218 / 601
お騒がせ中学生⑫
しおりを挟む
トイレで気持ちを落ち着けてから席に戻ると、2人の間に何やら異様な空気が流れていた。
もうなんなの。
なんで2人ともこんな仲悪いの…?
「あの…、ひよしさん…?」
恐る恐るひよしさんに声をかけた。
「おう、理玖がそろそろ帰りたいらしいから帰るか」
「俺、空にーちゃんとゲームやりたい!」
理玖君は、さっきまでの無邪気さで僕を見るとにぱーっという感じの笑顔で言った。
理玖君に笑顔が戻ったことに安心し、また変な空気にならないように僕も笑顔で返した。
「うん、いいよ!ゲームやろっか」
と言うことで、ひよしさんに支払いをしてもらって、家に帰ることにした。
途中、ひよしさんにこっそり耳打ちされた。
「お前…、理玖には気をつけろよ?何かされたら言えよ?」
「え、なんで?何かってなに?」
「ッたく。とにかく、もし何かあったらすぐ俺のところに来いよ」
ひよしさんはそれだけ言うと僕の肩をポンポンと叩いた。
ひよしさんは、何を言ってるんだろう?
全く意味がわからなかった。
もうなんなの。
なんで2人ともこんな仲悪いの…?
「あの…、ひよしさん…?」
恐る恐るひよしさんに声をかけた。
「おう、理玖がそろそろ帰りたいらしいから帰るか」
「俺、空にーちゃんとゲームやりたい!」
理玖君は、さっきまでの無邪気さで僕を見るとにぱーっという感じの笑顔で言った。
理玖君に笑顔が戻ったことに安心し、また変な空気にならないように僕も笑顔で返した。
「うん、いいよ!ゲームやろっか」
と言うことで、ひよしさんに支払いをしてもらって、家に帰ることにした。
途中、ひよしさんにこっそり耳打ちされた。
「お前…、理玖には気をつけろよ?何かされたら言えよ?」
「え、なんで?何かってなに?」
「ッたく。とにかく、もし何かあったらすぐ俺のところに来いよ」
ひよしさんはそれだけ言うと僕の肩をポンポンと叩いた。
ひよしさんは、何を言ってるんだろう?
全く意味がわからなかった。
1
あなたにおすすめの小説
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる