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調べ物とペンダント
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玄関で探していたら、ちょうど下宿から冬弥が帰って来たので何か箱がないかを聞く。
「箱ですか?木の箱でもいいのならありますけど」
それでいいからと言って冬弥に持ってきてもらうと、文庫本を上下三冊ずつ置いたぐらいの大きさで、檜の木の箱だと言われた。
「お酒が入ってた箱なんですけど、この大きさなら金達も持ち運びできるでしょう?」
「あのピリピリと言うのはどうする?」
「檪……」
「あぁ、申し訳ない。主の父に対しての言葉ではなかった」
「構いません。雪翔と同じように接してください。家の一族に対してはそれでいいです。で、何ですか?ピリピリって」
金達の話をして、この木の箱に入れても持てなかったらどうしようと言っていると、「そんなの術とかで何とかすればいいんじゃないの?」と後ろから声をかけられた。
「航平ちゃん、いつからいたの?」
「那智さんが下駄箱漁ってる時。滅多に這いつくばる姿って見れないから面白くって」
「航平!」
「まあ、航平の言うことも最もなのでいいじゃありませんか。みんな揃いましたから始めます?」
チッと舌打ちしていたが、早くしろとリビングのソファまで行き、ムスッと座っているので、祖父母も昔から変わらないと言って今からどうするのかとテーブルの椅子に座る。
「雪翔と紫狐、四郎と私で上がります。どのくらい時間がかかるかはわかりませんので、水だけ持っていきますが、皆さんはこの箱でも持って待っていてください」
「それだけ?」
「ええ、オセロゲームとかあるので、三郎と周太郎と遊んでいてください。航平に任せますから」
「将棋はないのか?」
「テレビの横にありますよ?ちゃんと片付けてくださいね?」
「なら、儂は檪と将棋でもするかの」
「うむ、できぬ訳では無いから良いのだが、離れてもいいものか……」
「雪翔との気は繋がってると思うので、大丈夫でしょう」
「車椅子持ってくの?」
「いえ、四郎がおんぶしますから。中では座る場所もあるので大丈夫ですよ?」
「おんぶって……」
おんぶは嫌だったが、車椅子を持っていかないとなると四郎に甘えるしかなく、背中におぶさると、すぐにいつものように景色が変わる。
屋根裏部屋と言うより、蔵の一角のような作りとなっており、箱に入ったものがほとんどだったが、壁には壺や巻物、刀等が所狭しと飾られており、かなり古いものというのだけは分かる。
「凄い……家の上にこんなのあったなんて」
「栞さんも知ってますよ。ただ、私のコレクションでもありますから、管理は私がしてます」
「これ全部?」
「ここにあるのは一部です。千年以上前から集めてますからねぇ。残りは浮遊城に移しました。あそこも私の許可がないと誰も入れませんから」
「でも、蔵とかなかったよ?」
「家の中にあります。今度見ます?」
「うん、見たい」
「ここで見つかればいいんですけどねぇ」
「見つからなかったら?」
「浮遊城に行かないといけません」
「行きたいけど、ここで見つかる方がいいんだよね?」
「そうですが、なにか分かります?」
「ぜーんぜん!この本や巻物が積んであるところから見つけるんでしょ?」
「箱ですか?木の箱でもいいのならありますけど」
それでいいからと言って冬弥に持ってきてもらうと、文庫本を上下三冊ずつ置いたぐらいの大きさで、檜の木の箱だと言われた。
「お酒が入ってた箱なんですけど、この大きさなら金達も持ち運びできるでしょう?」
「あのピリピリと言うのはどうする?」
「檪……」
「あぁ、申し訳ない。主の父に対しての言葉ではなかった」
「構いません。雪翔と同じように接してください。家の一族に対してはそれでいいです。で、何ですか?ピリピリって」
金達の話をして、この木の箱に入れても持てなかったらどうしようと言っていると、「そんなの術とかで何とかすればいいんじゃないの?」と後ろから声をかけられた。
「航平ちゃん、いつからいたの?」
「那智さんが下駄箱漁ってる時。滅多に這いつくばる姿って見れないから面白くって」
「航平!」
「まあ、航平の言うことも最もなのでいいじゃありませんか。みんな揃いましたから始めます?」
チッと舌打ちしていたが、早くしろとリビングのソファまで行き、ムスッと座っているので、祖父母も昔から変わらないと言って今からどうするのかとテーブルの椅子に座る。
「雪翔と紫狐、四郎と私で上がります。どのくらい時間がかかるかはわかりませんので、水だけ持っていきますが、皆さんはこの箱でも持って待っていてください」
「それだけ?」
「ええ、オセロゲームとかあるので、三郎と周太郎と遊んでいてください。航平に任せますから」
「将棋はないのか?」
「テレビの横にありますよ?ちゃんと片付けてくださいね?」
「なら、儂は檪と将棋でもするかの」
「うむ、できぬ訳では無いから良いのだが、離れてもいいものか……」
「雪翔との気は繋がってると思うので、大丈夫でしょう」
「車椅子持ってくの?」
「いえ、四郎がおんぶしますから。中では座る場所もあるので大丈夫ですよ?」
「おんぶって……」
おんぶは嫌だったが、車椅子を持っていかないとなると四郎に甘えるしかなく、背中におぶさると、すぐにいつものように景色が変わる。
屋根裏部屋と言うより、蔵の一角のような作りとなっており、箱に入ったものがほとんどだったが、壁には壺や巻物、刀等が所狭しと飾られており、かなり古いものというのだけは分かる。
「凄い……家の上にこんなのあったなんて」
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「これ全部?」
「ここにあるのは一部です。千年以上前から集めてますからねぇ。残りは浮遊城に移しました。あそこも私の許可がないと誰も入れませんから」
「でも、蔵とかなかったよ?」
「家の中にあります。今度見ます?」
「うん、見たい」
「ここで見つかればいいんですけどねぇ」
「見つからなかったら?」
「浮遊城に行かないといけません」
「行きたいけど、ここで見つかる方がいいんだよね?」
「そうですが、なにか分かります?」
「ぜーんぜん!この本や巻物が積んであるところから見つけるんでしょ?」
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