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第11章 ふたりのルイスと魔王2
見えない先に博打を打つ 1565年 尾張
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〈覚慶(足利義秋、転じて義昭)、ルイス・デ・アルメイダ、ルイス・フロイス、朝倉義景、丹羽長秀、織田信長〉
将軍足利義輝が襲撃され敗死した事件の波紋が宣教師の京都追放にまで及んだことをさきに書いた。ルイス・フロイスやガスパル・ヴィレラらは堺に移り、ルイス・デ・アルメイダは九州に戻ることとなる。せっかく将軍に宣教の許可を受けて拠点を築いたところだったので、二歩進んで三歩後退した体である。
それでも、宣教師らは活動の拡大を諦めていなかった。この状況はあくまでも過渡期のものだという認識が彼らにもあった。誰にも先は読めなかったものの、将軍に手をかけた三好三人衆が次の支配者にはなりえないだろう。ただ、短期的なことは五里霧中だった。情勢が変わるまでに何が起こるかは誰にも分からなかった。堺に拠点をいっとき移すのは最善の選択だったといえる。
ただ、フロイスとアルメイダ、リスボンからゴアまでともにやってきて平戸で再会した二人は、ここで別れて以降二度と会うことが叶わなかったことだけ記しておく。
アルメイダが大和国(奈良)を見聞して回っていた少し後、この地は日本じゅうの注目を集めることとなる。
三好三人衆は自身らの傀儡となるような将軍を擁立しようとしていた。それに対抗して義輝の弟で僧籍に入っていた覚慶が次代将軍になるべく動き出した。この時点で覚慶は自身の軍勢など持っていない。他国大名に支援を求めていたところで、彼は三好長慶の側近だった松永弾正久秀に捕えられ興福寺に幽閉されてしまう。この時点で覚慶を殺害するということもできたかもしれないが、そうはされずに幽閉が続いたことは前にも書いた。
その興福寺をアルメイダは直前に見聞していたのである。京都にいたフロイスとガスパル・ヴィレラもそうだが、かつてコスメ・デ・トーレスも大内義隆が陶晴賢に討たれた「大寧寺の変」に遭遇している。山口での宣教を許されて滞在しているさなかに起こった変事だった。それが毛利氏と厳島合戦の呼び水になったのである。彼らは他でもない陶氏の軍勢に対峙したがことなきを得たのだ。
彼らが巻き込まれたのは、日本の歴史を変える結節点のような事件である。彼らはそれを通信として事細かに記したが、この時点ではまだ傍観者である。しかしじきに、歴史の表舞台に彼らの名が躍り出てくることになる。
さて、興福寺の話に戻る。
覚慶は越前の有力者である朝倉義景の助けを得て興福寺を脱出した。尽力した人は他にもいた。義輝の臣だった細川藤孝と一色藤長が実際に手引きをしたと言われている。細川藤孝の名はこの後もたびたび登場することになるだろう。
覚慶とその一行は、奈良から木津川を上って逃避行を続け、近江の和田までたどり着いた。この地には和田惟政の和田城がある。
そこで覚慶は足利将軍家の当主を自身が継ぐことを宣言した。そして、各地の大名に対して挙兵を呼び掛ける「御内書」を送った。かつての源頼朝と同じ行為である。
それに応じたのが、若狭の武田義統、近江の京極高成、伊賀の仁木義広、幕臣の一色藤長、三淵藤英、大舘晴忠、上野秀政、上野信忠、曽我助乗らが呼応した。ここで朝倉義景がまっさきに出てこないのが不思議ではあるが、義景の越前と若狭の武田氏がこのとき対立していたので足並みを揃えられなかったのである。
還俗した覚慶は「義秋」と名乗るが、自身が将軍になるのに大名同士が睨み合う状況が決して益にならないと考えたのでその仲を取り持つようにつとめた。みずから若狭から越前敦賀に行き、自身の支援に回るよう求めた。義景は義秋の来訪を歓迎したが、その時点ではどうにも磐石なものとはいえなかった。義秋は同時に上杉氏とも連絡を取っていたが、自身の思うように大名が結集しないことに苛立ちを覚えていた。そこで、有力で実質的には国主である織田信長と美濃の斎藤氏への呼びかけを強める。
