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天からの使い
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家に帰ってすぐに航平がチェーンをつけて満足している所に那智が腹が減ったとやって来て、出かけてたのか?と航平のズボンのチェーンを見る。
「このカード!金額おかしいだろ?」
といきなり言う航平に「足りなかったか?」とさらりとかわす那智。
このまま暫くは言い合いが続くだろうと、栞の部屋に行き、紙袋を渡す。
「なぁに?」
「買い物行けたから。後お団子も買ってきて、お爺ちゃんの家にも寄ってきたよ。すごい荷物が届いてた」
「そろそろ母様も帰って手伝ってあげないと……父様一人じゃ大変だわ」
「はいはい。明日には私も帰りますよ。ね、侑弥君」
「お婆ちゃんも侑弥にメロメロだね」
「あっという間に大きくなるから、赤ちゃんの時期はすぐに終わっちゃって寂しいのよ?」
「でも大変だよ?」
「それがね、この子あんまり泣かないの。のんびりしてる所は冬弥様譲りかしら」
「そうかもね。もう目は見えてるのかな?」
「多分見えてると思うわよ?人の子よりは早いから」
「僕の顔覚えてるかなぁ?」
「毎日会うのよ?お兄ちゃんだって分かるわ」
「へへっ。あ、紙袋見て」
何かしら?と袋から出した第一声は「可愛い」だった。
「いつも付けてたから。いきなりこっちに来たから持ってきてないのかなって思って……」
袋から出したヘアーバンドは薄い桃色と濃紺の二色。たまに、長い髪を横で三つ編みにしているのは知っていたが、気に入ってるからと毎日つけていたので、あると便利かなと思って街で買ってきたが、喜んでもらえてよかった。
「桃色のには桜の小花が付いてるのね。大切にするわね」
「あ、僕、侑弥におもちゃ買ってくるの忘れちゃった」
「もうすっかりお兄ちゃんね。まだ寝てるだけだから、動くようになったらおもちゃもいるわよね。一緒に選んでね?」
「うん!」
その後、オムツ替えなどを手伝ってからまた明日ねと広間に行き、寝ている人たちを起こす。
「ねー!ジイジ起きてよー」と服をひっぱり、少し前まで起きてたのになんで寝てるの?と文句を言いながら、秋彪や玲達を合流した那智と航平とで起こしていく。
「親父、さっさと起きろ!」
「那智ちゃん、もうちょっと……」
「アホか!置いてくぞ?」
なにを思ったか、その一言でバッと起きて周りをキョロキョロと見渡したあと、ホットしているので、どこかに行くのかと那智に聞くと、「出産の祝に社に行くんだ。産まれてから二三日で加護を受けに行くが、受けたものは健康などを祈願してくる慣わしになって……って寝るなバカ親父!」
他の人たちはみんな水と言ってのそのそと顔を洗いに出ていき、祖父もやっと重い腰を上げてみんなの後に続く。
「親父は寝るとなかなか起きないからな……面倒くさい」
「那智さん、僕達も行っていいの?」
「勿論だ。この家は風の一族が守ってくれるし、俺たちに加えて御館様や大奥様が居たら怖いもんはないな」
「お婆ちゃんの一言ってみんな聞くよね?」
「あー、そうか。お前はまだ見たことなかったな……絶対に怒らせるなよ?怒ったらもう……」
「私がなんですって?」
「い、いえ、なんでも……」
「お婆ちゃん、お団子あとで食べようね」
「ええ、もちろんですとも。それよりも、那智」
「はい」
「航平ちゃんの事なんだけれど」
「何か……」
「たまにさみしそうな顔をしてるのが気になってねぇ」
「それは気づいてましたけど、聞いてもいいものかと迷ってまして……」
「本人が解決するのがいいんだけど、親になったんだからあなたもしっかりしないと」
「はい、気をつけます」
「このカード!金額おかしいだろ?」
といきなり言う航平に「足りなかったか?」とさらりとかわす那智。
このまま暫くは言い合いが続くだろうと、栞の部屋に行き、紙袋を渡す。
「なぁに?」
「買い物行けたから。後お団子も買ってきて、お爺ちゃんの家にも寄ってきたよ。すごい荷物が届いてた」
「そろそろ母様も帰って手伝ってあげないと……父様一人じゃ大変だわ」
「はいはい。明日には私も帰りますよ。ね、侑弥君」
「お婆ちゃんも侑弥にメロメロだね」
「あっという間に大きくなるから、赤ちゃんの時期はすぐに終わっちゃって寂しいのよ?」
「でも大変だよ?」
「それがね、この子あんまり泣かないの。のんびりしてる所は冬弥様譲りかしら」
「そうかもね。もう目は見えてるのかな?」
「多分見えてると思うわよ?人の子よりは早いから」
「僕の顔覚えてるかなぁ?」
「毎日会うのよ?お兄ちゃんだって分かるわ」
「へへっ。あ、紙袋見て」
何かしら?と袋から出した第一声は「可愛い」だった。
「いつも付けてたから。いきなりこっちに来たから持ってきてないのかなって思って……」
袋から出したヘアーバンドは薄い桃色と濃紺の二色。たまに、長い髪を横で三つ編みにしているのは知っていたが、気に入ってるからと毎日つけていたので、あると便利かなと思って街で買ってきたが、喜んでもらえてよかった。
「桃色のには桜の小花が付いてるのね。大切にするわね」
「あ、僕、侑弥におもちゃ買ってくるの忘れちゃった」
「もうすっかりお兄ちゃんね。まだ寝てるだけだから、動くようになったらおもちゃもいるわよね。一緒に選んでね?」
「うん!」
その後、オムツ替えなどを手伝ってからまた明日ねと広間に行き、寝ている人たちを起こす。
「ねー!ジイジ起きてよー」と服をひっぱり、少し前まで起きてたのになんで寝てるの?と文句を言いながら、秋彪や玲達を合流した那智と航平とで起こしていく。
「親父、さっさと起きろ!」
「那智ちゃん、もうちょっと……」
「アホか!置いてくぞ?」
なにを思ったか、その一言でバッと起きて周りをキョロキョロと見渡したあと、ホットしているので、どこかに行くのかと那智に聞くと、「出産の祝に社に行くんだ。産まれてから二三日で加護を受けに行くが、受けたものは健康などを祈願してくる慣わしになって……って寝るなバカ親父!」
他の人たちはみんな水と言ってのそのそと顔を洗いに出ていき、祖父もやっと重い腰を上げてみんなの後に続く。
「親父は寝るとなかなか起きないからな……面倒くさい」
「那智さん、僕達も行っていいの?」
「勿論だ。この家は風の一族が守ってくれるし、俺たちに加えて御館様や大奥様が居たら怖いもんはないな」
「お婆ちゃんの一言ってみんな聞くよね?」
「あー、そうか。お前はまだ見たことなかったな……絶対に怒らせるなよ?怒ったらもう……」
「私がなんですって?」
「い、いえ、なんでも……」
「お婆ちゃん、お団子あとで食べようね」
「ええ、もちろんですとも。それよりも、那智」
「はい」
「航平ちゃんの事なんだけれど」
「何か……」
「たまにさみしそうな顔をしてるのが気になってねぇ」
「それは気づいてましたけど、聞いてもいいものかと迷ってまして……」
「本人が解決するのがいいんだけど、親になったんだからあなたもしっかりしないと」
「はい、気をつけます」
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