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09.懊悩
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「ぅ……っ、カタン、もう、」
「あぁ」
「っ!」
剣だこのある大きな手に白濁が吐き出される。
今日も今日とてカタンに性欲処理させてしまった。
ぼんやりと虚空を見つめて天井のシミなど数えている間に、カタンがお手洗いから帰ってきた。
まだ丸出しの俺をちらりと見て、自分のベッドに腰掛けている。
普段ならこのまま寝るだけなんだが、今日の俺はもはや罪悪感が限界だった。
「あのさカタン」
「なんだ」
「その……おまえの、俺もしよっか?」
カタンの動作が止まる気配がした。
いや変なことを突然言われたのだから当然だ。変なことを言ってる自覚はある。
でも、こういう行為を始めてからというもの、俺はカタンに処理してもらっているから思いのほかスッキリしちゃっているが、ではカタンの欲はどうするのか。
カタンが催しているところを見たことがないが、それこそ夜中にこっそり抜いているだけだろう。
「だから、その、俺ばっかやってもらってるから悪いと思って。どうせなら一緒にやっちゃえば一石二鳥というか」
「コーマおまえ、わかってるのか?」
「え?」
「……いや」
カタンは再び俺のベッドに戻ってきた。
天井のシミだけを見つめていた俺の視界に、彫りの深い美丈夫が入り込んでくる。
「このままでいいのか?」
「あ、うん。じゃあえっと、触る、から」
「あぁ」
男らしく下衣を脱いだカタンの下半身に触れる。
引き締まった腰は分厚く、弾力はあるが硬い。女のそれとは全く違う。
それなのに、倒錯的な感情が確かに沸き起こった。
「……ぅわ……」
初めて触れた他人のそれはとても不思議な感触だった。
生々しい肉の存在感。恐る恐る触ったら、ひくりと震えた。そのまま自分でやるように扱いてみると、徐々に硬さと嵩が増してくる。
なにより、視界に映るカタンの表情。
痛みではない何かを堪える、眉根の寄った顔は初めて見るもので、熱を含んだ吐息が俺の首元に当たる。
ぞわぞわと腹の中を駆け上がったものは、疑いようもなく興奮だった。
「……っ」
明らかに快感を示して勃ち上がってきているカタンのそれに、なぜか俺の方まで昂ぶりかけている。さっき一回出したのに。目の前のこれは、美形は美形でも男なのに。
困惑しつつ高まる欲を抑えられない俺に、あろうことか、カタンが気づいてしまった。
「コーマ……一緒に」
腰が押し付けられ、生々しい熱が伝染する。
ぬめった接触がダイレクトに下腹部を刺激し、俺は情けない悲鳴を上げた。
これは俺の奉仕のはずだったのに、あろうことかカタンは俺と自分のものをまとめて扱き上げてきた。
「あぁっ、だめ、おれ、おれが……っ」
「気持ちいいな、コーマ」
「ひっ……」
耳元で囁かれた掠れ声が、微弱な電流のように背骨を流れて腰まで届く。びくんと震えて先走りが溢れてしまったのを、カタンはどう思っただろう。
(最悪だ……結局またお世話させてしまった……)
天井のシミを数えることすらできずに頭を抱える。
おまけに立て続けに吐精したせいでぼんやりとしてしまい動けないうちに、体を拭いてくれたのもカタンだ。汚れたシーツまで取り除かれている。
悶々としているうちに、片付けに出ていたカタンが帰ってきた。
「っ、カタン悪い! 俺、その、」
「気にするな。大した手間じゃない」
「片付けのことじゃなくて、いやそれもだけど、俺ばっかりしてもらって……」
「あぁ……」
気まずさと気恥ずかしさで俯く俺に対して、カタンの声は静かだった。
「冒険者同士ならこんなのは珍しいことじゃない。コーマが嫌じゃなかったのならそれでいいだろう」
「……」
「明日は早いんだから、もう寝るぞ」
「……そう、だな」
清潔なシーツを渡してきたカタンは、隣のベッドですぐに寝息を立て始めた。
呑気なものだ。こっちはずっとモヤモヤしているっていうのに。
考えて、はたと気づく。俺は何にモヤついているのだろう?
