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続・かなてぃの恋⑮
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ピザを時間指定で注文し、俺らはゲームをやった。
ついつい夢中になって気付けば19時過ぎになっていた。
「ただいまー、お、吉井来てるか?」
ひよし先生が帰ってきた。
「あ、お邪魔してます!」
ライバルとはいえ、一応相手は先生なので、一旦ゲームをストップして、玄関口まで移動して、挨拶した。
「おう、楽しんでるか?遠慮せず、くつろいでくれ。空、ピザ頼んだのか?」
「頼んだよ。あと10分くらいで来ると思う。かなてぃ早く続きやろうよ」
結城が俺をせかす。
するとひよし先生が俺の近くで耳打ちする。
「空、おまえとゲームしたかったらしいんだよ。わりぃけど、付き合ってやってくれ」
先生はわりぃなって感じの顔をしながら言った。
「そうなんすか。なんか、ずっとテンション高いんすよ」
俺もこっそり耳打ちする。
「おまえが家に来るのが本当に楽しみだったみたいだぞ」
「それ、本人からも言われました。普通に嬉しいっす」
俺は言った。ちょっとニヤけてたかもしれない。
「かなてぃ、まだー?」
結城がまた俺を急かす。
頬を膨らませながら。
「かわいいっすね」
「かわいいよな」
俺とひよし先生はまた小声で同意した。
インターホンが鳴った。
どうやらタイミングよくピザが届いたようだ。
ついつい夢中になって気付けば19時過ぎになっていた。
「ただいまー、お、吉井来てるか?」
ひよし先生が帰ってきた。
「あ、お邪魔してます!」
ライバルとはいえ、一応相手は先生なので、一旦ゲームをストップして、玄関口まで移動して、挨拶した。
「おう、楽しんでるか?遠慮せず、くつろいでくれ。空、ピザ頼んだのか?」
「頼んだよ。あと10分くらいで来ると思う。かなてぃ早く続きやろうよ」
結城が俺をせかす。
するとひよし先生が俺の近くで耳打ちする。
「空、おまえとゲームしたかったらしいんだよ。わりぃけど、付き合ってやってくれ」
先生はわりぃなって感じの顔をしながら言った。
「そうなんすか。なんか、ずっとテンション高いんすよ」
俺もこっそり耳打ちする。
「おまえが家に来るのが本当に楽しみだったみたいだぞ」
「それ、本人からも言われました。普通に嬉しいっす」
俺は言った。ちょっとニヤけてたかもしれない。
「かなてぃ、まだー?」
結城がまた俺を急かす。
頬を膨らませながら。
「かわいいっすね」
「かわいいよな」
俺とひよし先生はまた小声で同意した。
インターホンが鳴った。
どうやらタイミングよくピザが届いたようだ。
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