しかし、美濃と尾張も決して仲がよいわけではない。いくどか信長は美濃に進攻していたが、美濃には名うての武人が揃っており、決定的な勝利を得られてはいなかった。端から見れば、この頃は膠着状態である。
「美濃と仲ようせいと仰せか。まったく……」と信長は義秋からの書状を広げて呟いている。
信長家臣の丹羽長秀が目の前に伏している。
長秀はさきの犬山城の攻略に功績のあった男である。それは内応を働きかけ、敵の内側を崩す方法であったが、織田家にあって彼よりそれを上手にやってのける者はいなかった。美濃との戦いにおいてもその力が大いに生かされようとしている。現在は美濃三人衆と呼ばれる猛き将たちへの働きかけをすすめていた。すでに、小牧山城が完成して二年経っている。美濃攻略の拠点として築いたのだから、もう二年がそこに費やされ未達成なのである。それに水を差される。「和睦せよ、美濃進攻を止めよ」と言ってくるのだから、うざったいことこの上ない。要は他の事情は斟酌せず自身の味方を増やしたい、その一念なのだ。信長はうーむと唸りつつ考え続けていた。
見えていない。
何も見えていない。
目の前の敵を倒すことしか考えないから、そうなるのだ。回りのもろもろの事情を自身の目的のために使うようでなければ……いや、そのような智に立つ者でないことは幸いなのか。
「自身のため」と「自身の目的のため」というのは天と地ほど違う。愚昧に陥らずより大きな目的を持つ者が、それだけの能力を与えられた者がどれほどいるのだろうか。
自身はそれに叶っているのだろうか。
考え込む信長に、丹羽長秀は目を向けて尋ねる。
「お屋形さま、美濃への内応を図る件は中断した方がよろしいでしょうか。それとも和睦を前提に方向を変えた方が……」
信長はふっとひとつ息を吐く。
「いや、これまで通りでよい」
長秀はぴくりとして顔を上げる。
「それでは、足利さまの仰せを違えるかと……」
「いや、越前の義秋公には和睦に向けて交渉を進めるとお知らせする所存」
長秀は主の言っていることが解せない。信長はきょとんとしている家臣を見てニヤリと笑う。
「どちらに転んでもええようにするのでや。他国も安堵する。これはそうさな……博打だで」
「博打でしょうや」と長秀は聞き返す。
「さよう、さよう、天下布武の博打でや」
そう言うと信長は立ち上がり、部屋を出ていった。
将軍足利義輝が襲撃され敗死した事件の波紋が宣教師の京都追放にまで及んだことをさきに書いた。ルイス・フロイスやガスパル・ヴィレラらは堺に移り、ルイス・デ・アルメイダは九州に戻ることとなる。せっかく将軍に宣教の許可を受けて拠点を築いたところだったので、二歩進んで三歩後退した体である。
それでも、宣教師らは活動の拡大を諦めていなかった。この状況はあくまでも過渡期のものだという認識が彼らにもあった。誰にも先は読めなかったものの、将軍に手をかけた三好三人衆が次の支配者にはなりえないだろう。ただ、短期的なことは五里霧中だった。情勢が変わるまでに何が起こるかは誰にも分からなかった。堺に拠点をいっとき移すのは最善の選択だったといえる。
ただ、フロイスとアルメイダ、リスボンからゴアまでともにやってきて平戸で再会した二人は、ここで別れて以降二度と会うことが叶わなかったことだけ記しておく。
アルメイダが大和国(奈良)を見聞して回っていた少し後、この地は日本じゅうの注目を集めることとなる。
三好三人衆は自身らの傀儡となるような将軍を擁立しようとしていた。それに対抗して義輝の弟で僧籍に入っていた覚慶が次代将軍になるべく動き出した。この時点で覚慶は自身の軍勢など持っていない。他国大名に支援を求めていたところで、彼は三好長慶の側近だった松永弾正久秀に捕えられ興福寺に幽閉されてしまう。この時点で覚慶を殺害するということもできたかもしれないが、そうはされずに幽閉が続いたことは前にも書いた。
その興福寺をアルメイダは直前に見聞していたのである。京都にいたフロイスとガスパル・ヴィレラもそうだが、かつてコスメ・デ・トーレスも大内義隆が陶晴賢に討たれた「大寧寺の変」に遭遇している。山口での宣教を許されて滞在しているさなかに起こった変事だった。それが毛利氏と厳島合戦の呼び水になったのである。彼らは他でもない陶氏の軍勢に対峙したがことなきを得たのだ。
