161 / 601
ひよしさんの誕生日⑥
しおりを挟む
「いやーしかし、よく覚えてたよな。俺の誕生日。1回くらいしか言わなかった気がするぜ」
ケーキを食べながら俺は言った。
「ひよしさんだって、僕の誕生日覚えててくれてるじゃん。それに…」
「それに?」
「す、好きな人の誕生日、忘れたりしない…もん」
思わずケーキを噴出しそうになった。
出たよ、可愛さのテロ攻撃。
めちゃくちゃ可愛い顔して、そんなこと言われたら、俺どうしていいかわかんねーよ。
「そーら、顔赤いぞ」
「…ぅ、いじわる…」
意地悪したくなるんだよ。
「何か、空いつもより素直で積極的だよな」
「…ひよしさんが、僕の事、素直じゃないとかいつも言うから、その、誕生日くらいは…頑張ろうと思って…」
うおー、可愛い!
もう、なんとかしてくれこの可愛すぎる生き物を!
「空、俺今めちゃくちゃ喜んでるの、わかるか?」
「うん、顔ニヤけ過ぎだもん」
そりゃニヤけるわ。
ケーキを食べながら俺は言った。
「ひよしさんだって、僕の誕生日覚えててくれてるじゃん。それに…」
「それに?」
「す、好きな人の誕生日、忘れたりしない…もん」
思わずケーキを噴出しそうになった。
出たよ、可愛さのテロ攻撃。
めちゃくちゃ可愛い顔して、そんなこと言われたら、俺どうしていいかわかんねーよ。
「そーら、顔赤いぞ」
「…ぅ、いじわる…」
意地悪したくなるんだよ。
「何か、空いつもより素直で積極的だよな」
「…ひよしさんが、僕の事、素直じゃないとかいつも言うから、その、誕生日くらいは…頑張ろうと思って…」
うおー、可愛い!
もう、なんとかしてくれこの可愛すぎる生き物を!
「空、俺今めちゃくちゃ喜んでるの、わかるか?」
「うん、顔ニヤけ過ぎだもん」
そりゃニヤけるわ。
2
あなたにおすすめの小説
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる