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お騒がせ中学生③
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「理玖君、学校楽しい?」
「うん、楽しいよ!」
僕と理玖君はソファに座って話をした。
「理玖君、すっごい背高くなっててびっくりしたよ。それに声も少し低くなったんじゃない?」
「そうかも!俺、かっこよくなったでしょ?」
わ、すごい自信。
でも、確かに。
理玖君って、中1にしては背も高いし、イケメンだと思う。
「そうだね、理玖君はかっこいいよ」
「マジ!?やったぁ!」
理玖君は、わかりやすく喜んだ。
無邪気で可愛いなと僕は思う。
「理玖君、かっこいいから女の子にモテるんじゃない?」
「…別に女の子になんてモテなくてもいーし」
え、なぜ?
急に理玖君のテンションが急降下したけど、理由が全くわからなかった。
なんか聞いちゃいけないこと聞いたのかな…
ちょっと間があいてから、急に僕の方を向いて理玖君が言った。
「俺は、空にーちゃんがかっこいいって思ってくれればそれでいいんだ」
「え、そ、そうなの…?」
理玖君は、僕の顔を真っ直ぐに見て言った。
あまりに真剣な表情だったから、僕はどんな反応をすべきかがわからなかった。
「うん、楽しいよ!」
僕と理玖君はソファに座って話をした。
「理玖君、すっごい背高くなっててびっくりしたよ。それに声も少し低くなったんじゃない?」
「そうかも!俺、かっこよくなったでしょ?」
わ、すごい自信。
でも、確かに。
理玖君って、中1にしては背も高いし、イケメンだと思う。
「そうだね、理玖君はかっこいいよ」
「マジ!?やったぁ!」
理玖君は、わかりやすく喜んだ。
無邪気で可愛いなと僕は思う。
「理玖君、かっこいいから女の子にモテるんじゃない?」
「…別に女の子になんてモテなくてもいーし」
え、なぜ?
急に理玖君のテンションが急降下したけど、理由が全くわからなかった。
なんか聞いちゃいけないこと聞いたのかな…
ちょっと間があいてから、急に僕の方を向いて理玖君が言った。
「俺は、空にーちゃんがかっこいいって思ってくれればそれでいいんだ」
「え、そ、そうなの…?」
理玖君は、僕の顔を真っ直ぐに見て言った。
あまりに真剣な表情だったから、僕はどんな反応をすべきかがわからなかった。
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