彼らが巻き込まれたのは、日本の歴史を変える結節点のような事件である。彼らはそれを通信として事細かに記したが、この時点ではまだ傍観者である。しかしじきに、歴史の表舞台に彼らの名が躍り出てくることになる。
さて、興福寺の話に戻る。
覚慶は越前の有力者である朝倉義景の助けを得て興福寺を脱出した。尽力した人は他にもいた。義輝の臣だった細川藤孝と一色藤長が実際に手引きをしたと言われている。細川藤孝の名はこの後もたびたび登場することになるだろう。
覚慶とその一行は、奈良から木津川を上って逃避行を続け、近江の和田までたどり着いた。この地には和田惟政の和田城がある。
そこで覚慶は足利将軍家の当主を自身が継ぐことを宣言した。そして、各地の大名に対して挙兵を呼び掛ける「御内書」を送った。かつての源頼朝と同じ行為である。
それに応じたのが、若狭の武田義統、近江の京極高成、伊賀の仁木義広、幕臣の一色藤長、三淵藤英、大舘晴忠、上野秀政、上野信忠、曽我助乗らが呼応した。ここで朝倉義景がまっさきに出てこないのが不思議ではあるが、義景の越前と若狭の武田氏がこのとき対立していたので足並みを揃えられなかったのである。
還俗した覚慶は「義秋」と名乗るが、自身が将軍になるのに大名同士が睨み合う状況が決して益にならないと考えたのでその仲を取り持つようにつとめた。みずから若狭から越前敦賀に行き、自身の支援に回るよう求めた。義景は義秋の来訪を歓迎したが、その時点ではどうにも磐石なものとはいえなかった。義秋は同時に上杉氏とも連絡を取っていたが、自身の思うように大名が結集しないことに苛立ちを覚えていた。そこで、有力で実質的には国主である織田信長と美濃の斎藤氏への呼びかけを強める。
しかし、美濃と尾張も決して仲がよいわけではない。いくどか信長は美濃に進攻していたが、美濃には名うての武人が揃っており、決定的な勝利を得られてはいなかった。端から見れば、この頃は膠着状態である。
「美濃と仲ようせいと仰せか。まったく……」と信長は義秋からの書状を広げて呟いている。
信長家臣の丹羽長秀が目の前に伏している。
長秀はさきの犬山城の攻略に功績のあった男である。それは内応を働きかけ、敵の内側を崩す方法であったが、織田家にあって彼よりそれを上手にやってのける者はいなかった。美濃との戦いにおいてもその力が大いに生かされようとしている。現在は美濃三人衆と呼ばれる猛き将たちへの働きかけをすすめていた。すでに、小牧山城が完成して二年経っている。美濃攻略の拠点として築いたのだから、もう二年がそこに費やされ未達成なのである。それに水を差される。「和睦せよ、美濃進攻を止めよ」と言ってくるのだから、うざったいことこの上ない。要は他の事情は斟酌せず自身の味方を増やしたい、その一念なのだ。信長はうーむと唸りつつ考え続けていた。
見えていない。
何も見えていない。
目の前の敵を倒すことしか考えないから、そうなるのだ。回りのもろもろの事情を自身の目的のために使うようでなければ……いや、そのような智に立つ者でないことは幸いなのか。
「自身のため」と「自身の目的のため」というのは天と地ほど違う。愚昧に陥らずより大きな目的を持つ者が、それだけの能力を与えられた者がどれほどいるのだろうか。
自身はそれに叶っているのだろうか。
考え込む信長に、丹羽長秀は目を向けて尋ねる。
「お屋形さま、美濃への内応を図る件は中断した方がよろしいでしょうか。それとも和睦を前提に方向を変えた方が……」
信長はふっとひとつ息を吐く。
「いや、これまで通りでよい」
長秀はぴくりとして顔を上げる。
「それでは、足利さまの仰せを違えるかと……」
「いや、越前の義秋公には和睦に向けて交渉を進めるとお知らせする所存」
長秀は主の言っていることが解せない。信長はきょとんとしている家臣を見てニヤリと笑う。
「どちらに転んでもええようにするのでや。他国も安堵する。これはそうさな……博打だで」
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