実優ちゃんに対してそんなこと思ってるとか優斗さんに思われたくもなくて……。でもイヤで……それで先週なんか、ふたりが電話で喋ってんの聞いてたらイライラして……」
ああ、全然頭がまわらねぇ。
情けねぇし、申し訳なくって息苦しいし。
「なんか……、ごめん」
だっせぇ……よな。
ぐっと額を優斗さんの肩に押し付けて内心ため息つく。
「……なんで謝るの?」
「……だって……俺……実優ちゃんと優斗さんの……ことわかったつもりになって……でも本当はちゃんとわかってなかった……。優斗さんが先週……両親のこと話してくれて、それで俺、なんか」
なんでちゃんと喋れねーんだろ。
結局考えまとまってないまんまだから、自分でもなに言ってんのか意味わからねーし。
「……なんか、ほんと……ちゃんとわかったから。……優斗さんが実優ちゃんのこと……どれだけ大事にしてるかって。だから…もうヤキモチは妬いたりしてない。なんかそういうのはもうマジでなくなったから」
ぽんぽんと優しく優斗さんが頷きながら俺の背中をあやすように叩いてくれる。
「うん。俺こそ、ごめん。本当は前から捺くんが実優のこと気にしてるの……気づいてたんだけど、どうしたら捺くんに安心してもらえるのかわからなくて」
「……いや……俺が勝手に、そのモヤモヤしてただけだし。それに……そのせいで先週……過去のこと話させてごめん」
少しだけ身体を離して、優斗さんの胸に頭を小突かせるように頭を下げた。
途端に俺の背中にまわっていた腕に力がはいった。
「本当に捺くんが謝る必要なんてないよ。逆に俺がごめんね。あんな重い話してしまって」
「……大丈夫。俺は知って……よかったって思ってる」
「……」
「でも先週聞いたとき、なんて言えばいいのかわからなくて……なにも言えなくて、ほんとごめん」
「もう謝らないで、捺くん。俺は、今日こうして捺くんが会いに来てくれただけで嬉しいから」
「……ん」
ちらっとようやくの思いで顔を上げてみる。
目を細めた優斗さんと目があって、キスされた。
「……ん」
触れるだけのキスをいくつかして、なんかすっげぇ心が軽くなった気がしてぎゅーっと抱きついてみた。
「……今日ほんとは不安もあって……俺、優斗さんになにもしてやれねーし……」
「捺くん……」
「だけど……実優ちゃんに一緒に来てもらって、話聞いてもらってよかった。なんかやっぱ実優ちゃんって優斗さんの姪なだけあるよね! なんか俺……んっ!?」
緊張がほぐれて調子にのって喋りかけてたら、なんか急に優斗さんの手が動き出して尻を撫でるようにしながら割れ目に指を這わせられて変な声が出た。
「ゆ、優斗さん?」
「うん?」
「……っあ」
もう片方の手がシャツの裾から潜り込んできて胸を弄りだして、そんで首筋に這う舌。
え、なんでだ!?
すっげー真面目な話の途中な気がするんだけど、なんでいきなりスイッチ入りまくってんだ!?
「……ゆ、……っん」
身じろいだら、顔を覗き込んできた優斗さんに唇を塞がれる。
舌を甘噛みされて吸い上げられて、少し落ち着いてきてた息子があっというまにガチガチになってくのがわかる。
息もできないくらいの深いキスと身体を這う手に頭の中が熱に侵されてく。
「……は……、ゆ……うとさん」
ちゅ、と最後は音をたてて離れていった濡れた唇を目で追いながら、優斗さんに視線を合わせる。
「なに?」
俺は息が上がってんのに、余裕そうな優斗さんは悪戯気に目を細めてる。
「……なに……って。急に…」
「だって捺くんが煽るから、ね?」
「煽るって……ひゃ、っあ」
ズボンの前を緩められて、手が下着の中に差し込まれる。
いきなりの直接与えられる刺激に、優斗さんの腕を握りしめる。
「捺くんのモヤモヤを解消したのが実優っていうのが、ね」
「……っん」
耳たぶをカリッと噛まれて、
「――俺も嫉妬しちゃうんだけどな」
もう理性なんてぶった切られるくらいの甘い声で囁かれた。
「へ……」
笑顔で覆いかぶさってくる優斗さんにポカンとしているうちに、あっという間に服を脱がされて……。
それからはもうなんか……あっという間。
二週間分だから?か、なんかすっげぇ攻められまくった。
いや、攻められてますな最中。
「……ッん、ぁ、ゆー……とさんっ」
俺の息子を咥えられて、後孔には指がもう二本も挿れられて、前立腺を擦られながらほぐされて。
って、んなの耐えきれるわけない。
優斗さんの髪を掴んで、やめてくれって、言いたいけど、実際やめてほしいわけねーし。
