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お騒がせ中学生④
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「空にーちゃん、俺腹減った」
「あ、ほんと?あと30分くらいでひよしさん帰って来るから、車でどっか連れてって貰おうか」
「えー、俺いますぐ食べに行きたい!」
理玖君がわがままを言い始めた。
孝太郎さんも手焼いてるんだろうな、とちょっと思った。
「うーん、じゃあ近くのファミレスでもいい?」
「うん!空にーちゃんと一緒ならどこでもいーよ!」
まぁ可愛いから良しとしようかな、とも思った。
「じゃあ着替えてくるからちょっと待っててね!」
僕は部屋に戻った。
とりあえずひよしさんに連絡しておかないと。
『理玖君がお腹すいたらしいからファミレスに行ってくるね』
と、ひよしさんにラインをいれた。
それから着替えようと思ってシャツを脱いだ。
ふと視線を感じて、そっちを見ると、理玖君がじーっと僕の方を凝視していた。
「わっ、びっくりした!どうしたの?」
リビングにいた筈の理玖君が、いつの間にか部屋の前で無言で突っ立ってるから驚いた。
理玖君は、ただ何も喋らずじっと僕を見ている。
「あ、そうか…、ごめんね、すぐ準備するからね」
もしかして待ちきれないのかな、と思ってそう言った。
でも理玖君の口からは、全く別の言葉が返ってきた。
「空にーちゃんの身体って、凄いキレイだよね」
「えっ、そ、そうかな…」
「うん、凄くキレイ。色、白いんだね。それに柔らかそう…」
純粋な視線でじーっと僕の身体を見つめる理玖君。
こんな貧相な身体をじーっと見られていることがなんだか恥ずかしくなって、慌ててシャツを着た。
「あーっ、なんで着ちゃうの!?」
「着ないと出かけられないじゃん!ファミレス行くんでしょ?早く行こ!」
僕は誤魔化すように、理玖君を部屋から連れ出した。
「あ、ほんと?あと30分くらいでひよしさん帰って来るから、車でどっか連れてって貰おうか」
「えー、俺いますぐ食べに行きたい!」
理玖君がわがままを言い始めた。
孝太郎さんも手焼いてるんだろうな、とちょっと思った。
「うーん、じゃあ近くのファミレスでもいい?」
「うん!空にーちゃんと一緒ならどこでもいーよ!」
まぁ可愛いから良しとしようかな、とも思った。
「じゃあ着替えてくるからちょっと待っててね!」
僕は部屋に戻った。
とりあえずひよしさんに連絡しておかないと。
『理玖君がお腹すいたらしいからファミレスに行ってくるね』
と、ひよしさんにラインをいれた。
それから着替えようと思ってシャツを脱いだ。
ふと視線を感じて、そっちを見ると、理玖君がじーっと僕の方を凝視していた。
「わっ、びっくりした!どうしたの?」
リビングにいた筈の理玖君が、いつの間にか部屋の前で無言で突っ立ってるから驚いた。
理玖君は、ただ何も喋らずじっと僕を見ている。
「あ、そうか…、ごめんね、すぐ準備するからね」
もしかして待ちきれないのかな、と思ってそう言った。
でも理玖君の口からは、全く別の言葉が返ってきた。
「空にーちゃんの身体って、凄いキレイだよね」
「えっ、そ、そうかな…」
「うん、凄くキレイ。色、白いんだね。それに柔らかそう…」
純粋な視線でじーっと僕の身体を見つめる理玖君。
こんな貧相な身体をじーっと見られていることがなんだか恥ずかしくなって、慌ててシャツを着た。
「あーっ、なんで着ちゃうの!?」
「着ないと出かけられないじゃん!ファミレス行くんでしょ?早く行こ!」
僕は誤魔化すように、理玖君を部屋から連れ出した。
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