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一章 歪んだ生活
第九話 新たな客人
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話を終えた三人は食堂に来ていたがあまり激しい動きに慣れていなかったラルカはフシールに抱えられて飛び降りた為恐怖で泣きだしてしまった
「お姉様酷いです…」
「少し落ち着いたみたいだね。大丈夫だった?」
「ごめんね? まさかあんなに怖がるなんて思わなくって…」
怖いに決まってるじゃないですか…どれだけ高さあると…
「例え怖がらなくてもあんなスピードで回転しながら飛び降りたら酔うだろ」
「本当にお二人共身体能力おかしくないですか…?」
「単純に鍛えただけだよ。練習とかもしたしね…ミスって足折るとか日常茶飯事だったから…」
「やることないから暇なんだよな」
暇での結果か…凄いなぁ
「まぁ今はご飯にしようよ。そうだなぁ…適当にステーキとか持ってきて~」
食堂で席につくとフシールは近くに来た男にそう言った。フィロが小声で【俺と彼女にも同じモノ】とだけ言うとその男は下がって行く、その様子を見ていたラルカが話しかけた
「少し気になってたんですけどホントたま~に屋敷の中で見かける使用人の方々って…お兄様達は貴族様なんですか?」
「ラルカの思ってるような貴族では無いよ?コイツ等は俺らの玩具。奴隷って言っても良いかもだけどね…まぁフシールの気分で壊れてくけど」
玩具…私もお兄様達の玩具だし似たようなものか…
「だぁってぇ~暇なんだもん!面白い本とか無いの?」
「どうせ年中暇だろ?本なら借りてくれば良いだろうが。ていうかつまらないからって別館の奴を何人殺したんだよ?」
「この屋敷はフィロ兄のだけど私のでもあるんだよ?屋敷に属するものは私達の所有下にあるんだから好きにしたっていいでしょ」
また喧嘩…顔合わせると毎回こうだよなぁ
「限度があるって言ってんだろ?フシールも一回俺の人形になってみるか?」
「フィロ兄の洗脳なんかすぐに解けるからね?w」
また言い合いが始まったが見ていて分かったことは喧嘩の理由の殆どが基本的にフシールが暴走してそれをフィロが窘める事だった
「お二人共、食事の席でも…ですか?」
「ラルカは笑わなくなると怖いな…ホントそういう所はフシールにそっくりw」
そっくり…そっか、お姉様と。血が繋がってなくても…お二人の妹でいれてるんだ
「お兄様は逆ですよね。笑っていらっしゃるときの方が怖いです」
「あ~楽しそうに笑ってるのに目だけは一切笑ってない時とかね」
「楽しくないのに笑えって方がムズくね?」
「あっ!ていうかラルカちゃんってナイフ使える?平民の人達って使わないんだよね?」
「私は使い慣れてるので問題ないですよ」
それからも運ばれてきた食事を食べながら話していたが突如としてフィロが席を立った
「はぁ…フシール、客人が来たぞ」
「えっこんな頻繁に来るものだっけ?」
客人?というか…
「なんでわかったんですか?」
「あ~…ラルカにわかるように言うと結界…みたいなものかな?屋敷を取り囲む範囲まぁ数キロだけどね。そこに誰か人間が入り込んだら気配で分かるんだよ」
「自分を中心にしてる感じだから近くなればなるほど集中すれば正確な位置や行動とかまで把握出来るよ」
つまり…屋敷内はおろか屋敷に近づいた人が気配でわかるってこと?
