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【続編】売られる美少年
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売買契約が完了した。
男は約束の1億を何の躊躇いもなく支払うと、空を連れて高級車で足早に去っていった。
鷹取は虚ろな様子でオークション会場を去る準備をした。
すると、オークションが終わった会場から悲鳴のような声が聞こえてきた。
様子を見に行くと、オークション会場に来ていた客やスタッフ達が黒ずくめの集団に一網打尽にされていた。
「鷹取だな?」
鷹取は名を呼ばれ、振り返る。
声の主はスザクだった。
その横にはレオとユキトがいた。
「ソラはどこ?」
レオが鷹取に今にも掴みかかりそうな勢いで聞いた。
「そうか、君が空くんの恋人か。ふふ、なるほどイケメンですね。残念ですが一足遅かった。空くんは、競りの勝者に連れていかれましたよ。」
「嘘つくな!空のスマホのGPSはここを指している!」
ユキトが声を荒らげた。
「それはこれですか?」
鷹取は空のスマホを取り出して言った。
「空くんがあなたにコンタクトを取った事、あなた達がここを嗅ぎ付ける事は予想していました。じゃあ何故、このスマホを捨てるなどの対処をしなかったのかと思うでしょう。ふふ、どうでもよくなってしまったんですよ。これ程までの喪失感は初めてです。お金さえあればいいと思いましたが、1億という大金でもこの胸の穴は埋められなかった。まるで全てを失ったようです。空くんこそが私の全てになっていた。」
鷹取はピストルを取り出し、自らのこめかみに当てた。
「お、おい…!」
ユキト達の静止より前に引き金が引かれ、鷹取はその場で絶命した。
「くそ!空のてがかりが…!」
ユキトが叫ぶ。
「スザクさん、まだソラがこの近くにいるかもしれない!すぐに調べて欲しい!」
レオはスザクにすがりついた。
「既に動いている。」
そう言ったスザクも、首謀者が自殺してしまったことで手がかりを失い、内心焦りを感じていた。
「ソラ…どこにいるんだ…」
レオの悲痛なつぶやきが小さく響いた。
※※※※※※※※※※※
空を買った紳士との遠い地での監禁生活を続編②として書きたいと思っています。
男は約束の1億を何の躊躇いもなく支払うと、空を連れて高級車で足早に去っていった。
鷹取は虚ろな様子でオークション会場を去る準備をした。
すると、オークションが終わった会場から悲鳴のような声が聞こえてきた。
様子を見に行くと、オークション会場に来ていた客やスタッフ達が黒ずくめの集団に一網打尽にされていた。
「鷹取だな?」
鷹取は名を呼ばれ、振り返る。
声の主はスザクだった。
その横にはレオとユキトがいた。
「ソラはどこ?」
レオが鷹取に今にも掴みかかりそうな勢いで聞いた。
「そうか、君が空くんの恋人か。ふふ、なるほどイケメンですね。残念ですが一足遅かった。空くんは、競りの勝者に連れていかれましたよ。」
「嘘つくな!空のスマホのGPSはここを指している!」
ユキトが声を荒らげた。
「それはこれですか?」
鷹取は空のスマホを取り出して言った。
「空くんがあなたにコンタクトを取った事、あなた達がここを嗅ぎ付ける事は予想していました。じゃあ何故、このスマホを捨てるなどの対処をしなかったのかと思うでしょう。ふふ、どうでもよくなってしまったんですよ。これ程までの喪失感は初めてです。お金さえあればいいと思いましたが、1億という大金でもこの胸の穴は埋められなかった。まるで全てを失ったようです。空くんこそが私の全てになっていた。」
鷹取はピストルを取り出し、自らのこめかみに当てた。
「お、おい…!」
ユキト達の静止より前に引き金が引かれ、鷹取はその場で絶命した。
「くそ!空のてがかりが…!」
ユキトが叫ぶ。
「スザクさん、まだソラがこの近くにいるかもしれない!すぐに調べて欲しい!」
レオはスザクにすがりついた。
「既に動いている。」
そう言ったスザクも、首謀者が自殺してしまったことで手がかりを失い、内心焦りを感じていた。
「ソラ…どこにいるんだ…」
レオの悲痛なつぶやきが小さく響いた。
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空を買った紳士との遠い地での監禁生活を続編②として書きたいと思っています。
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