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One Summer day㉚
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~数時間後~
僕とひよしさんは、車に乗り込み、海へ向かった。
ひよしさんが運転して、僕が助手席に乗っていた。
「風が気持ちいーよ」
僕は、助手席の窓を全開にしてはしゃいだ。
「空、テンションたけーじゃん」
「そりゃそうだよー。海だよ海!」
正直、今年で一番テンション高いかもしれないと自分で思った。
「そんなにはしゃいで子供だな~」
ひよしさんがハンドルを握りながらからかうように言った。
「ひよしさんだってサングラスなんかしちゃって、はしゃいでる感出てるよ」
僕はひよしさんに言い返してやった。
ハーフパンツ、半袖にサングラス姿のひよしさんは、ちょっとヤンチャな兄ちゃん風だった。夏フェスとかにいそうな感じ。
そして、なんだかんだ言って、朝からテンションが高いのはひよしさんも同じだってわかってた。
「まぁ否定はしねーよ。空と海に行けるなんて楽しみだしな」
ひよしさんは一瞬こっちを向くと、サングラスをあげてニヤッと笑った。
「素直だねー」
僕はつい嬉しくなっちゃって、ひよしさんの腹筋をつんつんしながら冷やかすように言ってみた。
「普段素直じゃない空に言われたくねーな」
ひよしさんが仕返しとばかりに片手で僕の脇腹をむにむにと揉んできた。
「ぁん…っ、や…、擽ったいよ…!」
僕はひよしさんの手から逃れる様に身体を捩った。
「助手席で暴れないで下さーい」
ひよしさんはわざと敬語で僕に言ってくる。
「真面目に運転してくださーい」
僕は言い返した。
そして2人で笑う。
なんかすごい楽しい。
僕とひよしさんは、車に乗り込み、海へ向かった。
ひよしさんが運転して、僕が助手席に乗っていた。
「風が気持ちいーよ」
僕は、助手席の窓を全開にしてはしゃいだ。
「空、テンションたけーじゃん」
「そりゃそうだよー。海だよ海!」
正直、今年で一番テンション高いかもしれないと自分で思った。
「そんなにはしゃいで子供だな~」
ひよしさんがハンドルを握りながらからかうように言った。
「ひよしさんだってサングラスなんかしちゃって、はしゃいでる感出てるよ」
僕はひよしさんに言い返してやった。
ハーフパンツ、半袖にサングラス姿のひよしさんは、ちょっとヤンチャな兄ちゃん風だった。夏フェスとかにいそうな感じ。
そして、なんだかんだ言って、朝からテンションが高いのはひよしさんも同じだってわかってた。
「まぁ否定はしねーよ。空と海に行けるなんて楽しみだしな」
ひよしさんは一瞬こっちを向くと、サングラスをあげてニヤッと笑った。
「素直だねー」
僕はつい嬉しくなっちゃって、ひよしさんの腹筋をつんつんしながら冷やかすように言ってみた。
「普段素直じゃない空に言われたくねーな」
ひよしさんが仕返しとばかりに片手で僕の脇腹をむにむにと揉んできた。
「ぁん…っ、や…、擽ったいよ…!」
僕はひよしさんの手から逃れる様に身体を捩った。
「助手席で暴れないで下さーい」
ひよしさんはわざと敬語で僕に言ってくる。
「真面目に運転してくださーい」
僕は言い返した。
そして2人で笑う。
なんかすごい楽しい。
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