「性能おかしく無いですか…?」
「それはフィロ兄だけw私はそこまで広範囲は分からないから屋敷内位が限界かなぁ」
「取り敢えずお出迎えする必要もなさそうだぜ?真っ直ぐここへ向かってる」
「なら一回来たことある人って事か。使者?それとも仇討ちとか?」
仇討ちの可能性もあるんですね。でも使者ってどこから…
「いや…二人だけだしこの気配は覚えがある」
「知り合いって事?でも連絡もなしに来るなんてね~侵入者って判断して良いんでしょ?それならそれ相応の対応しないと…」
「俺戦う気ないけど…フシール一人じゃ大怪我するんじゃねぇの」
「マジで?私がそこらの雑魚に殺られるわけ無いんだけど」
「お姉様よりも強い人達って事ですか?」
「強い人達なのは確かだよ。まぁ俺よりかは弱いけどなwほらラルカ、対応はフシールに任せて俺等は部屋にでも行こ?」
お兄様は出ないんですね。まぁ…お姉様なら平気か
「わかりました…あっ!じゃあお兄様の刀また見せてもらえますか?」
「部屋でなら良いけどラルカには持てないだろ。怪我すんなよ?」
「私ってそんなに非力に見えますか…?」
「まぁこんだけちっちゃいから」
「これから大きくなりますもん!」
「えぇ…ホントに押し付けていくの~wまぁいっか…フィロ兄があぁ言うって事はそれなりの実力者だろうし楽しめそうw屋敷に向かってるなら玄関ホールで待ってればいいかなぁ…」
早めに食事を終えて二人はフィロの自室へ向かっていった。この屋敷には殆ど物がないけれどフィロとフシールの自室には各々の武器がズラリと並んでいる
「フィロ兄様の部屋に入るの始めてですね。やっぱりいつ見ても凄い数だなぁ…」
「【コレ】を集めるのは俺の趣味だからな、でもフシールの部屋も似たようなもんだぞ?刀じゃなくて銃ってだけで…なんか余計な物も色々置きまくってるけど」
銃か…お姉様の部屋も気になるなぁ…あぁでも
「そういえば…お姉様一人で平気なんですか?」
「心配?俺の部屋は窓とかは少ないんだけど…あ~…あそこからならかろうじて音くらいは聞こえるんじゃね?」
フィロが指差したのは扉から一番遠い出窓だった
「どう?何か聞こえる?」
「微かに声と…銃声ですね」
「もう戦闘始まってんだwなら治療セットでも用意しとこうか」
治療セット?って事は…
「お姉様が怪我するんですか?」
「まぁ…あの人達が相手なら怪我するだろうな」
「あの人達って…」
「扉開けた瞬間にいきなり乱射してくるとか頭おかしいんじゃないの!?」
「事前連絡しないで来たのはお二人でしょう?折角フィロ兄から許可貰えてんだからさ~楽しもーよ!」
「フィロさんはどこに行ったんだよ…」
「取り敢えずお転婆娘にお仕置きしてから探しましょうか…」
屋敷に訪れた二人と戦闘を始めたフシール。二人が来た目的…そしてフィロ達との関係はいったい何なのだろうか?
「お姉様酷いです…」
「少し落ち着いたみたいだね。大丈夫だった?」
「ごめんね? まさかあんなに怖がるなんて思わなくって…」
怖いに決まってるじゃないですか…どれだけ高さあると…
「例え怖がらなくてもあんなスピードで回転しながら飛び降りたら酔うだろ」
「本当にお二人共身体能力おかしくないですか…?」
「単純に鍛えただけだよ。練習とかもしたしね…ミスって足折るとか日常茶飯事だったから…」
「やることないから暇なんだよな」
暇での結果か…凄いなぁ
「まぁ今はご飯にしようよ。そうだなぁ…適当にステーキとか持ってきて~」
食堂で席につくとフシールは近くに来た男にそう言った。フィロが小声で【俺と彼女にも同じモノ】とだけ言うとその男は下がって行く、その様子を見ていたラルカが話しかけた
「少し気になってたんですけどホントたま~に屋敷の中で見かける使用人の方々って…お兄様達は貴族様なんですか?」
「ラルカの思ってるような貴族では無いよ?コイツ等は俺らの玩具。奴隷って言っても良いかもだけどね…まぁフシールの気分で壊れてくけど」
玩具…私もお兄様達の玩具だし似たようなものか…
「だぁってぇ~暇なんだもん!面白い本とか無いの?」
「どうせ年中暇だろ?本なら借りてくれば良いだろうが。ていうかつまらないからって別館の奴を何人殺したんだよ?」
「この屋敷はフィロ兄のだけど私のでもあるんだよ?屋敷に属するものは私達の所有下にあるんだから好きにしたっていいでしょ」