つーか、もういつイってもおかしくないくらいの状態。
ぐちゅぐちゅローションをかき混ぜるような音と、息子にからみついてくる舌の動きに身体が痙攣しまくってる。
「……っ……も、っ……もー…むりっ」
腰が揺れて息子を押し付けるようにしてしまう。
優斗さんは平然って感じにさらに俺のを咥え込んでくるから、あー、もうっって感じに腰を振っちまう。
喉まで挿れたら苦しいからだめだって思うのに腰の揺れを我慢できねーし。
それにきついはずなのに後孔は指が執拗に動いて攻め立ててて。
「……あ……ッく……、も、まじ……ッ」
イク……って、頭ん中スパークしながら喘いで、優斗さんの口の中に白濁を吐き出した。
いっきに攻められてたから脱力してベッドに沈む。
後孔から指が抜かれる感覚に身体震わせてたら、白濁をごくんって優斗さんが飲みこんでるのが見えた。
「……飲んじゃだめだって」
まぁ俺も優斗さんのなら飲むけど。
「美味しいよ、捺くんの」
「嘘ばっか」
「ほら」
キス、っていうより舌差し出されて、宙で舌絡める。
ぜってぇ美味くなんかない。
けど唾液渡らせながら必死に舌動かしてたら、なんか美味しくさえ感じる。
「……んっ……は」
ぐっと脚をかかえあげられてバランスが崩れて舌が離れてく。
それに名残惜しさを感じてじっと優斗さんを見たら、色気でまくりな眼差しを返されて、そして後孔に熱くて硬いものが押し当てられた。
ぐちゅ、っとローションのすべりをかりて先端がゆっくり挿ってくる。
「……っあ」
それだけでさっき果てたはずの息子がまたガチガチに勃ちあがって、涎垂らしだす。
「……捺くん」
「……ん……っ……なに…?」
「ごめん、今日余裕ないかも」
眉を寄せてそんなこと言ってくる優斗さんに――ぶっちゃけいままで散々余裕で攻めてきてたのに、なんて心の端っこで思ったのはナイショで。
「……っ……俺も……」
小さく頷きながら、冗談抜きで全部挿れられたら一気にまたイキそうな予感覚えた。
ふっと優斗さんが笑って腰を進めてくる。
硬いものが俺のナカを押し広げて奥へと進んでくる感触に背筋が震える。
「……っ……は」
やばい、まじでやばいくらい気持ちいい。
「全部……挿ったね」
根元まで突き刺したそれをさらに押し込むように腰を押しつけながら、優斗さんが俺の顔を覗き込む。
「ん……っ」
「きつい?」
「苦しい……」
ぼそっと呟いたら、優斗さんが途端に心配そうにする。
だからちょっとしらばっくれて眉を寄せてみた。
「優斗さんに……さんざんいじられたから、早く動いてほしくて苦しい」
「……」
やられっぱなしっていうのもヤダなーと、優斗さんの腰に脚を絡みつける。
一瞬だけきょとんとした優斗さんはすぐに頬を緩めると俺の下唇を軽く噛んできた。
「ほんっと……煽るね」
言うなりゆっくりと動き出す。
抜け出ていく感触と、また突き刺される感覚。
硬さと熱が摩擦してもっと熱く俺のナカをほぐしてく。
「優斗さん……」
手を伸ばしたらすぐに手をとってキスしてくれる。
さっき――苦しい、って言ったのは冗談じゃ、ない。
まじで苦しい。
先週まであったモヤモヤしたものと似ているけど、全然違う苦しさ。
繋がってるってだけで、全部が溶けそうなくらい気持ちよくて、でも苦しい。
……まじで、優斗さんのこと好きだなって思う、心臓の苦しさ。
律動が速くなっていって、優斗さんの顔から余裕が消えていく様子を熱に浮かされた中で見つめる。
隙間なく埋め尽くされても、足りねーって思ってしまう。
「……は……っく……ン…ッ」
ちゃんと前立腺を狙いながら深く突きあげられてまた絶頂が近づいてくるのを感じる。
でも終わるのがさびしくてイきたくねーな、とか。
「……ゆ、うとさん……っ、もっと」
だけど、イってもイっても終わらないくらいスればいーか、とか。
もっと、もっと、って優斗さんを煽って、抱き締めあってキスして。
「……っあ、んん」
キスの合間合間に喘ぎながら、背中のけぞらせて二度目の白濁を密着し合った身体と身体の間に吐き出した。
すぐあとに優斗さんも熱い欲を放って、その熱さにまたイって。
後孔にうまったままの優斗さんのが硬いままなのに気づいて、今度は俺が上になって腰揺らして。
終わりなんてないんじゃないかってくらい二人でベッドを軋ませ続けた。
――結局、実優ちゃんの作ってくれた夕食を食いはじめたのは10時を回ったころだった。
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