ピーナッツバター

はる

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【過去編】永遠の夏㉘

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結局、ダンスの練習より、雑談してる時間の方が長かったかもしれない。

結城は漫画が好きらしい。

それもかなり詳しいようで、俺の世代に流行った漫画も結構知っていたが、最近の漫画を俺は知らなかったので、ジェネレーションギャップを感じてしまった。

楽しい時間というのは、本当にあっという間だ。

もしかしたら結城も同じように思っていてくれているのだろうか。

「あの、先生…」

帰りの車内、助手席から結城が声をかけてきた。

「ん?どうした?」

「この間くれたピーナッツバターのパン、すごくおいしかったです」

「お、そうか。よかった!今日も買えばよかったな」

「あの、僕、お礼にクッキー持ってきたんです」

結城は、鞄から小さな袋を取り出した。

もしかして…

手作りか!?
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