面倒くさがり屋の俺が、異世界に貴族として転生しました!〜兄が神な男〜

御隠居村長

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3、チート選びは、難しい!

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 そして、兄貴が、タブレット(?)を持ってきた。

「この中から、一つ選べ。一つだけだ。」

 一つ……。

「二つくらいよくね?」

「それは、だめだ。今から、与えるのは、[スペシャルスキル]というもの。普通の人は、一つも与えられない。でも、お前は、既に一つ持っている。だから、だめなんだ。世界の均等が崩れる。」

 一つ、持っている?
 そんなのあったっけ?

「俺、一つ持っていたっけ? [スペシャルスキル]って、奴。」

「あれだよ! [魔力完全コピー]」

 なるほど……。 魔力完全コピーは、スペシャルスキルなんだな。

「スペシャルスキルは、途中から習得することが、できない。それにステータス表にも、表示される。これが、普通の技(スキル)と大きく違う点だな。」

 ステータス表?! そんなのあるんだな……。

「で、速く選んで!」

「分かったよ。兄貴。」



そして、しばらく見て……。


「ねえねえ、兄貴。」

「なんだ?」

「テイマースキルとか、ないんだね? 魔物とかと契約する奴。」

「あー。それは、魔術であるからな。スペシャルスキルにする必要がない。」

 なるほど……。

「で、決めたか?」

「うーん。迷っているんだよねぇ。」

「迷っているなら、保留にしても、いいよ。」

 え?!

「保留???」

「うん。保留。5歳になったら、教会に行くことになる。そこで、加護をもらうんだ。加護を一つも、もらえない可能性は、十分あるんだけどな。」

「なるほど。そこで、また神と会えるということね!」

「まあ、そういうことだ。どうする、保留にするか?」

 まあ、確かに無理に今決める必要は、ないのかもしれない。

「なら、保留にするよ。」

「分かった。保留ね。ところで、どんな家に転生したい?」

 うーん。どうしようか。

「オススメは、なにかあるの? 兄貴。」

「まあ、貴族だな。それにもっといえば、上級貴族だな。下級貴族だと、貧乏な可能性がある。王族だと、かなり、面倒だ。まあ、平民は、論外だ。」

「それって、かなりしぼられていない? あとさあ、上級貴族の子息って、十分面倒臭そうじゃない?」

「まあ、そうだな。だから、上級貴族の三男より下をオススメするな。」

「なるほど、、、長男は、後継ぎだから、論外。次男は、後継ぎの予備だから、めちゃくちゃ面倒。だから、三男より下ということ?」

「まあ、そういうことだ。ふーむ。」

 なんか、兄貴が考えている。

「決めた! 辺境伯の四男に転生させよう! 最後になんか、質問あるか?」

「一つだけ。魔力完全コピーは、どうやって使うの?」

「あー。確かに、説明していなかったな。相手の手を握って、「コピー」と言葉に出すんだ。」

 なるほど……。
 そのスキル使うの意外とハードル高そうだな。「コピー」と、手を握りながら言うって……。
 普通に恥ずかしそうだ。


「質問が、あったら、教会であったときに聞いてやろう! あ、ちなみに5歳に転生させるから、転生したらけっこうすぐに俺と会うと思うよ! じゃあ、頑張って!」

「うん。兄貴も頑張れよ! じゃあね!」
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