そう頻繁にあることではないにしろ、冒険者同士、長期の依頼で野宿続きなど条件が重なれば、男同士でそういう処理をすることがあると聞いたことはある。
幸いというか、悲しいかなというか、俺はそれほど長期の依頼を受けるほどの実力者じゃないし、そこまで切羽詰まったことはなかった。女神の恩寵がなければ考えもしなかった事態だ。
でも、カタンのあの言い草。
「慣れてんのかな、こいつは……」
最後の手段として男相手に頼むとしても、むさ苦しい熊みたいな男よりは、カタンみたいに見目の整った美形相手の方が良い。俺ですらそう感じるんだから、カタンは初めてじゃないんだろう。
俺以外ともこういうことをしているのか。あんな切羽詰まった、戦闘ですら見せない表情を、他の誰かにも。
「────はっ……!」
なんだか思考がとんでもない方向へ飛躍しかけていることに気づき、慌てて首を振って浮かびそうになった想像や妄想をかき消した。
今の状況は、女神様のはた迷惑な恩寵によってもたらされた非常事態だ。
早く糸を切るか消すかして、カタンを解放する。
目標はそれだけで、それ以外のことは考えない。
考える前に動く。それが冒険者というものの性分なのだから。
なんとか寝不足にならない程度に睡眠を取って、俺は幾分緊張しながらカタンと共に宿を出た。
緊張の原因は、隣に立つ男が2割。あとの8割は、今日これから向かう依頼内容のためだ。
「コーマ、あまり気負うな。いつも通りでいい」
「って言ってもよ……俺は前衛の実戦初めてなんだ。緊張くらいさせてくれ」
「……そうだな。だが心配はするな、コーマは無理せずできる範囲でやってくれればいい」
糸が出現して以降、初めての討伐依頼。
別に無理やりやらされるんじゃない。糸が消える気配のないまま日々が過ぎ、いよいよこの手の依頼と正面から向き合わなければならないと、二人ともそう考えただけだ。
今日の依頼は、魔に冒されて狂った森の沈静化。
俺たち以外にもいくつかのパーティが投入されていて、いわば大規模討伐だ。
他のメンツは名のある戦闘職や、中堅から初心者まで多種多様だ。冒険者ギルドから派遣された後方支援の人員もいて、知名度そこそこで地味な男二人きりの俺たちの動向を気にするものはいない。
それに今回は、森を汚染した魔力の原因を叩く本隊ではなく、魔物化した植物や小動物と戦う露払いの部隊に志願した。俺たちの実力なら片腕のみでも怪我すらしないような難易度だし、糸という枷があったとしても命の危険には晒されない。
「実戦の中で糸がどう動くか、どう邪魔になるか、はたまた活用できる道はあるのか。確かめる絶好の機会だな」
「あぁ。油断は禁物だが、気負わずにいこう」
「だな。よしっ」
ぺちんと頬を叩いて気合いを入れる。
これまでもカタンの指導の元、槍の使い方を学んできたし、いつも使っている短剣や弓も手入れは万全だ。装備が多くなってちょっと重くなった鎧も、いつも通り体に馴染んでいる。
「……ふ。頬が赤くなってしまってるぞ」
だから、そう呟いて俺の頬をするりと撫でていったカタンの異常行動に、変な声を上げそうになって必死に堪えた。
口を抑えて見上げると、カタンは真剣な眼差しで森を見据えている。
あれ、今の気のせいだったかな。風か何かだったかな。
討伐開始の時間が迫る中、俺は意味もなく赤くなった頬を擦ってその時を待った。
見えないけど、頬が熱を持っているから色づいていることはわかる。叩いたせいだと、それ以外の要因などないと心の中で唱えた。
「前方に敵影、距離30、先制攻撃を仕掛けるぞ」
「半分はこっちで引き受ける。コーマは足を狙って機動力を削いでくれ」
「了解!」
引き絞った弦が軽快な音を立てて矢を放つ。
続けざまに射掛けた矢はすべて魔物の体に突き刺さり、隊列に乱れを生じさせた。そこをカタンの一閃が躊躇なく切り裂いていく。
魔物たちの群れとの距離が近づき、俺は腰に下げた短剣に持ち替えようとして……はっとして背負っていた槍の方に持ち替えた。
今回は俺の前衛職としての初陣だ。槍の方でがんばらなくては。
長い持ち手を両手で構え、カタンと肩を並べる。
「……新鮮だな」
ぽつりと呟かれた言葉は俺が思っていたものと同じで、つい笑ってしまった。
中後衛の俺がカタンの隣に並んで戦うことはほとんどない。そもそも今までは、何度か組んだことがある程度の認識の仲間だったのだから。