また喧嘩…顔合わせると毎回こうだよなぁ
「限度があるって言ってんだろ?フシールも一回俺の人形になってみるか?」
「フィロ兄の洗脳なんかすぐに解けるからね?w」
また言い合いが始まったが見ていて分かったことは喧嘩の理由の殆どが基本的にフシールが暴走してそれをフィロが窘める事だった
「お二人共、食事の席でも…ですか?」
「ラルカは笑わなくなると怖いな…ホントそういう所はフシールにそっくりw」
そっくり…そっか、お姉様と。血が繋がってなくても…お二人の妹でいれてるんだ
「お兄様は逆ですよね。笑っていらっしゃるときの方が怖いです」
「あ~楽しそうに笑ってるのに目だけは一切笑ってない時とかね」
「楽しくないのに笑えって方がムズくね?」
「あっ!ていうかラルカちゃんってナイフ使える?平民の人達って使わないんだよね?」
「私は使い慣れてるので問題ないですよ」
それからも運ばれてきた食事を食べながら話していたが突如としてフィロが席を立った
「はぁ…フシール、客人が来たぞ」
「えっこんな頻繁に来るものだっけ?」
客人?というか…
「なんでわかったんですか?」
「あ~…ラルカにわかるように言うと結界…みたいなものかな?屋敷を取り囲む範囲まぁ数キロだけどね。そこに誰か人間が入り込んだら気配で分かるんだよ」
「自分を中心にしてる感じだから近くなればなるほど集中すれば正確な位置や行動とかまで把握出来るよ」
つまり…屋敷内はおろか屋敷に近づいた人が気配でわかるってこと?
「性能おかしく無いですか…?」
「それはフィロ兄だけw私はそこまで広範囲は分からないから屋敷内位が限界かなぁ」
「取り敢えずお出迎えする必要もなさそうだぜ?真っ直ぐここへ向かってる」
「なら一回来たことある人って事か。使者?それとも仇討ちとか?」
仇討ちの可能性もあるんですね。でも使者ってどこから…
「いや…二人だけだしこの気配は覚えがある」
「知り合いって事?でも連絡もなしに来るなんてね~侵入者って判断して良いんでしょ?それならそれ相応の対応しないと…」
「俺戦う気ないけど…フシール一人じゃ大怪我するんじゃねぇの」
「マジで?私がそこらの雑魚に殺られるわけ無いんだけど」
「お姉様よりも強い人達って事ですか?」
「強い人達なのは確かだよ。まぁ俺よりかは弱いけどなwほらラルカ、対応はフシールに任せて俺等は部屋にでも行こ?」
お兄様は出ないんですね。まぁ…お姉様なら平気か
「わかりました…あっ!じゃあお兄様の刀また見せてもらえますか?」
「部屋でなら良いけどラルカには持てないだろ。怪我すんなよ?」
「私ってそんなに非力に見えますか…?」
「まぁこんだけちっちゃいから」
「これから大きくなりますもん!」
「えぇ…ホントに押し付けていくの~wまぁいっか…フィロ兄があぁ言うって事はそれなりの実力者だろうし楽しめそうw屋敷に向かってるなら玄関ホールで待ってればいいかなぁ…」
早めに食事を終えて二人はフィロの自室へ向かっていった。この屋敷には殆ど物がないけれどフィロとフシールの自室には各々の武器がズラリと並んでいる
「フィロ兄様の部屋に入るの始めてですね。やっぱりいつ見ても凄い数だなぁ…」
「【コレ】を集めるのは俺の趣味だからな、でもフシールの部屋も似たようなもんだぞ?刀じゃなくて銃ってだけで…なんか余計な物も色々置きまくってるけど」
銃か…お姉様の部屋も気になるなぁ…あぁでも
「そういえば…お姉様一人で平気なんですか?」
「心配?俺の部屋は窓とかは少ないんだけど…あ~…あそこからならかろうじて音くらいは聞こえるんじゃね?」
フィロが指差したのは扉から一番遠い出窓だった
「どう?何か聞こえる?」
「微かに声と…銃声ですね」
「もう戦闘始まってんだwなら治療セットでも用意しとこうか」
治療セット?って事は…
「お姉様が怪我するんですか?」
「まぁ…あの人達が相手なら怪我するだろうな」
「あの人達って…」
「扉開けた瞬間にいきなり乱射してくるとか頭おかしいんじゃないの!?」
「事前連絡しないで来たのはお二人でしょう?折角フィロ兄から許可貰えてんだからさ~楽しもーよ!」
「フィロさんはどこに行ったんだよ…」
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