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(日常小話)ささやかな幸せ①
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Side かなてぃ
― キーンコーンカーンコーン
ホームルームが終わり、チャイムが鳴った。
今日の授業が終わり、俺は結城の席に行った。
「結城、この後予定あるか?」
「ないよー」
「お、じゃあさ、ちょっと寄り道しないか?」
「うん、いいよ!」
空が二つ返事でOKしてくれた。
結城に告白してから数日が経っていた。
今までと変わらず接してほしいと結城には言ったし、実際に今そんな感じだけど
やっぱ俺は結城が好きだし、ちょっとずつ距離も縮めていきたいし、がんばって積極的に責めていこうかなーと思っている。
つーことで放課後プチデートに誘ってみた訳です。
「どこ行くの?かなてぃ」
「あそこの鯛焼き食いに行きたいなーって思ってるんだけど、どうかな?」
「あ、いいね!行きたい!」
空がニコニコと笑顔を見せながら言った。
はぁ…。可愛いなぁ。
えくぼがすごい可愛い。
その笑顔、毎日見ていたいよ。
悔しいけど、ひよし先生がやっぱり羨ましい。
その鯛焼き屋さんは学校から10分くらい歩いたとこにある。
味のバリエーションが豊富なのと、皮がめっちゃモチモチなのとで結構人気のお店だ。
俺や結城もたまに学校帰りに行ったりしていたけど、その時は何人かで行っていたから、2人きりで行くのは何気に初めてだった。
俺らは並んで学校を出た。
なんかもう、こうやって並んで歩けるだけでも俺結構幸せです。
― キーンコーンカーンコーン
ホームルームが終わり、チャイムが鳴った。
今日の授業が終わり、俺は結城の席に行った。
「結城、この後予定あるか?」
「ないよー」
「お、じゃあさ、ちょっと寄り道しないか?」
「うん、いいよ!」
空が二つ返事でOKしてくれた。
結城に告白してから数日が経っていた。
今までと変わらず接してほしいと結城には言ったし、実際に今そんな感じだけど
やっぱ俺は結城が好きだし、ちょっとずつ距離も縮めていきたいし、がんばって積極的に責めていこうかなーと思っている。
つーことで放課後プチデートに誘ってみた訳です。
「どこ行くの?かなてぃ」
「あそこの鯛焼き食いに行きたいなーって思ってるんだけど、どうかな?」
「あ、いいね!行きたい!」
空がニコニコと笑顔を見せながら言った。
はぁ…。可愛いなぁ。
えくぼがすごい可愛い。
その笑顔、毎日見ていたいよ。
悔しいけど、ひよし先生がやっぱり羨ましい。
その鯛焼き屋さんは学校から10分くらい歩いたとこにある。
味のバリエーションが豊富なのと、皮がめっちゃモチモチなのとで結構人気のお店だ。
俺や結城もたまに学校帰りに行ったりしていたけど、その時は何人かで行っていたから、2人きりで行くのは何気に初めてだった。
俺らは並んで学校を出た。
なんかもう、こうやって並んで歩けるだけでも俺結構幸せです。
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