短期間でずいぶんと色々変わってしまった。
その変化が嫌なものではないことは、お互いの纏う空気でわかる。
「行くぞ。相手は多数だが強くはない。確実に一匹ずつ仕留める」
「了解。糸にだけ注意な」
「あぁ」
離れることなく、かといって触れ合うこともなく。
互いの動きを邪魔せずにという前提はあったものの、俺たちは難なく割り振られた魔物の討伐を成功させた。
「あぁ」
「っ!」
剣だこのある大きな手に白濁が吐き出される。
今日も今日とてカタンに性欲処理させてしまった。
ぼんやりと虚空を見つめて天井のシミなど数えている間に、カタンがお手洗いから帰ってきた。
まだ丸出しの俺をちらりと見て、自分のベッドに腰掛けている。
普段ならこのまま寝るだけなんだが、今日の俺はもはや罪悪感が限界だった。
「あのさカタン」
「なんだ」
「その……おまえの、俺もしよっか?」
カタンの動作が止まる気配がした。
いや変なことを突然言われたのだから当然だ。変なことを言ってる自覚はある。
でも、こういう行為を始めてからというもの、俺はカタンに処理してもらっているから思いのほかスッキリしちゃっているが、ではカタンの欲はどうするのか。
カタンが催しているところを見たことがないが、それこそ夜中にこっそり抜いているだけだろう。
「だから、その、俺ばっかやってもらってるから悪いと思って。どうせなら一緒にやっちゃえば一石二鳥というか」
「コーマおまえ、わかってるのか?」
「え?」
「……いや」
カタンは再び俺のベッドに戻ってきた。
天井のシミだけを見つめていた俺の視界に、彫りの深い美丈夫が入り込んでくる。
「このままでいいのか?」
「あ、うん。じゃあえっと、触る、から」
「あぁ」
男らしく下衣を脱いだカタンの下半身に触れる。
引き締まった腰は分厚く、弾力はあるが硬い。女のそれとは全く違う。
それなのに、倒錯的な感情が確かに沸き起こった。
「……ぅわ……」
初めて触れた他人のそれはとても不思議な感触だった。
生々しい肉の存在感。恐る恐る触ったら、ひくりと震えた。そのまま自分でやるように扱いてみると、徐々に硬さと嵩が増してくる。
なにより、視界に映るカタンの表情。
痛みではない何かを堪える、眉根の寄った顔は初めて見るもので、熱を含んだ吐息が俺の首元に当たる。
ぞわぞわと腹の中を駆け上がったものは、疑いようもなく興奮だった。
「……っ」
明らかに快感を示して勃ち上がってきているカタンのそれに、なぜか俺の方まで昂ぶりかけている。さっき一回出したのに。目の前のこれは、美形は美形でも男なのに。
困惑しつつ高まる欲を抑えられない俺に、あろうことか、カタンが気づいてしまった。
「コーマ……一緒に」
腰が押し付けられ、生々しい熱が伝染する。
ぬめった接触がダイレクトに下腹部を刺激し、俺は情けない悲鳴を上げた。
これは俺の奉仕のはずだったのに、あろうことかカタンは俺と自分のものをまとめて扱き上げてきた。
「あぁっ、だめ、おれ、おれが……っ」
「気持ちいいな、コーマ」
「ひっ……」
耳元で囁かれた掠れ声が、微弱な電流のように背骨を流れて腰まで届く。びくんと震えて先走りが溢れてしまったのを、カタンはどう思っただろう。
(最悪だ……結局またお世話させてしまった……)
天井のシミを数えることすらできずに頭を抱える。
おまけに立て続けに吐精したせいでぼんやりとしてしまい動けないうちに、体を拭いてくれたのもカタンだ。汚れたシーツまで取り除かれている。
悶々としているうちに、片付けに出ていたカタンが帰ってきた。
「っ、カタン悪い! 俺、その、」
「気にするな。大した手間じゃない」
「片付けのことじゃなくて、いやそれもだけど、俺ばっかりしてもらって……」
「あぁ……」
気まずさと気恥ずかしさで俯く俺に対して、カタンの声は静かだった。
「冒険者同士ならこんなのは珍しいことじゃない。コーマが嫌じゃなかったのならそれでいいだろう」
「……」
「明日は早いんだから、もう寝るぞ」
「……そう、だな」
清潔なシーツを渡してきたカタンは、隣のベッドですぐに寝息を立て始めた。
呑気なものだ。こっちはずっとモヤモヤしているっていうのに。
考えて、はたと気づく。俺は何にモヤついているのだろう?
そう頻繁にあることではないにしろ、冒険者同士、長期の依頼で野宿続きなど条件が重なれば、男同士でそういう処理をすることがあると聞いたことはある。
幸いというか、悲しいかなというか、俺はそれほど長期の依頼を受けるほどの実力者じゃないし、そこまで切羽詰まったことはなかった。女神の恩寵がなければ考えもしなかった事態だ。
でも、カタンのあの言い草。
「慣れてんのかな、こいつは……」
最後の手段として男相手に頼むとしても、むさ苦しい熊みたいな男よりは、カタンみたいに見目の整った美形相手の方が良い。俺ですらそう感じるんだから、カタンは初めてじゃないんだろう。
俺以外ともこういうことをしているのか。あんな切羽詰まった、戦闘ですら見せない表情を、他の誰かにも。
「────はっ……!」
なんだか思考がとんでもない方向へ飛躍しかけていることに気づき、慌てて首を振って浮かびそうになった想像や妄想をかき消した。
今の状況は、女神様のはた迷惑な恩寵によってもたらされた非常事態だ。
早く糸を切るか消すかして、カタンを解放する。
目標はそれだけで、それ以外のことは考えない。
考える前に動く。それが冒険者というものの性分なのだから。
なんとか寝不足にならない程度に睡眠を取って、俺は幾分緊張しながらカタンと共に宿を出た。
緊張の原因は、隣に立つ男が2割。あとの8割は、今日これから向かう依頼内容のためだ。
「コーマ、あまり気負うな。いつも通りでいい」
「って言ってもよ……俺は前衛の実戦初めてなんだ。緊張くらいさせてくれ」
「……そうだな。だが心配はするな、コーマは無理せずできる範囲でやってくれればいい」
糸が出現して以降、初めての討伐依頼。
別に無理やりやらされるんじゃない。糸が消える気配のないまま日々が過ぎ、いよいよこの手の依頼と正面から向き合わなければならないと、二人ともそう考えただけだ。
今日の依頼は、魔に冒されて狂った森の沈静化。
俺たち以外にもいくつかのパーティが投入されていて、いわば大規模討伐だ。
他のメンツは名のある戦闘職や、中堅から初心者まで多種多様だ。冒険者ギルドから派遣された後方支援の人員もいて、知名度そこそこで地味な男二人きりの俺たちの動向を気にするものはいない。
それに今回は、森を汚染した魔力の原因を叩く本隊ではなく、魔物化した植物や小動物と戦う露払いの部隊に志願した。俺たちの実力なら片腕のみでも怪我すらしないような難易度だし、糸という枷があったとしても命の危険には晒されない。
「実戦の中で糸がどう動くか、どう邪魔になるか、はたまた活用できる道はあるのか。確かめる絶好の機会だな」
「あぁ。油断は禁物だが、気負わずにいこう」
「だな。よしっ」
ぺちんと頬を叩いて気合いを入れる。
これまでもカタンの指導の元、槍の使い方を学んできたし、いつも使っている短剣や弓も手入れは万全だ。装備が多くなってちょっと重くなった鎧も、いつも通り体に馴染んでいる。
「……ふ。頬が赤くなってしまってるぞ」
だから、そう呟いて俺の頬をするりと撫でていったカタンの異常行動に、変な声を上げそうになって必死に堪えた。
口を抑えて見上げると、カタンは真剣な眼差しで森を見据えている。
あれ、今の気のせいだったかな。風か何かだったかな。
討伐開始の時間が迫る中、俺は意味もなく赤くなった頬を擦ってその時を待った。
見えないけど、頬が熱を持っているから色づいていることはわかる。叩いたせいだと、それ以外の要因などないと心の中で唱えた。
「前方に敵影、距離30、先制攻撃を仕掛けるぞ」
「半分はこっちで引き受ける。コーマは足を狙って機動力を削いでくれ」
「了解!」
引き絞った弦が軽快な音を立てて矢を放つ。
続けざまに射掛けた矢はすべて魔物の体に突き刺さり、隊列に乱れを生じさせた。そこをカタンの一閃が躊躇なく切り裂いていく。
魔物たちの群れとの距離が近づき、俺は腰に下げた短剣に持ち替えようとして……はっとして背負っていた槍の方に持ち替えた。
今回は俺の前衛職としての初陣だ。槍の方でがんばらなくては。
長い持ち手を両手で構え、カタンと肩を並べる。
「……新鮮だな」
ぽつりと呟かれた言葉は俺が思っていたものと同じで、つい笑ってしまった。
中後衛の俺がカタンの隣に並んで戦うことはほとんどない。そもそも今までは、何度か組んだことがある程度の認識の仲間だったのだから。
短期間でずいぶんと色々変わってしまった。
その変化が嫌なものではないことは、お互いの纏う空気でわかる。
「行くぞ。相手は多数だが強くはない。確実に一匹ずつ仕留める」
「了解。糸にだけ注意な」
「あぁ」
離れることなく、かといって触れ合うこともなく。
互いの動きを邪魔せずにという前提はあったものの、俺たちは難なく割り振られた魔物の討伐を成功させた。
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